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第8話 そして秘匿は綻ぶ

 5月17日木曜日の夜、わたしは掃除道具をたずさえて柿崎さんの家を訪れました。


 紙袋には、防水手袋に防塵マスク、軍手とスリッパ、陶器用汚れ落としに研磨材、それに除菌ウェットティッシュが入っています。


 焼肉をご馳走になったお礼に、これから徹底的に柿崎さんの家を掃除するのです。


 ……掃除機くらいあるわよね。いくら独身だからといっても、子供もいるんだから。


 まずは、先月、わたしが情けない思いをしたあのトイレからやっつけます。


 今日は防塵マスクと防水手袋で完全防備です。汚水がはねても平気。もう無敵です。


 汚れ落としと研磨材で便器を磨き上げ、タイル張りの床にじゃぶじゃぶと水をかけて洗剤をまき、床ブラシで隅々まできれいに汚れを削り落とします。


 さあ、どうです?ピカピカでしょう?次はお風呂にレッツゴー!


「家がこんなにきれいになったのは何年かぶりです。どうもありがとうございます」


「どういたしまして。でも、まだ終わってないわよ」


 柿崎さんをきれいになった脱衣場に残して、掃除機で部屋から部屋へと渡り歩きます。


「掃除に来ていただいて、大原さんには本当に感謝しているんですが、大変じゃありませんか?」


「いいえ。むしろ掃除のしがいがあるわ」


「でも、夜、家を空けて家族の方が心配してるんじゃ?」


「子供の用事はもう済ませてきたわよ」


 柿崎さんが本当はわたしを煙たがっているのはわかっています。


 言葉のはしばしに早く帰ってほしいというニュアンスが感じられるのです。気のせいなどではなく。


 でも、その態度が怪しさに拍車をかけます。


 そう、わたしの本当の狙いは柿崎家の探索でした。


 少し疲れたので、ソファに座って休憩をとりながら考えをまとめます。


 この家、中学生の子供がいるはずなのにその気配がないのよね。


 靴箱には大人の靴しかないし。中学生ならスニーカーの一足くらい持っているでしょう? そもそもどうやって学校に行ってるのよ。


 それから洗濯物。溜めてる衣類をまとめて洗うのはわかるわ。だけど剣道着が見当たらないなんてどういうこと? うちの子は毎日洗濯物を山のように出してくるわよ。これでもかってくらいに。


 おかしいのはそれだけじゃない。


 だって、今日で三度目なのよ。柿崎さんの家。


 それなのに子供と一度も会わないなんてありえないでしょう。


 それに、確か受験生よね。もう11時だけど、寝るには早すぎるでしょ。まさか恥ずかしがって出てこない?


 いいえ、違う。この家には子供がいないのよ。


 最後に、においよね。


 母親歴15年のわたしだからわかる!


 においでわかるのよ。


 男子中学生のあのすえたにおい。お風呂に入ったのに石鹸も使わない、髪も洗わないで出てきたような、怠惰で不潔、まるで野良犬のような体臭が漂う部屋。


 それがここにないの。


 でも一番気になるのは食器の数。茶碗も湯のみもコーヒーカップも一人分しかない。洗面台の歯ブラシも1本きり。これって、この家に柿崎さんが一人で暮らしてる明らかな証拠じゃない?


 子供がいないのに剣道部の後援会に参加するなんて一体何を考えているのかしら。


「……大原さん、大原さん」


 かけられた毛布をはねのけ、上半身を起こしました。


 いつの間にかソファで寝てしまっていたようです。いえ、そもそも眠るつもりなんてなかったし。てか、わたし、いつ眠っちゃったの?


 着衣に乱れがないことを確認します。


「大丈夫ですか?」


 怪訝そうな顔に、わたしは柿崎さんを疑ったことを反省します。柿崎さんは、眠っている女性の体に触れたりするような人ではないと信じていたはずなのに。


 貞操の無事にほっとしたのもつかの間、「何時なの?」という問いに「5時ですよ」と返され、顔が青ざめてしまいました。


「ご家族が心配されてるのでは」


 柿崎さんの声に気が遠くなりそうです。外泊ですよ。外泊。どうすんの。


「びっくりしました。いつの間にかソファに横になっていたので。すみませんでした。大原さんの優しさに甘えてこんなに疲れるまで働かせてしまいました」


「わたしが好きでやったことですから」


「いいえ。ここまでしていただく理由はありませんから」


 ふむ。これは、いい機会かも。


「そう。……なら、教えていただけるかしら」


「何をでしょうか」


「この家に子供がいないわけを」


「……ああ、息子は兄夫婦のところにいるん。私が一人で面倒を見るには限界がありますからね」


「あら、そうなの。なんだ。心配しちゃった。ごめんなさいね。怪しんでるみたいな言い方して」


「別に気にしてませんから」


 柿崎さんは笑って許してくれました。わたしも笑います。何もなかったことにして。けれど。


 この人は、何かを隠している。


 そのことが、水面に垂らした一滴が広がるように、わたしの心に波紋を描いていきました。


 ❑❑❑❑


 朝帰りとかありえないんですけどぉっ!


