第062話:閑話DRD誕生秘話
「はっはっは。再びストーリーとは関係ない部分だ。興味ない方、こういうストーリー外の話は萎えるわ~という方は読み飛ばすことをお勧めする」(メタ雪)
■ストーリーの骨子:
新参者がテンプレ小説を書いた所で埋もれるのは必至なので、なるべく開拓されていないものにしようと思った。
その結果、群像劇スタイルになった。好きな漫画の中になかせよしみ様著「でもくら〇ゃん」というのがあったのも影響している。
最初に考えた内容はクラス全員転生者、「何事も数の暴力で解決だ」をコンセプトにした小説。
「よっしゃ40対1で勝負な!」「まてやこら」
「雑魚など何人きても相手ではないわ!」「じゃ40人で」
とここまで考えたがその先がさっぱり出てこないし、戦闘が相手を囲んで蹴り倒すリンチと同じ絵ずらになること、同じことの繰り返しにしかならないのでボツ。
ただし、多人数主人公というのは決定項、理由は数が多いことでこそ出来る内容にしたかったから。
上記の案が最初にあったため、舞台は日本はというのは初期からの定項だった。理由は簡単で登場人物が多い時点で横文字の名前なんか覚えられないから。著者が!
■舞台設定:
隠れた主役。
鳴沢明人様著「災〇のアヴァロン」から多大な影響を受けている。とはいえ舞台設定自体はオリジナル。
現代ダンジョンものでよくある新エネルギー、新素材のために入るっていうのは個人的に無理筋と思っている。理由は小説内で白雪が話しているとおり現実的でないから。
なのでダンジョンに入る理由としては「ダンジョンなんとかしないとやべぇ」一択しかない。
良くあるのがスタンピード設定、一定期間モンスターを狩らないとダンジョンからモンスターが溢れ出てくるというもの。
でも一度でも発生してしまうと、街に多大なダメージが発生してしまう。こうなると「なんで学生が防衛してるの?」、という疑問に答えられなくなってしまい、現実的でない。
それにダンジョンモンスターには近代兵器無効の設定もあるため、そんなモンスターがすこしでも暴れたら想定以上の災害になるのでやはり加藤達が入る理由がなくなってしまう。
かといってダンジョンが自分でモンスター狩らないとスタンピード起きますよーとか自己紹介してしまうと作品の方向性上困ってしまうので無し。
街にダメージが発生せず、放置できないものとしてできたのがダンジョン病。
気力低下であれば建物が倒壊したり食物が食い荒らされたりもせず、かといって放置すると、滅亡する未来を連想させることが出来るためこちらを採用。
その設定を基にダンジョン学1の内容が作られた。
だが、そうするとDRDが何故現代日本が舞台のゲームになったのか、理由付けをしないといけなくなった。
ゲームだから、もしくはディレクターの趣味だからでもいいのだがさすがにご都合設定すぎて白けてしまう。
一番自然な形で理由付けできると採用されたのが、前世で自衛隊が災害救助のため使用していたという設定。
災害救助なのだから現在日本のFDS用オブジェクトがあるのは当然になるし、FDSみたいな未来技術がいきなりゲームのためにつくられました! よりは断然説得力が上がる。
その上で中世のオブジェクトを作らせるとそちらが使われるため、オブジェクトデザイナーには死んで頂いた。
だが、今度はじゃぁなんでそれがゲームになったの? とDRDに応用される理由づけをしなければならなくなった。
まず事故で実験を停止させるのは確定、自衛隊に利権があるとゲーム参入は3000年とか遥未来とかになりそうなため。
そのために筋肉キャラ入れたいなーとふわふわしていた須藤が元自衛隊に確定。
それと同時に現実的にこんなおかしな子が育つのだろうか? と疑問があった白雪の背景設定が誕生。
もうひとりフルダイブをゲームに持って行った人が欲しいなーと加藤の就職先が決定した。
(なお、DRDの設定で1950年にダンジョンができたというのは、武器や防具の量産体制が整うまで70年くらい必要だろうと考えてのこと)
キャラクター達
■遠藤美々:
初期に決まったメンバーの1人、のじゃロリが好きだから! でも無理にのじゃ入れるとキャラの雰囲気が壊れるのであまりのじゃのじゃさせないようにしている。
