第039話:土曜:五十嵐、加藤、美々 夕刻ー夕刻
黛奈々美:日本ダンジョンテレビ局アナウンサー。探索者でありレベル12とそこそこ実力もある。
仁堂勝正:日本で最も深層まで走破した記録を持つクラン『扶桑』のリーダー。前出24話
■三段崎千鶴
文武両道の女性、実家は弓道道場を営み彼女もまた弓道を学ぶ。また薙刀も使える。性格もしっかりしており、周りからの期待に応えてくれる人として認識されていた。
そのため下級生だけでなく上級生、さらには先生からも頼られていた。そしてそれは社会人になってからも変わらなかった。
だが内心は周りからの期待という重圧に狭く息苦しい思いをしていた。実の所転生して人間関係がリセットされ、さらに周りの転生者が自分のことは自分でやる人であるためかなり解放感を味わっている。
侍のメインウェポンは弓か槍だろうが! 刀しか使えない人間が侍を名乗るな! いつか風音に弓か槍を習わせようとしている。
風音は満面の笑みで苺パフェにパクついている。
透明なプラスチック製のカップで提供されているので食べ終わったらそのまま捨てればいいらしい。おかげで食べながら五十嵐達の帰りを待つことができる。
「よぉ、新入生だろ? 2人とか寂しいだろうから、俺様のパーティに入れてやるぜ」
………………………………
奈々美がその2人を発見したのは、予定していた全ての紹介を終え放送を終わろうかというときだった。
本来ならもっと早く終わる予定だったが、世紀の大発見である階層エレベーターの発見のためここまで時間が掛ってしまった。
他の貴族を待たせることになったが、彼等もこの発見に驚愕しており、快く待ってくれた。
実際ダンジョンにて戦功を上げなければならない貴族にとっても、この発見は今後を左右するものであり興味を抱かない貴族はいなかった。
現在の所階層エレベーターで判明したことは、個人の走破した階層は記録されており階層エレベーターに便乗すれば一緒に移動できること。
重量制限はなさそうだがエレベーターの空間が広がることは無いためそれが制限になること。
6層まで走破していない人は乗ろうとしても乗れないこと。探索者登録していない人がダンジョンに入ろうとすると、弾力のある壁に阻まれる仕組みと同じと思われる。
入口は1つだがエレベーターは同時に何台も存在しており、前の人がエレベーターに乗って移動中でもすぐに次の人が乗ることが可能なこと。これはボス部屋と同じ仕組みと思われる。
6層解放者と11層解放者が同時に搭乗した場合どうなるかは、今後他の階層解放者が現れるまでは解らないだろう。
「あ、あの! その背負っているのは何でしょうか?」(奈々美)
インタビューをしながらも素早く2人を観察する、まず目立つのは彼女の背負う鶏肉と思えるもの。もう片方は赤地に金細工の武器を持っている。そして小さい。
(記章はダンジョン学園の……ゴスロリ着てほしいなぁ、……1年F組……F組!? いやランドセルも……)(奈々美)
「これ? なんだっけ? 軍鶏?」(小町)
「軍鶏ですか……軍鶏しちゃ大きく見えるのですが、仕入れのあまりとかですか?」(奈々美)
「獲ってきたんだけど、6層だよね?」(小町)
「……」(美々)
小町が質問するが、隣の美々は3層からずっとこの調子で黙ったままだ。
「6層!? もしかしてアタックバードでしょうか?」(奈々美)
「そうだっけ?」(小町)
「……」(美々)
やはり喋らない、奈々美が目を向けると同時にカメラも美々を映すがやはり黙ったままだ。
「えっとその刀は……?」(奈々美)
(多分『紅雀』よね、実物は見たことはないけど日華でも数本しかないという)
「……」(美々)
「あの……」(奈々美)
美々からほのかに殺気が漏れ出したとき、その人達は現れた。
「おぉ、あなたは顔パンツの人!」(白雪)
「違います!」(奈々美)