 いまだ太陽は姿を見せてはいないものの、家々の壁や道は白々と浮かび上がっています。


 空気は清廉に澄み渡り、街を目覚めさせるはずの冷たさが、家路を急ぐわたしに強い向かい風となってはやる気持ちにあらがっています。


 ご近所に見られないように、いいえ、子供達に知られないように急いで家に帰らなくちゃ。


 柿崎さんが車で送るという言葉を振り切って走り出しました。


 とんでもない。


 男の人と一緒のところを見られたら弁解なんて無意味です。


 何もなかったと言っても誰も信じてくれないでしょう。


 少なくともわたしなら信じません。


 玄関のドアをそっと閉めて、急いで朝食の支度に取りかかります。


 今起きてきたかのように。


 けれど、すっかり用意の整った食卓で、鋭い視線が娘から放たれていました。どうやら朝帰りに気づかれていたようです。


 でも、いずみ、あなたの目、怖いんだけど。それに、どうやって出したの? この寒すぎるオーラを。


 人間はそんなことできないのよ。


 息子はそんな姉の様子に全く気づくこともなく、ふんふふんと鼻歌まじりにパンをスープにひたしています。


 啓太、それ今テレビで流れた曲よ。影響されやすいの? 騙されやすいの? 息子は息子で将来が心配です。


 そして、わたしは娘の糾弾する目の鋭さに今から何が起きるか色々心配。


 やがて、針のむしろの上に座らされたような朝食が終わり、息子が学校に向かいました。それを待っていたかのように。


「お母さん、ゆうべのこと、お父さんに知られたくないでしょう。あたしも親が離婚するなんて嫌だから」


 娘がわたしを睨みつけながら低い声音こわねを地鳴りのように響かせました。


 眼には変な炎を宿し、背中に黒いモヤを背負って、食卓の上で組んだ両手の指からは爪が鋭く伸びています。冷気をまとう氷のドラゴンです。ただ。


 頭頂部から上に伸びたひとつかみの髪の毛が、つのというよりは、まさにアホ毛。


 出かける前に鏡を見て直しなさいと言おうと「いずみ」と声をかけた瞬間、ギンッと開かれたまなこにビビりました。


 うかつなことを言おうものなら目からレーザー光線を出して、あたり一面を焼き尽くしそうな雰囲気にのまれ、小声で「お母さん、やましいことしてないのに」と反論します。


 けれど、いずみはフンと鼻を鳴らして「だから、お父さんには黙っておくから」と、わたしの言い分など聞く気もありません。


「でも、これは貸しだから。覚えておいてっ!」


 そう言い捨て、ふんすふんすと鼻息荒く食卓を背にして出ていきました。アホ毛を左右に揺らしながら。


 愕然としました。親を脅すなんて。


 確かに成長するに従って意見が食い違うこともままありましたが、ただの反抗期、いずれは元の優しい娘に戻ると思って接してきました。


 ですが、これは親子の会話ではありません。わたしは夫に顔向けできないことなど何一つしていないのに。


 それに、あの子、食べた後の食器を流しに持っていくのを忘れてる。それほど頭にきてることはわかったけど、注意不足で事故に遭ったりしないかしら。


 むしろ、そちらのほうが心配。


 ❑❑❑❑


 やっと土曜日になりました。今日は、妻の入院する病院に面会に行く日です。


 本当なら毎日でも仕事帰りに寄りたいところですが、妻の両親から控えるように言われ、施設の迷惑も考えて週に一度の面会で我慢しているのです。


 もっとも、妻はほとんど寝たきりで、意識も朦朧としていることが多く、ろくに会話などできないのですが。


 それでも家族として触れあう貴重な時間です。私は受付で記帳すると、職員の案内で通い慣れた病室に入り、妻の様子をうかがいました。


 眠っている妻の枕元まで行って、そっと手を握ります。かさかさの手のひらを両手で包み込み、顔をのぞくと、やせ細った頬、落ちくぼんだ目のふち、しわが重なった額と首元に、妻がもう長くないことが嫌でもわかります。


