表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/42

25話:告白

ここからバッドエンドに持ち込むことも可能ですが展開が糞になりそうなので辞めておきます。

映画が終わり、映画館を出ると、イルミネーションの光が街を包んでいた。冬の冷たい空気が心地よく、イルミネーションの明かりがその冷たさを和らげているようだった。


しおりさんと一緒に歩きながら、今夜がとても特別なことを実感していた。映画の中でしおりさんの声を聞いて、改めて彼女の魅力に引き込まれ、映画館の外で感じる静かな空気の中で、心が温かくなるのを感じた。


「今日は本当に楽しかったね」


しおりさんが軽く肩をすくめながら、そう言った。頬が少し赤くなっていて、なんだか可愛らしい。


「僕も楽しかった。しおりの声、やっぱり最高だよ」


そう言いながら、思わず微笑んでしまった。


しおりさんは少し照れくさそうに笑って、「ありがとう」と答えてくれた。しばらく二人で歩いていたが、その時、ふとしおりさんが立ち止まり、俺の方を見て言った。


「ねえ、はじめくん。私、映画を観ていて、すごく思ったんだ」


「思ったこと?」


しおりさんは少し顔を赤らめながら、真剣な表情で言った。


「私、はじめくんと一緒にいると、すごく幸せなんだ。映画を観ているときも、ずっと一緒にいる時間がとても大切だなって感じた」


その言葉に、胸が締め付けられるような気持ちが湧いてきた。俺も同じ気持ちだった。


「しおりさん、僕もだよ。ずっと一緒にいたいって思ってる」


しおりさんは少し驚いたように目を大きくして、そしてやさしく笑った。


「ほんとうに?」


「うん、本当に。だから、もしよければ、これからもずっと一緒にいてほしい。僕、しおりのことが大好きだよ」


しおりさんはしばらく黙っていたが、やがてゆっくりと口を開いた。


「私も、はじめくんのことが好きだよ」


その言葉が耳に届いた瞬間、胸の中に温かい気持ちが広がった。しおりさんがこんなにも素直に気持ちを伝えてくれることが、心から嬉しかった。


「本当に?」


「うん、だから、これからも一緒にたくさんの時間を過ごしたい。春になったら、一緒にもっといろんなところに行きたいな」


その言葉を聞いて、さらに嬉しさが込み上げてきた。


「ありがとう、しおり。僕も、君と一緒に色んなところに行って、もっとたくさんの思い出を作りたい」


その時、しおりさんがにっこりと笑って、手をそっと差し出してきた。


「じゃあ、これからもよろしくね」


その手をしっかりと握り返すと、しおりさんの笑顔がさらに輝いて見えた。


「うん、よろしくね」


その後、二人は手をつないだまま、イルミネーションの下を歩き続けた。冬の冷たい空気の中で、心は温かく、未来へと続く道が見えてきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