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5話

「いやー、西郷さん、さようならー」


「ん?坂本龍馬が西郷さんって言ったってことは、西郷隆盛!?握手してもらおう!西郷さん!」


「ん、君は確か1万円札の顔の山中頼普さん」


「写真撮られたくないんですよね確か、西郷さんは。」


「確かに私は西郷隆盛だが、写真に写らない系の人間なんで写真は撮れないと思うぜ」


「ん、写真に写らない?撮ってみていいですか?」


撮ってもいいそうなので、

西郷隆盛を写真で撮ってみた。

服すらなにも写らなかった。


「西郷さんって、妖怪か幽霊かなにかなんですか?」


「いいや、人間だよ。写真に写らない系の」


「へー、なるほどー」


西郷さんは写真に写らないのでした。



頼普が皇居の近くに行くと、ペリー卑弥呼天皇がいた。

ペリー卑弥呼天皇は女性です。


「む、徳川家定?!」


「ひひ、ペリー卑弥呼天皇!今日がお前の命日だ!!」


「ペリー卑弥呼天皇には手出しさせません」


「お前はペリー卑弥呼天皇の側近、ユルモミアゲ・ちょんまげ!!」

黒髪ショートヘアのスーツ女、ユルモミアゲ・ちょんまげ。


ユルモミアゲ・ちょんまげと徳川家定が激しく戦う。


それをやはりポップコーンを食べながら観戦してしまう頼普。


しかし、戦いが終わる前に逃げないと今度は俺がターゲットになるなと思った頼普は2人の戦いの途中で逃げました。


そして、ドローンで録画して、自宅で観戦する頼普。


ユルモミアゲ・ちょんまげがギリギリ敗北した。


しかし、ペリー卑弥呼天皇が徳川家定を吹っ飛ばした。


徳川家定は頼普の自宅前に墜落した。


「いてて、ん、ここは、山中会長邸!?ふっふっふ!放火しよう!!」


ガソリンをばら撒いて火をつけた。


「大変だー!山中心会長の家が火事だー!!」



「私は火の妖精!!火は消す!!」


火の妖精が火を消した。


山中邸には、執事が8人メイドが8人妖精が8人いる。


「私は乗っ取りの妖精!徳川家定の身体を乗っ取る!」


「くっ、私の身体を乗っ取る気か!!そんなことはできないぞ!カス妖精が!」


「くっ、自我が強すぎて1割しか乗っ取れない!!まあいいや!1割乗っ取ったぞー!」


「あらま、乗っ取りの妖精ちゃんは乗っ取りはじめたら気が済むまで帰ってこないのよねー。またねー、乗っ取りの妖精ちゃん!」

と頼普の母が言う。


1割乗っ取ったってどういうことなのか。


よく分からないが、1割を乗っ取られてる徳川家定。


「くっ、鬱陶しいぞ、乗っ取りの妖精!私から離れろ!」


「嫌だねー。人の家放火するような奴の言うことは聞きませーん!」



「おい、徳川家定だな!逮捕する!」


「川路利良と斎藤一とパッヘルベル!!ははははは!いいだろう!ぶっ倒して封印してやる!」


「刀剣直撃波!!!」


「ぐわぁああー!?」


斎藤一の攻撃で吹っ飛ぶ徳川家定。


「音楽兵器カノン!発射!」


「ぐわぁああー!!」


さらに吹っ飛ぶ徳川家定。


「川路利良の斬撃をくらえー!」


「それは効かない。」


「なんで効かないんだよ!ぐわぁああー!!」


川路利良は徳川家定に吹っ飛ばされた。


「川路利良警視総監!!どこまで飛ばされたの!?」

川路を探しにいった斎藤一。



「カノン!連射!!」


「何度もくらうか!!ぐわぁああー!!」


何度もくらった徳川家定だった。


その様子をポップコーンを食べながら自宅でドローンの映像で見ている頼普。


「ドローン便利だなー今度からドローンで戦いを眺めてポップコーン食べるか。」

と思う頼普。


しかし、散歩したくなるひきニート。


散歩するのだ。


「ん?後ろに気配が…」


後ろを振り向くと、よんぱにがいて、口にキスしてしまった。


「わー!?またキスされた!この変態!?ストーカー!」


「ストーカーはあんただろ!?なんで後ろにいたんだよ!近すぎるだろ!!近すぎて口に当たったんだよ。


「きー!!警察に言ってやる!!」


「なんでだよ!俺はストーカーじゃない!キスしたのもわざとじゃない!!」


「ふん、分かったわ!許してあげるから今後絶対私の前に現れないで!」


「どちらかというとあんたが勝手に俺の目の前に現れるんだろ!俺はよんぱにさんの目の前に現れようとなんかしてない!で、関係ないんだけど、よんぱにって変わった名前だよね。どんな漢字なの?」


「この変態!!私の名前の漢字を知ろうとするなんて私の隅々まで知りたい変態って言ってるようなものじゃない!」


「なんで名前の漢字聞いただけでそうなるんだよ!それならもう漢字教えなくていいよ!」


「うん、教えないわよ!変態!じゃあ!」

よんぱには飛び去った。


「俺は変態じゃない!」


「はい、頼普様は変態ではありません!」

と執事は言う。


「おう、変態じゃないさ!ん?あのメイドかわいくて巨乳じゃないか!性処理とか頼みたい!」


「訂正、やはり変態でした…」


「はっ!違う!今のはなしだ!俺は決して変態じゃない!」


「はぁ、そうですか…」


「ああ、そうだ!!変態じゃない!!」


「んー、信じましょう!」


「よーし!!外に散歩しに行こう!」



散歩する頼普。


「いやー女は最高だぜ!」


うん、分かる。いや、分かりません!

