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28話:クリスマス前夜

12月の寒空の下、街はすっかりクリスマス一色に染まっていた。

イルミネーションが煌めき、あちこちでクリスマスマーケットが開かれている。

どこもかしこも、華やかな雰囲気に包まれていて、私はしおりさんと一緒に歩くその瞬間が、とても特別に感じた。


「すごいね、街がこんなにきらきらしてる」


しおりさんが目を輝かせながら、イルミネーションを見上げて言った。その姿がとても可愛らしくて、思わず微笑んでしまう。


「ほんとだね。こんなに素敵な街、初めて見た気がする」


私はしおりさんの手をそっと握った。今まで以上に二人の距離が近く感じるのは、やっぱり付き合い始めたからだろうか。


「はじめは、クリスマスの予定あるの?」


しおりさんがふと聞いてきた。少し照れくさい笑顔を浮かべている。


「えっと、特に決めてなかったけど…しおりと一緒に過ごせるなら、嬉しいな」


しおりさんはちょっと驚いた顔をした後、すぐににっこりと笑った。


「じゃあ、私も一緒に過ごしたいな」


その言葉に、嬉しさがこみ上げてきた。付き合い始めて初めてのクリスマスだ。そんな特別な日に、彼女と一緒に過ごせるなんて、考えただけで胸が高鳴った。


「本当に?」


「うん、一緒に過ごそう」


しおりさんはゆっくりと、私の手を握り返してくれた。その温かさが、ますます心を温かくしてくれた。

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