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最終決戦

フレアです。どうも

「え?本当?」


僕はショウ、数年前友人達とこの世界に転生()してきた。今はなんやかんやで行商人兼冒険者だ。


「そうなの!!この魔物倒せれば20万G!」


コイツはロッド、パーティの紅一点?って奴だ。僕らのパーティの中で一番行動力に満ちてる。少し分けて


「やだよめんどくさい…」


最後にツルギ、かなりのめんどくさがりだ、でもやるときはやる。やってくれるよね?大丈夫だよね?


「結構お高いし受けちゃおっか」


「えぇー」


「やった!!」


「ちなみに誰倒しに行くの?」


「魔王!!!」






「ハハハハハハ!!!!よくぞここまでたどり着いたな!!冒険者達よ!!」


「やっと会えたぞ!!魔王!!!!」


ロッドがそう叫ぶ…。魔王グリモア、この世のありとあらゆる魔術本を記憶し完璧に使うことが出来ると言う大魔王だ。


「色んな思い出が溢れてくるよ…!皆との熱い冒険の日々が!!」


「あぁ…暑かったな…早く帰りたい…」


「だが、その冒険はここで終わりだ!貴様らの人生と言う名の冒険はなぁ!!!」


戦闘形態に入ったのだろう、道中の敵とは比べ物にならない程の魔力の嵐、魔法ですら無いただの魔力ですら今は奴の武器と化している。それほどまでに凄まじい力だった!


「さあ!!最終決戦と行こうか!!!!」


「よし!!行こう!!ショウ!ツルギ!」


「ほんとに大丈夫?ロッド?」


「俺帰る…疲れた…」


「喰らえ!!魔法使い!!!ヘルフィナーレ!!!」


ヘルフィナーレ、魔王だけが使うことを許された最悪の炎。その炎は空間を焼き、人の魂さえも燃やし尽くす。


「行くよ!地獄の氷華よ、私が命じます。一つこの力は全てを凍てつかせるためのもの。二つこの力は世界を救うためのもの。三つこの力はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


「ロッドォォォォォ!!!!」


「あーあ。」


馬鹿みたいに長い呪文を唱えていたロッドは炎に飲まれた。教会の人たちの苦労も考えるべきだと思うよ


「まずは一人目だ…」


グリモアは次にその瞳をツルギに向ける。


「あっ、俺パスで」


「は?」


「いやいや待て待て、お前我を倒しに来たのだろう?」


「いや無理やり連れてこられただけなんで…てか話すの疲れた…マジやだ…眠い…寝るわ…」


「おい!待て!!起きろ!起きろ!!…」


そのままツルギは深い眠りについた…


「…ヘルフィナーレ」


そのまま焼けた。ごめんなさい教会の人。


「さ、さあ!貴様で最期だ!!えーっと商人?」


「どうも!何かお求めですか!」


「いや、何も要らぬわ!!!喰らえ!!ヘルフィナーレ!!!」


「300Gになります!」


が、地獄の炎は青年の手に触れた瞬間金貨となって少年の手に納められた。


「なっ!?貴様!我の魔法を防いだと言うのか!?」


「いえ、買い取りました。」


「は?何をいっているのかわからんがこれならばどうだ!!」


「銅は1500Gでの買い取りとなりますがよろしいですか?」


「よろしくないわ!!しかも銅だ!じゃなくてどうだ!だ!!」


「発音が同じで違いがわかりません。」


「舐めるなぁ!!!ヘルエンド!!!!」


ヘルエンド

世界を焼き尽くす終末の炎。その世界は次元単位で燃え尽きる。


「500Gになります!」


が終末の炎は500円になった。コンビニ弁当くらいなら買えるね


「そ、そんな馬鹿な!!これすらも防ぐか!?」


「僕はどんなものでも買い取れます。今は亡き師匠の遺言です…『どんなものでも買い取れて、どんなものでも売れる行商人になれ』って!!!」


「いや!魔法を買い取る行商人などいるか!!!!!!!!!!」


「そして、僕はついに手に入れました…。スキル、商神」


人を越えた神へと僕は師匠の遺言を守るために進化した!!


商神

どのような物でも買い取れると魂から判断すればその場で金貨に変えることが出来る魔法。


「何が商神だ!!!ふざけるな!!!貴様には『我の全てを持って』相手をしてやろう!!!」


「全て…?わかりました。」


「さあ!行くぞ!!!」


「7Gになります!」


魔王 は 7円で 買い取られました。






魔王 敗北

次回予告!!

「憂鬱なのでやりません」


次回「憂鬱なのでタイトルを言うつもりもありません。あー疲れた。眠い」

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