表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運命に導かれて~脱出ゲーム~  作者: ねがぽじ
7/12

運命に導かれて~第7話~

~百合注意~


(閉鎖空間脱出物)


~運命に導かれて~


~第7話~


左から2つ目の金庫を開けると悪いことは、何も起きないで


金庫の中には、アボカドの模様の鍵とスイカの模様の鍵とリンゴの模様の鍵とメロンの紋様の鍵が四個入っていてー




「やっぱりこの金庫が正解の金庫だったんだね」




金庫に入っている鍵を取り出してー




「すごーい、しのりん!


ボクは、全然解らなかったのに何で解ったの!?」




紅葉ちゃんは、私が答えを解ったのが驚いて大声を出してー



「そんなの簡単だよ。


(りたひ+2+"+←)の答えは、紅葉ちゃんの後ろって言葉で気がついたの。


←は後ろから読むって意味でね。


2+"は、言葉の2つ目に"をつけてだってことだよ。


つまりそれから解る答えがひだりって意味だよ。



『+い』だけれどもこれも紅葉ちゃんの数えるって言葉で気がついたんだよ。


ひらがなを数えるとあが一文字目でしょう。


次のいが2文字目になるんだよ。


だってひらがなを順番に言うとあいうえおって言うでしょう。


だからいは、2を表しているんだよ。



だから答えは、ひだりから2つ目って事が正解だよ」




右手の人差し指を立てて自信満々に答えを教えてー




「つまりボクのおかげで問題が解けたんだよね。


感謝してもらっても良いんだよ!」




紅葉ちゃんは、腰に両手を当てて自慢する様に偉そうな態度をとりー




「調子にのるな、紅葉」




桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの頬っぺたを引っ張り苦笑いを浮かべてー




「痛い、痛いって、ももっち!


調子にのりすぎたから謝るから止めてよ!」




紅葉ちゃんは、桃花ちゃんに頬っぺたを引っ張られて痛そうに悲鳴をあげてー




「まったく紅葉は、しかたがない奴だな……」




桃花ちゃんは、苦笑いを浮かべて紅葉ちゃんの頬っぺたを離して


金庫の扉を閉めると全ての金庫が消えて


その変わりに扉が現れてー




「この鍵で開けるのかな?


でもアボカドとメロンとリンゴとスイカの紋様に何か意味があるのかな?」




アボカドとメロンとリンゴとスイカの紋様の四つの鍵を見つめ考え込んで


扉には、きゅうりの紋様が描かれていて


扉に2つの鍵の穴がついていて




「扉に鍵穴が2つで鍵が4つあるってことは、この中に正解の鍵があるって事ですよね」




瑠璃ちゃんは、鍵と鍵穴を見つめながら染み地味と自分の考えを知らせてー




「あれ、扉に何か書かれている


えっと、『同類を集めて次へ進め』か……


さっぱりだな……」




桃花ちゃんは、扉に書かれている文章の意味が解らなくて


考え込みながらしみじみと呟いてー




「そう言えばきゅうりってボクの1番好きな野菜なんだよ。


きゅうりって食感がコリコリしていて美味しいよね!」




紅葉ちゃんは、大好きなきゅうりの事を思い浮かべて幸せそうにニコニコ笑顔になりー



「同類を集めて……


同類……


同じ物……


野菜……


あれ、そう言えばこの鍵って……


そうか、それならばこの2つの鍵を鍵穴に入れたら扉が開くかも!」




2つの鍵を2つの鍵穴に入れて扉を開けようとして


そしたら……




ーto be continuedー



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