「ちょえい!」(加藤)
加藤のチョップが白雪の頭を直撃する。
「ぎゃふん! 痛いじゃないか」(白雪)
「仲間内ならともかく他人が嫌がるようなことをするな」(加藤)
「……それは確かにそうだ。ごめんなさい」(白雪)
白雪が奈々美に頭を下げて謝罪する。
「白雪も謝罪してるんで許してもらえませんか?」(加藤)
「あ、いえいえ、それほど怒ってないので」(奈々美)
「あれ、美」(白雪)
美々の持つ刀を見た白雪が美々に声を掛けようとしたとこに急に肩を掴まれる。
「やめた方がいいです。お姉さまは今とても虫の居所が悪いです」(楓:小声)
「楓!」(美々)
「はいっ!」(楓)
「明日、店が開いたらすぐにタバコを買いにゆく」(美々)
「わかりました!」(楓)
「わしはもう寝る」(美々)
「唐揚げどうするの?」(小町)
「明日でよい」(美々)
「タバコ切れでしたか…………話しかけないで正解でした。下手したら命に関わるところでした」(楓)
「えっ、タバコ切れってそのレベルなの?」(白雪)
「ええと唐揚とか聞こえたのですが」(奈々美)
「お、アタックバード狩れたんだ。おめでとう」(白雪)
「軍鶏じゃなかったんだ、赤いのもいて予想以上に大変だったけど」(小町)
「赤ってことは火喰い鳥か~、じゃやっぱり『紅雀』かあれ」(白雪)
「あの、すみませんどういうことか説明してもらえませんか?」(奈々美)
「私は現地へ行ってないから詳しくはないけど、彼女は【料理人】の称号を取得出来たので、鶏肉を取りに6層に行ったら、アタックバードの他に火喰い鳥がいたからついでに狩ってきた感じ?」(白雪)
「うんそう」(小町)
「……ごめんなさい、話を聞いたら余計に混乱しました。あの探索者育成学園の生徒さんですよね?」(奈々美)
「そうだよ。新入生」(白雪)
「……F組……ですよね?」(奈々美)
「うん」(白雪)
「あ、そうでした私ダンジョンテレビの黛奈々美といいます」(奈々美)
「私は、ああん、太くてギチギチ奥まで届いてるのといいます」(白雪)
「……」(奈々美)
「これの戯言は無視してください。無視して話進めれば普通に応じるので」(加藤)
「ちなみに苗字はああん、太くてギチまでね」(白雪)
「あの、6層へ行ったんですか?」(奈々美)
名前を聞くと永久ループしそうなので話を進めることにした。
「彼女達はね、6層以外にアタックバードは居ないでしょ」(白雪)
「そうですね、それで料理人という称号は?」(奈々美)
「さぁ?、モンスターを料理して食べたら称号欄に出て来たみたいだよ」(白雪)
「モンスターって倒したら消えるはずでは?」(奈々美)
「でも捌けたんだよね?」(白雪)
「うん、手を離さなければ消えなかったよ」(小町)
「だってさ」(白雪)
「にわかに信じられませんね……」(奈々美)
「私がうそっぴょ~んって言ったら嘘になるの?」(白雪)
「う……その、失礼ですがダンジョンカード見せてもらえないでしょうか?」(奈々美)
「ダンジョンカードは他人に見せるものではないと聞いたけど? それともお茶の間の皆さんの知的好奇心を満たすための生贄になれと」(白雪)
「う……」(奈々美)
「私は別に見せても構わないわよ。困らないし」(小町)
「本人がいいなら私は止めないよ」(白雪)
「じゃ……はい」(小町)
「カメラに映しても構いませんか?」(奈々美)
「いいわよ」(小町)
カメラに映された小町のダンジョンカードには確かに料理人の称号があり、すれに纏わるスキルが表示されていた。
「なんということでしょうか、今日はどうなっているのでしょう、階層エレベーターだけでなく新しい称号まで発見されました。私は再び世紀の瞬間に立ち会えたことに感動しています」(奈々美)
「あ、いけない【料理】スキル外したままだったわ、ついでに付け直してもらえる?」(小町)