 妻の両親は、私が仕事にかまけて妻の病気に気づかなかったことに怒り、私と妻が二人きりで過ごすことさえ許してくれません。


 今日も部屋の隅には職員が待機して、わずか30分しかない面会時間を厳守させるべく私のことを見張っているのです。


 けれど、ここでこうして妻の顔を見て、その手に触れているだけで、仕事や日常の憂さなど取るに足らないことのように思えてくるのです。


 妻だけでなく、誰もがいずれは死んでいく。その絶対の真実の前に人はなすすべもなく、ただ受け入れるしかありません。


 名前を残そうが、記憶に残ろうが、死んだ人はもうここにいないし、還ってくることもありません。


 後世に伝えられた名前もエピソードも、伝えたい人が伝えたいことだけを恣意的に取捨選択した結果にすぎないのです。何らかの意図をもって。


 妻がこの世界に残すものは何一つありません。


 子供すら。けれども、それはこうして毎日を暮らしている私にしても同じこと。


 たとえ、何かを作ろうとも、形あるものはやがて壊れて消えていく。


 偉大な発明も、前人未到の記録も、史上空前のヒット作も、前代未聞の業績も、人類史に燦然と輝く普遍の真理すらも、偉大な功績はすべて時代に取り残され、忘れ去られ、塗り替えられ、いずれすたれて消えていく。


 それを命がけで作った人の思いもろともに。


 それでも、私も妻も確かにここにいる。


 今この時間をともに生きている。それもまた、紛れもない絶対の真実。


 誰も私達のことを知らなくても、ただ忘れ去られるだけの存在なのだとしても、今このときだけはお互いの手のぬくもりが存在を認めあっている。


 私は妻のことを知っている。妻は私のことを知っている。


 これ以上求めるものはないし、欲しいものもない。あったとしても、持っていくことも連れていくこともかなわぬそれは、私達の手に余る。


 今日も私はこの地平に立って、心をうつろに人の世を眺めているのです。


 この病院の一室から。ただこの手のぬくもりだけを信じて。


 ❑❑❑❑


 当分の間は柿崎さんとは会わないようにしよう。


 そう決めていたわたしでしたが、火曜日は打合せの日です。だから、4日ぶりに柿崎さんの家に来てしまいました。


 月曜日が過ぎても柿崎さんから火曜日の打合せの場所の連絡がなかったからです。


 おそらくは、一緒に食事しているところを誰かに見られて誤解されるのを避けようと考えたのでしょう。


 わたしも前回の親睦会のときのように酔払いオヤジの妄想で言いがかりをつけられたくはありません。


 ですが、来月の連絡会までには、夏休み期間中、顧問に代わって部活を監督する保護者を割り当てた当番表を提出しなければならないのです。


 柿崎さんに全部任せておけばいいとはわかっているのですが、何もしてないのに自分も一緒にやったように振る舞うのは抵抗があります。


 それで、一緒に食事をしながら当番表を作ろうと、食材を持って柿崎さんの家に押しかけたのです。


 部屋の明かりが灯っていることを確認し、柿崎さんに電話を入れます。


 少し迷惑そうな口調でしたが、食材を持って家の前にいることを伝えると、慌てたようにドアが開きました。


 さて、初夏とはいえ、今日も暑かった。


 こんな日は素麺と冷やし豚しゃぶサラダに限ります。


 ちぎったレタスをお皿にわさっと乗せ、細かく刻んだミニトマト、オクラ、きゅうり、パプリカ、みょうがに大葉を麺つゆとわさびのソースで味付けしてひょいひょいと散らします。


 ナス、ピーマン、アスパラは薄く切り、素揚げにしてざざんと盛り、空いたところに、熱湯プールで泳がせたり冷やしたドレッシングをまとわせた豚肉スライスに見栄えよく寝転んでもらっておしまい。


 その間に湯がいて流水で締めた素麺をざるに乗せて完成です。


 麺つゆと薬味は市販のもの。


 この料理は作るのも食べるのもスピードが命。急いでテーブルに柿崎さんを呼んで一気呵成にいただいちゃいます。


「押すな。押すな」とにぎやかなお皿から、ずずっと、ざくりと、もぎゅっと、はぐっと、むしゃむしゃっとね。


 夕飯が終わり、後片付けをしたら、当番表作成の時間です。でも、そもそもどうやって作るの?