と思った頼普。


「あれは、初代内閣総理大臣の伊藤博文さんですよ」


「え?女は最高だぜって言ったおっさんが?」


「む?そこにいるのは山中会長の息子頼普くん。私が女の口説き方の極意を教えてやろうか?」


「よく分からないけど、聞きましょう!はっ!聞きません!俺は女好きじゃない!」


「はっはっは!女が好きではない男なんて存在しません!さあ、女好きの世界へ行きましょう!」


よくわかんないけど逃げた頼普だった。


「ふー、なんか逃げてしまった。まあいいか。ラーメン屋にでも行くか」


ラーメンが好きな頼普。


ラーメン屋へ。


ラーメンを食べる食べる。



「あ、あのお方は、ラーメン神様!」

と店長が言う。


「ん?ラーメン神様って何?」

と頼普は思って言う。


ラーメン店に5つ星をつける。星型のサングラスと派手な色した服を着た白いあごひげはやす じいさん。

ラーメン神が来た店は必ず繁盛する。


「ここのラーメンが美味しいと入る前に分かるのじゃ。なぜだか分かるか?ワシがラーメン神だからだ!」


よく分かんないけど確かにここのラーメンは美味しかった。

ラーメン屋を出る頼普。


「ふふふ、山中頼普だな。ワシが何者か分かるか?」


「太陽神ですか?」


ハチマキ巻いてハチマキに太陽神って書いてる。


「そう、ワシは太陽神!太陽を作った神じゃ!ワシが死ねば太陽は滅び、その影響で地球も滅ぶ!だから、ワシを殺してはならんぞ!」


「ははは、面白そうだな!一度殺してみよう!」


「むむ、徳川家定!逃げる!!」


太陽神は逃げ去った。


「ふっ、逃げられたか。しかし、頼普。お前を人質にできるならそれでいい!」


「げ、また、人質にしようとされる…」


「ふっ、安心してください頼普様。私は執事の中で一番強い護衛執事。徳川家定なんて敵ではない!!」


徳川家定と10分間戦った執事。


「んー、これは決着がつかない!頼普様を連れて逃げる!」


執事は頼普をお姫様抱っこして、全力で走って逃げた。


自宅に到着。徳川家定は来てない。


「いやー執事、強かったんだね。」


「当然です。頼普様をお守りしないといけませんから。しかし、家定と互角でした。まだまだ未熟で弱いですね私。もっと強くなるよう頑張ります!」


筋トレや修行する執事だった。



また散歩する頼普とついてくる執事。


「いたっ!?」


「あ、すみません!?ぶつかってしまって……あ、あなたは」


「うふん、桂小五郎くんじゃない。私は岩倉具視よ、うふん!」


「トモミという名前が女の子っぽいせいでおかまになってしまった岩倉具視さん!」


「おっ、執事、今度は桂小五郎と岩倉具視だ。」


「本当ですねー」


「それにしても桂小五郎くん、いい男ね。キスしたいわぁ!」


「ひえっ!?逃げる!!」


「あら、シャイなのね!」


桂小五郎は走る。


走った先に徳川家定。


「おお、木戸孝允じゃないか!!お前、幕府に命を狙われて、倒幕しようとしてるんだろう!!私と一緒に倒幕しないか!!」


「あんたは倒幕じゃなくて国家転覆させたいんだろ!あんたとは手を組まねえよ!」


「ははは!ならいいさ。倒幕してくれたら、私も得するから、お前とは戦わないでおいてやる!」


「知らん!逃げる!」


逃げる桂小五郎だった。



「岩倉具視おかまだったねー執事」


「本当ですねー」


喫茶店でミックスジュースを飲む執事と頼普。



「ん?なんか変なハチマキしてる人いるなー。国家転覆?」

と頼普は言う。

外に出てそいつについていく。


ハチマキに国家転覆とか書いてるのをつけてる人がいる。


「ふはははは!」


「あ、あれは、吉田松陰!!頭のおかしい吉田松陰!!