「あ、いえ、見れはしても付け直したり出来るのは本人だけです」(奈々美)
「そうだったんだ、じゃ付け直すから返して」(小町)
「あ、はい、どうぞ。確かに【料理人見習い】の称号でした。その【料理】ってスキルはどういうスキルなんですか?」(奈々美)
「料理に様々なバフ効果が付くみたいだよ」(白雪)
「おおっ、どういった効果が?」(奈々美)
「知らない」(白雪)
「え……知らないんですか?」(奈々美)
「F組の生徒が鑑定眼鏡持ってると思うかい?」(白雪)
「あぁ、なるほど。えっと鑑定眼鏡を借りてくるのであらためて取材させていただけませんか?」(奈々美)
「だってさ、どうする?」(白雪)
「別に構わないわ、あ「あーあーあー、ちょっとカメラ止めてください」」(小町・奈々美)
「どうしたのよ急に」(小町)
「さすがに具体的な予定を教えるわけにはいかないので」(奈々美)
明日保健所のチェックがあるのでその時にとスケジュールが決まった後に小町達は開放され、映像を再開させた奈々美は取材結果を新ためて放送するとして生放送を終了していた。
…………………………
「だから、俺の女になればいずれ扶桑に入れてやってもいいぜって言ってんだ。俺はいずれ扶桑の幹部になる予定だからな」
「嫌です! 離してください!」(織姫)
「おい、嫌だと言っているんだ、諦めて手を放せ!」(風音)
絡んでいる彼は犬山信二(通称かませ犬君)。主人公がレベル5以上の状態でダンジョンから出ると、このイベントが始まる。
男主人公の場合は織姫をナンパし、主人公と戦い、女主人公の場合は本人は自身をナンパして、断ると戦う。
「あ、てめー優しくしてたら付け上がりやがって」
「嫌、離して!」(織姫)
「織姫!」(五十嵐)
五十嵐が織姫を庇うように、犬山との間に割って入る。
「あ!? あんだてめー? 関係ない奴は引っ込んでろ」(犬山)
「俺のパーティメンバーだ!」(五十嵐)
「だったら話は速え、おい! そいつを寄こしな」(犬山)
「断る!」(五十嵐)
「なんだと……」(犬山)
一触即発の緊迫する雰囲気の中、その場にそぐわない能天気な声が響いた。
「やーやー何事だい?」(白雪)
「花籠……」(五十嵐)
「次から次へとなん……」(犬山)
犬山が振り返ってぎょっとする。それはそうだろう、ガスマスクを被った集団がすぐ後ろにいたのだから。
「何事かい? ドスケベ音頭でも踊るのかい?」(白雪)
「誰が踊るか!」(五十嵐)
「むー90%の確率で当たりだと思ってたんだけどな」(白雪)
「何をどうやったらそんな確率が弾きだせるんだよ……」(加藤)
「おい! さっきから何ごちゃごちゃわかんねぇことを言ってやがる!」(犬山)
「何ってドスケベ音頭の話だよ、ねぇ」(白雪)
「いや、まぁそうなのか?」(皆川)
「花籠さんの中ではそうなんじゃない? 誰一人として付いて行けてないけど」(長谷川)
「ほら、あってるじゃないか」(白雪)
「何一つあってねーよ!」(犬山)
「君ね、自分の理解力が足りないのを棚に上げて、『自分に理解できないように話せないお前が悪い』と責めるのは間違ってるよ」(白雪)
「言ってることは立派なんすけど」(陽子)
「てめーらなんなんだよ! さっきからふざけた格好しやがって!」(犬山)
「私達が何者か知りたいかいかい? 私達は」(白雪)
「「「「ガス○×□△%@#」」」」「だよ!」
「…………」
「…………」
「…………」
「いや、ガスマスクバスターズでしょ?」(白雪)
「ガスマスクマンだよ」(皆川)
「ガスマスレンジャーっす」(陽子)
「空想731部隊でしょ」(長谷川)
「Chemical Biological Incident Response Force」(メリッサ)
「まとまらないから、君が決めてくれたまえ」(白雪)
「なんで俺が決めねーといけねーんだよ!」(犬山)