「ラスボスアーリーアクセス」の2つ名も初期から決まっていた、元ネタは野生ので有名なあれ。
格闘主体のスタイルも初期設定のまま。ただ初期は廃プレイヤー設定だけだったが、さすがにそれだけであの戦闘能力はおかしいので背景が生まれた。
それだけだと加藤達との繋がりが薄くなりそうだったので、ヒーラー枠であまってたキャラ1人が楓に決まった。同時に師匠枠の源十郎が誕生。
源十郎効果はすさまじく、以下の設定が一気に解決した。
のじゃ口調:源十郎と育ったから。
日本語:源十郎と育ったから。
武術:源十郎と育ったから。
煙管:源十郎と育ったから。
殺し屋:アメリカのスラム生まれだったから。
筋力リミッター解除:源十郎が自分を殺せるようにしたから。
楓を助けた理由:源十郎の遺言と日本に興味があったため。
日本のスラム生まれであんな殺し屋なんかできるか? という疑問からアメリカ育ちに変更された背景も説明づけられた。それに伴い以下の背景も生まれた。
好きな物:食べ物
嫌いな物:空腹
気配察知:食べ物を探すため(人間含む)、外敵から逃れるため
気配隠し:外敵から逃れるため
思考先読み:気配察知、気配隠しから派生
殺気コントロール:殺し屋経験
初期はサイコパス設定、ただサイコパスは人を殺すことに忌避感がなくなるだけなので、そうすると殺気が出せなくなる(淡々と殺すだけなので凄み的なものが育たない)。
バトルジャンキーだと好戦的になるし、イキるようになるし、最初は様子見するようになるし、殺し屋のイメージと会わなくなる。
そのため、殺しを生きるために仕方なしと割り切った人間、サイコではない、イキらない。
それらを総合した結果、無言 無表情 無慈悲 無躊躇で初回即死技を放ってくる、ホラー映画でももう少し時間かけるだろうというキャラに。
動かしやすいんだけどコメディブレイカーになってしまった。イメージキャラはブルー〇ーカイブの美甘ネ〇。名前の由来……門井亜矢様著 天然女〇高物語の三鷹〇美から。遠藤は読みやすい苗字で思いついたもの。
■花籠白雪:
こちらも初期から担当が固まっていたキャラ。ストーリーの案内役、セクハラ設定、マイペース設定、ガスマスク設定、絶世の美女設定は初期案のまま採用。
性格がそのままだと、ノイズキャラになり読者のヘイト稼ぎそうだったのでFDSアーカイブを作る時に1度死亡しスワンプマンという激重設定を追加することに。
体質もFDSの被検体にするため生まれたもの。最初はアルビノ体質だけだったが、調べたところそんな重篤になることは無いらしいため、紫外線アレルギーを追加した。
白雪の言動は稲留正義様著「ヨガのプリンセスプ〇ティーヨーガ」とあさりよしとお様著「宇宙家族カー〇ビンソン」を参考に考えている。
今ではすっかりシリアスブレイカーに。イメージキャラはホ〇ライブの白上〇ブキ。名前の由来は白髪設定から。苗字は日本の苗字サイトから珍しいけど読みやすいもので探した結果。
■加藤浩平:
白雪のストッパーとしての作製された本作の主人公 of 主人公。
よくあるゲームをやり込みまくってシナリオから戦闘まで全て知っている設定を秒で破棄して、ゲームよりも現実を重視し最初はハマっていたけど、今は惰性でやってますに。
さらに作者がひねくれものなので、ブラック企業勤めもかなぐり捨てて、ホワイト企業勤務で飲み会によく参加する一般人に。
「ゲームでモンスターを討伐しまくっているから」という理由だけで、「現実でもモンスター簡単に殺せます」はありえるか? と考えた末に初戦恐慌状態&ゲロに決定。
美々の異常性を引き立たせられることにも一役買ってもらった。
名前の由来はとにかく日本で多い苗字で佐藤、加藤、竹林でランダム。名前の由来は特に無し。イメージキャラ……なろうの量産キャラを勝手にイメージしている。
■黒田竜司:
加藤の友人兼ライバル枠として初期から決まっていたキャラクター。ギャルゲー好きは後付け、よくよく考えたらヒロインのストーリーを知る人が1人もいねぇ! ということに気が付いて追加された。