桂小五郎、伊藤博文、高杉晋作、そして、頭のおかしい徳川家定の先生になっていた頭のおかしい人!」

と勝海舟が言う。


「ふはははは!国家転覆じゃー!倒幕じゃー!尊王攘夷じゃー!!お!そこにいるのは桂小五郎!!おーい!」


「げっ、頭のおかしい吉田松陰先生!?逃げなくては!」


桂小五郎は逃げていった。


「あー、なんで逃げるの?あっ、伊藤博文!おーい!!」


「げ、頭のおかしい吉田松陰先生!?女の家に逃げなくては!」


伊藤博文は逃げていった。



「あー!!高杉晋作!おーい!!」


「げげ、頭のおかしい吉田先生!!逃げよう!」


高杉晋作も逃げた。


「おーい、高杉晋作!!奇兵隊を使って倒幕とか尊王攘夷とか国家転覆しようぜー!!」


「吉田松陰先生は、尊王攘夷の意味を分かってるんですよね?!」


「え、天皇を滅ぼして、外国を滅ぼそうって考えでしょ?」


「違ーう!尊王攘夷なら天皇は滅ぼしちゃダメー!!」


「いいじゃねえか!なにもかもこの世をひっくり返そうぜ!!なあ、奇兵隊を使って一緒にさ!」


「ぎゃー!頭おかしい!逃げろー!」

高杉晋作は逃げた。



「むむ、徳川家定じゃないか!一緒に国家転覆とかするか!」


「いいですねー!吉田松陰先生!いざ、国家転覆だー!!」


頭のおかしい2人が手を組んだ。



「なんかやばい2人が手を組んだみたいだね、執事」


「そうだねーやばいねー」


缶コーヒーを飲む頼普と執事。



「あ!倒幕を企んでる桂小五郎だ!殺してやるぜ!」


「げ、新撰組の藤堂平助!」


「くらえ!フライング斬!!」


「ぐっ?!利き腕じゃない方をざっくり斬られた!さすがはやい。さすが藤堂平助。しかし、俺には敵わねえな!!カツラ斬り!!」


藤堂平助を斬ろうとして間違えて藤堂平助の髪を切った。


「きゃー!桂小五郎が女の子の髪を切った!最低!」

と一般人が言う。


なんかみんなに最低と言われる桂小五郎。


「いや、俺は最低じゃなーい!」


桂小五郎は逃げていった。


「あ、追うのを忘れてた……」


藤堂平助は美容院に行った。

髪って女性にとってどれくらい大事なんだろうと疑問に思った頼普と作者だった。



「執事、源義経見たい」


「探してみましょう!」


「へー、やっぱりいるんだー」


1時間後。見つけた。


ビルから1km離れたビル、家の屋根から1km離れた家の屋根へと超速い速度で飛び移りまくってる。


「すげー、どんだけジャンプ力あるんだ?これが八艘飛びとか言うやつかー」


頼普をお姫様抱っこして義経を追いかける執事。


執事は八艘飛びができないので、追いつけない。


源義経は消え去った。


「追いつけなかったね」


「くっ、私の修行が足らぬ証拠です。もっと強くならねば!」


修行する執事。



パッヘルベルがカノンを演奏してる。


「おお、なんかクラシック演奏してる人いるね。クラシック興味ないから去るか」