「私夕飯作るから先帰ってるね」(小町)
「うん、いいよ。ここはまかせて!」(白雪)
「おう! 俺に構わず行ってくれ!」(黒田)
「行ってくれ、俺達の夕飯のために行ってくれ!」(皆川)
「ここは俺達が守る! だから気にせず行け!」(長谷川)
「行くにゃ! ここは私が食い止めるにゃ!」(ミーナ)
「そういうわけっす、彼女がご飯を作るのを止めたければ、私達を倒してからにしてほしいっす」(陽子)
「へへっ、長い戦いになりそうだぜ」(加藤)
「なんでそうなんだよ! 止めねーよ! 食いたきゃ勝手に食え!」(犬山)
「じゃ帰ろーぜ。ほら、吉野さんも帰るよ」(加藤)
「え、あ、うん」(織姫)
「ふざけんじゃねぇ! いいからその女をよこせって言ってるんだ」(犬山)
「え? 俺?」(皆川)
「ちげーよ」(犬山)
「まさか俺!? ごめんそんな趣味はない」(長谷川)
「女だっつってんだろうが」(犬山)
「じゃぁ五十嵐君だ」(白雪)
「なんで僕なんだよ!?」(五十嵐)
「ちげーっつってんだよ、お前ら俺を馬鹿にしてるだろ、なぁ?」(犬山)
「「「「うん!!!」」」
「まさか今まで気づかなかったの?」(白雪)
全員の全力の肯定に一瞬ぽかんとした犬山がすぐに顔を赤くして怒りだす。
「…………てめーらぶっ殺す!」(犬山)
「いいよ、えーと、1、2、3、4……正々堂々16対1で勝負だ!」(白雪)
剣吞な雰囲気に静かに野次馬に警備隊員が紛れ込む、戦闘が始まり次第全員取り押さえるつもりだ。
「まってくれ、こいつとは1対1で戦いたい」(五十嵐)
「何言ってんだ? お前の勝負だったら別にいいけど、負けたら困るの吉野さんだろ? 違うか? 村田との戦いで学ばなかったのかよ」(加藤)
「う……」(五十嵐)
織姫を見て五十嵐も答えに困窮する。織姫の目も不安に揺れていた。
「さぁ16対1で戦おうじゃないか!」(白雪)
「な! 卑怯だぞ、おいお前ら手を貸せ」(犬山)
「は? いやだよ」(犬山メンバー:斧)
「勝手にやってろよ」(犬山メ:槍)
「大体ここは戦闘禁止だろ」(犬メ:剣)
「な、俺は扶桑のメンバーだぞ!?」(犬山)
「ふーん、そう」(白雪)
「「「……………」」」
「あ、ごめん、続けて続けて」(白雪)
「……メンバーの子供な。しかも幹部でもなんでもない」(斧)
斧は持ち直した! しかし、槍は後ろを向いて肩を震わせている。
一応犬山父は扶桑の幹部ではないが、兵站部署であるため表にはほとんど出てこない。クラン内では重要ではあるが、探索等の表舞台に上がらないため残念ながら知名度は低い。
「父さんを馬鹿にするのか!?」(犬山)
「お前を馬鹿にしてんだよ」(剣)
「リーダーだぞ!」(犬山)
「前々から気にくわなかったんだよ、なんで! てめーが! リーダー面してんだよ!」(斧)
「だから俺が扶桑のメンバーで」(犬山)
「扶桑扶桑うるせーんだよ、だったら仁堂さんつれてこいや、あ!?」(斧)
「なんだとてめぇ!」(犬山)
仲間割れを見ていた加藤達と目があった槍使いが、片手であっちへ行けと手をふった。
加藤達も静かにうなずいて後ずさる。まだ見ていた五十嵐の袖を引き、出口を顎でしゃくる。五十嵐もうなずいて吉野さん達を引き連れて静かに出口から出て行った。
見守っていた野次馬もやれやれといった感じで解散し残ったのは犬山たち4人だけだった。
「てめぇ、さっきから聞いていれば好き勝手言いやがって」(犬山)
「そりゃこっちのセリフだ。よえーくせに良く吠えやがる」(斧)
「やるか!?」(犬山)
「やってやるよ」(斧)
お互いに武器に手を掛ける。
「おい馬鹿やめろ!」(剣)
「ここで戦うのはまずいって」(槍)
見守っていた2人が羽交い絞めにして止める。そのまま引きずって外へ連れ出す。
「たく、探索者センターの中で戦うなんて何考えてるんだ。ぶっころされるぞ」(剣)