加藤と軽く衝突するが基本仲がいい。喧嘩友達的な形で追加。加藤が文系の乗りなので体育会系の乗りに。
■七森健
七森も初期設定から変わっていないキャラの1つ。鍛冶師としてこれから活躍してもらう予定。だが残念ながらイメージキャラも特に決まっていない。あえていえば学園黙〇録の平野コ〇タ。
最初はミーナ以外とまともに話せない設定だったがそれだと面倒なので一応メンバーとはどもるけど話せるように変更。
■ミーナ(七森瑠々朱)
初期設定では健が加藤達とうまく絡めることが出来ないと考えたため潤滑油及び戦闘メンバーとして設計。DRDでの傭兵設定と加藤達と知己があったのもそのため。
名前の由来は言うまでもなく某ギ〇スの人。
メリッサ以外にももう1人くらい横文字ネームがほしいなと思って本名がキラキラネームで呼ばれるのを嫌いミーナと呼ばせているという設定。
問題は本名をどうするか、ミーナと呼ばせるほどキラキラした名前かつ、親がつけそうな名前……ただ現実にあるキラキラネームを付けるのは本当にその名前の人への配慮がなさそうで付けれない。
そこから由来をアニメキャラにする。ついでに男の名前を当て字に……でひねり出したのが瑠々朱。なお、作者は1話たりとも見ていないという。
母親は気をつかってルルちゃんと呼んでいたがミーナ的には本名を連想してしまうので嫌な模様。
イメージキャラはヨルム〇ガンドのバル〇。58~59話はちょっと(いやだいぶ)勇み足だったなと後悔、まじ後悔。どうしよう。
■間宮小町
作成当初は料理研究家のおとなしい子の予定だった。
当初の性格ではモンスターを捌けないし、さらに何で料理研究家がゲームしてるのよ? FDSで食材の味とか出せるのは違うだろうし。
散々考えて今の性格に変化した。いまだに作者がどう喋らせればいいか出すたびに気を遣うキャラ……
イメージキャラはフラワーナイト〇ールのあずき。小町は最初から決まっていたのだが、苗字は、艦〇コレクションの給糧艦・間宮から。
■メリッサ・オーランド
英語の響きが好きというだけで作られた人。ただこれだけだと弱いということで、マップ担当に。でもマップ暗記するほどやり込むか? と考え、元盲目でDRD以外に逃げ込む場所が無かった設定に。
残念ながらイメージキャラも名前の由来もない。あえていえばにじさ〇じのシスターク〇ア。
■遠藤楓:
美々単体だと加藤達とあまりに関わりが無くなってしまうので、登場させたキャラ。ただし美々の性格上最初から姉妹にすると美々がありえない設定になってしまうので義姉妹としている。
男性恐怖症の設定があるが、加藤達と居づらくなってしまうので男嫌いレベルにまで下げている。イメージキャラはとくに無い。名前はにじさ〇じの樋〇楓から。
■三段崎千鶴:
初期から設定が固まっていたがキャラの1人、弓を最初から持たせられなかった都合上今一影が薄い。そのためパーティの財政担当にしようとしたが、いまいちキャラが立たないのが悩みの種。
戦闘パートで一番存在を忘れがちになるキャラ筆頭、次点は小町。
どうしようも無かったので忍の保護者キャラ認定、というより千鶴が居たので忍が登場した。
苗字の由来は戦国武将三段崎為之から。元の名前は「弓」だったが、「弓が弓を引いて」と混乱する文章になるのでボツ。他と被らない名前でと千鶴になった。
■相馬陽子:
健の鍛冶と共に薬関係の生産をやらせることが決まっていたキャラ。初期設定では七森と同じでコミュ障引きこもり設定だった。
それでは丸被りすぎてしまうので逆にコミュ力はある設定に。こんどは引きこもりであることに無理がでてしまったのでフリーター設定に。
だが、フリーターだと今度はDRDのソフトと本体を買えるだけの財力は無いことになってしまう。
だがDRDの仕様に詳しいキャラになることは決定していたため、テスターとなった。犯人は陽子。
あまり美人ばかり入れてもあれなので、やぼったい子に……イメージキャラFG〇のジナコ(ガネーシャ)もしくはフラワー〇イトガールのシギラリ〇。
■須藤晃:
かなり後半に決まったキャラクター。美々の単独行動は最初から決定されていたため、加藤達に格闘タイプがほしいなということから急遽作られたキャラ。