去ろうとする頼普。



「カノンを聴きに魔法少女がやってこないだろうか!なあ!斎藤一!」


「魔法少女がクラシックオタクという情報でもあったんですか?」


「いや、ない!」


「では、こないのでは?」


「いいや、来るね!!あ、あれは!幕府の魔法少女!」


幕府の魔法少女はカノンを聞かずにほうきで飛びながら通り過ぎていった。


「パッヘルベルのカノンには興味を示さなかったが、たまたま魔法少女を見られた!いやーやはり魔法少女は最高だぜ!」


「川路警視総監はロリコンなんですか?」


「ロリコンじゃない!魔法少女オタクだ!」


「へー、そうですか。」


「まさか、斎藤一さん、魔法少女になりたいんですか!いやー斎藤一さんが魔法少女になったら……推せる!」


「なりません。魔法使えません」


「そうかーならないかー。いやー、でも、斎藤一さんの魔法少女もなかなか萌え萌えな感じでいいと思うけどなー」


「魔法少女になりません。やはり川路警視総監は魔法少女オタクなのではなくロリコンなのでは?私のことまで推しにしようとしてるのは、ロリコンだからでは?」


「いいえ、決して私はロリコンではない!」


「本当かなー?」


「本当だ!」


パッヘルベルが演奏を終わる。


パッヘルベルの演奏なんか無視して去ってた頼普。


「いやーでもさっきのクラシック音楽感動するくらい凄かったなー」


「え、でもさっきクラシック興味ないからなんとかって…」


「いや、でも、やっぱり聞けばよかったと思うくらいいい感じだったよ。」


「まあ、あの人パッヘルベルさんだったし、いい感じだったのかもね。」


「パッヘルベルって誰だ?聞いたことないから歴史人物じゃないな!」


パッヘルベルを知らない頼普だった。


パッヘルベルがいたとこに戻ってきた頼普。


すると、徳川家定がいた。


「川路利良!!封印してやろう!!」


「音楽兵器!カノン!!」


カノンによって吹っ飛ばされる徳川家定。


「さすが、カノン!ん?それはなんだ?」


「これはもう一つの音楽兵器ジーグだ!!」


「ジーグだと!?聞いたことがない!?ぐわぁああー!!」


徳川家定は吹っ飛ばされた。

パッヘルベルの勝利かな。



「え、あの、徳川家定に勝った人がパッヘルベルなの?何者なのあの人?」

と頼普は聞く。


「音楽家ですね」

と執事は言う。


「音楽家かー」


パッヘルベルが曲を売ってたので買って家に帰って聞く頼普だった。



「いやーいい曲だねー」


パッヘルベルのカノンはいい曲だねー。



雨が降ってきた。



よんぱにが降ってきた。


「んん?!頼普!!なんで私の前にまた現れたの!」


「あんたが勝手に現れるんでしょうがー!」


うんうん。

読んでくださりありがとうございました。

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