「会員の皆さんに都合のつかない日を知らせてもらって、それをもとにカレンダーに都合のつく人を順番に割り当てていけばいいんですよ」


 柿崎さんはこともなげに言いますが、わたしにはなにがなんだかよくわかりません。


「具体的にはどうすればいいの?」


「夏休み中のカレンダーを作って部員に持ち帰らせます。保護者には、都合がつかない日にバツ印を付けて返してもらいます。それで都合がつかない日をはずしてカレンダーに順番に割り当てていくんですよ」


 わたしあっけにとられていると、「次の連絡会が6月20日、その前日の打合せで当番表を作るとして、さらにその前の打合せで未提出の会員を確認して催促することになりますね。それが6月12日だから、回答期限は10日にしましょう」と柿崎さん一人で話を進めていきます。


 わたしに否やはないのですが、柿崎さんが何を言ってるのか……完全に置いてけぼりです。ん? 置いてきぼり? どっちが正解?


 迷走しているわたしを完全に置き去りにした柿崎さんは、「会員が書き込むカレンダーと文章は私が作りますよ。明日、私から部員に配りますから」と話を終わらせました。


 こんな任せっきりでいいはずないよね。せめて、カレンダー作りと配付くらいは引き受けたいところです。


「カレンダーはわたしに作らせてください。昼間は時間があるから。ついでに剣道部の部員達に渡すようにうちの子に言っておきます」


「大丈夫ですか?」


「うちの子が信じられないとでも?」


「そうじゃなくて、こういった書類は私達大人から直接部員に渡したほうがいいと思うんですよね。部活の終わりにきちんと話をして渡さないと。鞄の中にしまい込んだままとか……わかるでしょ?」


 よぉくわかります。小学校のとき、プリントをわたしに見せなくて何度恥ずかしい思いをしたことか。あのばか息子。


 参観日、子供が帰った教室で、自分の子の席に座らせたあの教師の野郎っ! 机の中を見ろって?


 出てきたわよ。プリントの山が。


 それに紛れてパン。パンなの? 何? 何なのこれ。


 茶色く変色し、石のように固い、かつてはパンと呼ばれていたもの。


 そして、更に奥にある何か。それはティッシュで大事そうにくるまれた手のひらサイズの球体。消しゴムのカスでも集めたの?


 うちの息子、この教室で一体何を密造してるの?


 こんなことなら娘の教室に行くんだった。あの子ならこんなこと絶対にしないのに。


 今思い出しても恥ずかしさで顔が真っ赤になります。ほんの数年前のことですが、あのときの屈辱を忘れることは一生ないでしょう。


「でも大原さんのやりたいという気持ちは大切にしたいと思います。明日、作ったカレンダーを持って来てください。内容に問題がなければ私が人数分コピーして部員達に配りますよ」


 明日? 期限は明日までなの? いいえ、そんなことより、明日もこの家に来ることが決まっちゃった。どうしよう。娘の目が怖い。そう逡巡したのもつかの間。


 ピンポーン


「宅配便でーす」

「はーい。今すぐ」


 わたしは思わず声を上げて駆け出していました。柿崎さんが止めようとしたのは気のせいでしょうか。


 ですが、声を出した手前、わたしが出ないわけにはいきません。


「カキザキハルキさん?」


「はい?」


「荷物、こちらになります。ここにサインを」


「こちらですね。か、き、ざ、き、っと」


「まいどありがとうございました」


 渡された薄っぺらい小包を片手に持って宛名を確認します。


 ……柿崎春樹。


「どうもすみませんでした」


 柿崎さんが部屋から顔を覗かせています。


 わたし、今、どんな顔してる?


 後援会の名簿にあったこの人は、柿崎冬彦。今は動揺してることに気づかれちゃだめ。


 わたしが小包を柿崎さんに渡すと「通販なんです」と笑いながら、さり気なく棚の上に置きました。


「甥の誕生日が近くて、そのプレゼント」 


 わたしの手が届かない場所に置いたのは、もしかして柿崎春樹という名前を隠したいから?


 気詰まりな空気が流れ、これ以上ここにいると窒息してしまいそうです。


「わたし、帰りますね」


 柿崎さんの言葉を待たずに玄関に向かい、パンプスを引っ掛けて外に飛び出しました。


 辺りは暗く、夜道を照らすはずの街灯は、路面だけでなく、漆黒の闇もまた鮮やかに際立たせています。


 そのコントラストを描くような深い闇が、不安となって、わたしの心にじんわりと染み込んできます。


 柿崎さんの親切な態度も、優しい言葉も嘘ではないのでしょう。けれど、確かなことが一つ。


 あの人は、嘘をついている。


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