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31話:新年と仕事始め

新年を迎えた数日後。

街の賑わいも少しずつ落ち着き、日常が戻り始めていた。


俺もそろそろ仕事始め。

そして、しおりも同じく仕事が始まるらしい。


「はじめ、今日から仕事?」

「そうだな。しおりも?」

「うん。お正月気分も終わりって感じ」


電話越しに少しだけ名残惜しそうな声が聞こえる。

俺も同じ気持ちだった。


「仕事、頑張ろうな」

「うん!お互いにね」


昼休みにスマホを見ると、しおりからメッセージが届いていた。


『今年最初のアフレコ終わったよ!』


すぐに返信する。


『お疲れ!今年も頑張れそう?』


『うん!でも、ちょっと久しぶりだから緊張したかも』


しおりの仕事のことはあまり詳しくないけど、

声優という仕事は、想像以上に大変なのだろう。


「今年も応援してるから」

そう送ると、少し間を置いて返信が来た。


『ありがとう、はじめ』


名前を呼ばれたことが、なんとなく嬉しかった。


仕事終わり、帰宅するとスマホが鳴った。

しおりからの電話だった。


「今日、どんな仕事だったんだ?」

「アニメのアフレコと、ナレーションの収録もあったよ」

「結構忙しかったんだな」

「うん。でも、やっぱり楽しい!」


電話越しに、しおりの楽しそうな声が聞こえる。

好きなことを仕事にしているって、本当にすごいことだと思う。


「そういえばさ、今年の抱負とか決めた?」

「んー…もっと演技の幅を広げること、かな?」

「かっこいいな」

「ふふ、はじめは?」

「…しおりのこと、ちゃんと支えられるようになること」


言ってから、ちょっと恥ずかしくなった。


「…ふふ、ありがとう。じゃあ、私もはじめを支えられるように頑張る!」


電話の向こうで、しおりが笑う。

こうして何気なく話しているだけなのに、幸せだと思えた。

今回投稿したのは少し前の回でミスして投稿したものです。

今回掲載予定でした。

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