作成当初はマッチョなプロゲーマーで、フルダイブ格ゲーのためにDRDをプレイしていた設定。浮きがちな七森を話に加えるために七森が大ファンという設定だった。だがそこから話が思いつかないためボツに。
のちにFDSアーカイブの設定が固まったときに自衛隊の生き残りになった。実は清美や近藤は須藤にDRDをプレイさせるためにだけ生まれてきた。
イメージキャラクターは幽〇白書の戸〇呂弟。名前の由来は特になし。
■長谷川遥、皆川勝:
ある程度メンバーが決まったときにちょっと女子率高くね? ということでバランスのために急遽追加された2人。作ってよかった、会話シーンが回しやすい。
FDSアーカイブも決まってからの急造ゆえ、過去らしい過去が無く深堀できないのが悩み。イメージキャラや名前の由来も特にない。
■五十嵐優:
ゲームでの主人公、昔は五十嵐一だったが伸ばし棒と判別出来ないため優に変更。名前の由来もイメージキャラも特に無し……。キャラクター作成当初はやれやれ系で加藤達に突っかかる、倍返しされる的な存在だった。
それだと早々に退場してしまうため熱血系主人公に変更。仲間思いが強すぎて空回りするキャラになった。
■吉野織姫:
ぴんく髪の巨乳ヒロイン。世話焼き設定なのだが小町とかにもってかれて、不発しがち。
■柳伸:
2文字の氏名って……でもなんかこんな感じなんだよな……イメージキャラは……特にいない。陰険眼鏡とか理知キャラみたいなレンズ細めの眼鏡をかけたキャラ。
■三島風音:
侍娘、曲がったことが嫌いな性格がいまいち機能していない。イメージキャラはるろ〇に剣心の神〇薫
■愛宮姉妹:
イメージキャラは琴〇姉妹。双子属性と白雪と一緒の仲間を作りたかったのでヒロインに。最初期は片方を関西弁の予定だったが、あまりにあからさまなので没。
■日陰忍:
もう1人くらいF組のヒロインほしいなーから生まれたキャラ。メインストーリーに絡むよう色々伏線を張っているが実はなにも考えていない。がんばれ未来の作者。
初期の忍者系キャラなのでそれに合わせた名前に。でも失敗したなーとも思っている。
■水無瀬伊織:
褐色ギャルで行かせたかったが、探索者の設定でそれが出来なくなってしまった。褐色はそのままにすると白雪の紫外線アレルギーもそのままになってしまうため泣く泣くアイデンティティーの消失を飲み込むことに。
苗字の由来はKEYのKAN〇Nから。
■パラメーター:
フルダイブなのに力とか敏捷とか他のRPG的なステータスは違うと思い細かく設定する形になった。各キャラクターのパラメーターを決めるのはとても面倒くさいのでこれからも出てくることは無い。
あくまでこんな風になっていますよ的なもの。実は魔術補正値はあとづけ。レベルがパラメーターの合計にしてしまったため貧弱な白雪とかいつまでもレベル2になれないことに後になってから気が付く……
で、魔術補正値つけて良し! なんとかなったと思ったら、須藤や美々の魔術補正値を低くしていたことに気が付いた……低いと初期レベル2と矛盾することに気が付く、しかもかなり後になってから……
最終的に魔術補正値は1.0未満にならない、須藤美々は使えるけど使わないとなりました。
■DRDの名前の由来:
作品名の由来が、どうやって決まったかはよく覚えていない。記憶をたどる限り大元はTRPGのダンジョンズ・アンド・ドラゴンズだったはず。
なのでDはダンジョンとドラゴンだった、Rは何処から来た? 確か第1話の白雪のダンジョン・レア・ドロップがやりたかったからだったような。今のDive in the Real DungeonはDRDに合わせて作ったんだったかなぁ?
■心掛けていること:
・戦闘は出来る限り緻密に書く。基本人数が多いため個々の能力は低め(美々除く)、そのため苦戦しつつも勝つ形にしたいので。
・擬音はなるべく書かない。個人的に擬音使うと幼稚っぽい印象を受けるので。「ちゅどーん」とかね。
・「そう言って」、「そんな感じ」滅ぶベシ(自戒)
・相手が切羽詰まっているときは白雪にボケさせない。相手が時間ないのにぼけ倒すのは話が進まないうえに作者が読んでて不快なので。




