運命に導かれて~第8話~
~百合注意~
(閉鎖空間脱出物)
~運命に導かれて~
~第8話~
スイカの模様の鍵とメロンの紋様の鍵を扉の鍵穴に入れて鍵を回すとすんなりと鍵のロックが解けて
私達は、扉を開けて次の部屋に入っていきー
「やっぱりこの鍵が正解だったんだね」
次の部屋に入れたのを安心した様に微笑んでー
「ねえ、お姉ちゃんは、何で答えが解ったの?」
茉白ちゃんは、私が答えが解ったのが何故なのか不思議できょとんと首を傾げて
「えっ、だって同類は、同じ物って意味でしょう。
扉に書かれている紋様は、きゅうりだったからきゅうりは、野菜でしょう。
同類を集めてってことは、野菜を集めてって意味だよ。
でこの中の野菜は、メロンとスイカって事だよ。
つまりメロンとスイカの紋様の鍵を使い次の部屋に進めって事だよ」
謎解きの答えを解りやすく教えようとしてー
「あの……アボカドも野菜では、ないのですか?」
瑠璃ちゃんは、自分の考えがあっているのか解らずにおどおどしながら質問をしてー
「間違いやすいけれどもアボカドは、果物だよ。
アボカドは、木になっているからね。
木になっている木の実は、全て果物だよ。
それから地面からはえている草から実る実が全て野菜になるんだよ。
だからメロンとスイカは、野菜だよ。
ついでに苺とかも野菜になるんだよね」
自分の知っている知識を皆に知らせてー
「えっ!?メロンとスイカと苺は、野菜だったの!?」
紅葉ちゃんは、メロンとスイカと苺が野菜だったのがびっくりして大声を出して驚いてー
「まあ、知らない人は、多いんだけれどね。
でもここが次の部屋なんだね……」
部屋の中を見渡すと中央に宝箱が置いていて
宝箱には、『いやなやつ+いやなやつ=みなごろし
み+な+ご+ろ+し=』って書かれていてー
「なんだか物騒ですよね。
嫌な奴を皆殺しをするだなんて最低だと思います……」
瑠璃ちゃんは、嫌な奴ってだけで皆殺しをするだなんて恐ろしいと思いー
「あれ、地面に何か落ちているよ」
ボク達は、地面に落ちているパズルピースを広い集めて
パズルピースは、全部で9個合って
パズルのピースは、1から9までの数字が書いてありー
「お姉ちゃん、もしかしてこのパズルピースは、宝箱のへっこんだところが2つあるからここにパズルのピースをはめるんじゃないかな?」
宝箱には、パズルのピースが2つはまりそうなへっこみが合って
茉白ちゃんは、それを指差してー
「いやなやつを何かに言い換えせないかな?
例えばローマ字とか英語とか数字とかさ……」
桃花ちゃんは、いやなやつを何かで言い換えられないか考え込みー
「いやなやつを言い換える……
いやなやつってそう言えばあれで言い換えられるかも……
そうか、それならば答えってこれかも!」
いやなやつとみなごろしの文字を良く見るとあることに気が付いて
ある数字を書かれているパズルピースを2つ宝箱にはめて宝箱を開けようとして
そしてー……
ーto be continuedー