「すまん」(斧)
「ふん。もういい、てめーなんか首だ、俺のパーティから出てけ!」(犬山)
「いいぜ出て行ってやるよ」(斧)
「じゃ俺も抜けるわ」(剣)
「同じく」(槍)
「な! おい待てよ!」(犬山)
「扶桑のパーティなんだろ、だまってても引く手あまたなんだろ、また集めりゃいいじゃん」(斧)
「じょ、上等だ、てめーらなんかよりよっぽど良いパーティ組んでやる」(犬山)
「「「「ふん!」」」」
だが歩き出すのは同じ方向だ。
「ついてくんなよ!」(犬山)
「同じ寮なんだから方向おなじだろ! てめーが向こういけや」(斧)
「げ、そうだ俺部屋も同じじゃねーか」(剣)
…………………………
「そう言えば、風音ちゃんは刀どうしたの?」(白雪)
「あぁ刀の修理店があるのを思い出してな、預けてきた」(風音)
「まじか……おや、その鉈……ゴブリンの長鉈かい?」(白雪)
「ああそうだ、今日ついに倒すことに成功してな」(風音)
「その武器研がせてくれない!? ちょっとだけ、先っちょだけ、先っちょだけでいいから」(白雪)
「い、いやまだ使ってないし研ぐ必要ないだろう、それなら小町さんに頼めばいいじゃないか、同じもの持っているだろう?」(風音)
「「「「「「あ」」」」」」
「あー……そういえば持ってたね」(白雪)
「なんで気づかねーんだよ」(黒田)
「あまりに自然に使っていたから」(白雪)
「浩平は何で気付かなかったんだい、ウネの部屋で使ってただろう」(白雪)
「……あまりに自然に使っていたから」(加藤)
「とにかく帰ったら頼んでみよう」(白雪)
「なんで研ぎたいんだ?」(五十嵐)
「七森君が鍛冶師として将来生計を立てたいみたいでね、協力したいんだよ」(白雪)
「へーもう将来のことを考えてるんだ」(五十嵐)
「なにを言う、卒業したらもう成人探索者と同じだぞ、華族様の紹介でもなければ専門院への紹介は難しいんだ、おぼろげながらでいいから考えておいた方がいい」(柳)
「そ、そうなのか……」(五十嵐)
■犬山信二:
DRDにおける攻略対象の一人。男主人公は戦うだけだが、女主人公の場合そのまま付き合うことも出来る。
とはいえ、犬山ルートの評判は悪い。
犬山の父親は天昇堂の店主であり、彼は事務側の人間であるため残念ながら彼の語る未来が来る可能性は限りなく低いだろう。
まず実力を伴うようにすることから始めるべきだろう。
最初の犬山戦は重大な分岐に繋がる、戦闘自体は犬山にある程度ダメージを与えると時間経過で生徒会長(宮古)からの制止が入り戦闘が終わる。
しかし、生徒会長からの制止が入るまで少し間があり、制止迄の間に犬山を殺すことでRTAルートへの分岐条件を満たす。
RTAルートでは日本最強のクラン扶桑の幹部と、リーダーである仁堂勝正と戦うことでエンディングとなる。
数週間でエンディングに向かうためレベル5で完走しなければならず、途中からパーティメンバーも愛想を尽かしてしまうため1人で扶桑と戦い切らなければならない。
なお、走破者のために運営からタイムランキングが用意されている。加藤達の中でクリアしているのは皆川とミーナ、そして美々だけだ。
皆川とミーナは46分、34分というなか美々だけは8分という圧倒的な早さで攻略している(名前自体は匿名で登録されているが、他に居ないだろう)。
ちなみに犬山は主人公よりやや上のレベルであるものの、攻撃も単調なうえ「くらえっ!」とか「ひっさぁつ!」など攻撃前にわざわざ声で教えてくれるので倒しやすい。
■虫の居所が悪い:
いらいらして機嫌が悪いこと。この「虫」は「腹の虫」、「虫がいい」、「虫の知らせ」なんかの虫。出生は「道教」の上尸(頭の中)、中尸(腹の中)、下尸(性器の中)の3虫。
道教ではこれらが不調や欲求を出すと考えられていた。下尸に関することわざがないなぁ。




