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運命に導かれて~脱出ゲーム~  作者: ねがぽじ
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運命に導かれてー第2話ー

~百合注意~


(閉鎖空間脱出物)


~運命に導かれて~


~第2話~


扉のキーボードで0401って打ち込んでドアノブを押すとすんなりと開いてー



「やっぱり答えは、0401だったんだね」



開いた扉を満足そうに頷いてー



「しのりんは、何故答えが解ったの?」



紅葉は、感心した様に私を見つめー



「そんなの簡単だよ。


天井の桜は、春の季節を表していてね。


魔方陣の周りに描かれている数字は、日にちを表しているんだよ。


1から31が日にちで1から12が月をみたいにね。


方角は、太陽が登ってくる方角の目印になると思うんだよ。


そして天井の桜から見て桜の咲く季節が四月ってことでしょう。


四月は、太陽が東から登ってくる事を考えると始まりは、東からだと思うんだよ。


東に書かれている数字が1から読み始め1564と扉に書かれているフランス語つまりフランスの独裁王女から連想されるところから考えるとフランスの王のシャルル九世が1564年に1月1日に年の始まりと勝手に決めた年になるんだよね。


そして壁の色の赤色は、多分人の血を表していると思うんだよ。


壁の赤色が血が飛び散っている様に見えるでしょう。


シャルル九世が国民を大量に殺害をした事を表しているんだ。


扉に書かれているフランス語の独裁王の続きは、を嘘が貫くだと思うんだよ。


国民がシャルル九世を貫いた嘘……つまり国民がシャルル王が怒らせて国民を虐殺をさせた嘘って言うのは、国民達が勝手に新年を4月1日にして嘘の新年にした為になんだよ。


シャルル九世、つまり扉を、嘘がは、0401で貫くって言葉の意味は、キーボードで扉に打ち込むって事になるんだと思うんだよ 」



自分の思っている考えを瑠璃達を知らせてー



「さすがは、しのりんだよ!


名探偵だね!」



紅葉は、目をキラキラ輝かせて私を見つめー



「その……やっぱり紫乃先輩は、凄いです」



瑠璃は、ほんのり顔を赤らめ尊敬した眼差しで私を見つめー



「16世紀ヨーロッパでは、3月25日から4月1日まで春のお祭りをしていたんだよ。


でもシャルル九世が1564年の1月1日を新年にしたんだよね。


それを怒った国民が4月1日を嘘の新年として馬鹿騒ぎをしたんだよ。


それに怒ったシャルル九世が騒いだ国民を逮捕して処刑しました訳だよ


たぶんこの謎解きは、その事になぞっているんじゃないかな。


次の部屋に行こうよ。


早く茉白ちゃんを探さないと行けないんだからね」



紅葉ちゃんと瑠璃ちゃんに誉められると照れた様に顔を赤らめて謎解きの由来だと思う事を教えると扉を開けて私達は、部屋から出て行って


扉に入ると広さが20メートルがある丸い部屋に出て


部屋の真ん中にゴリラの剥製がたっていてゴリラ右の腕には、液体が入りそうな10センチくらいの穴が空いていて


そして壁に穴が空いていて


ABって書かれている穴からは黄色の水がBって書かれている穴からは赤色の水がOって書かれている穴からは黒色の水がAって書かれている穴からは紫色の水が流れていて


大きな水鉄砲の様な物に水の出るところに針がついて機械がゴリラの剥製の下に落ちていてー




「またおかしなところに出たよね。


茉白ちゃんも見当たらないしどうなっているのかな?」



次の部屋に入って周りを見渡して状況を確認をしようとしてー



「わーー格好いい!


多分このゴリラの剥製ってニシローランドゴリラだよ。


ゴリラの中では、1番多いゴリラの種類なんだよ」



紅葉は、目をキラキラ輝かせて剥製のニシローランドゴリラを見つめー



「紅葉ちゃんは、動物が好きなんだね。


そう言えば紅葉ちゃんの家に動物図鑑や動物のグッズが沢山あったよね」



紅葉ちゃんの部屋に行った時の事を思い出して紅葉ちゃんの動物グッズが可愛らしかったなって思いー



「紅葉先輩が動物が好きだなんて知りませんでした。


可愛らしいところがあるのですね。


でもこのゴリラの剥製って迫力が合って怖いです……」



瑠璃ちゃんは、剥製のゴリラをを恐々と見つめー



「でもこのニシローランドゴリラの性格って自分の信念に基づいて行動をするマイペースな性格だったりするんだよね。


流行や興味のある物事には敏感に反応したりします。


他の動物に左右されることは少なく常に自分のペースで我が道を行ったりするんだよね。


周りが慌てふためいている時でも自分のペースで淡々と物事を進める姿に頼もしさを感じる時もあるんだよね」



紅葉ちゃんは、ニシローランドゴリラの性格を楽しそうに知らせてー



「それって人間みたいな性格ですね。


あれ、ゴリラの剥製の土台に何か書いています。


えっと『死にそうです、助けて下さい……』


何だか物騒ですよね」



瑠璃ちゃんは、ゴリラの剥製の土台の文字を気味悪がそうに見つめー



「なるほどゴリラが怪我をしているって事だよな……


でもこの水鉄砲ってまるで病院とかで良く見る物に似ているよな。


それに壁から流れている水も謎だよな……」



桃花は、全く解らなくて戸惑いながら部屋の中の物を1つずつ見て周りー


「ゴリラを治療したら何かが起こるって事だよね。


治療は、医療品や臓器や血を輸血したり手術道具が必要だよね」



どうしたらゴリラの剥製を治療できるか考えて自分の考えを知らせてー



「ボク、この謎の答えが解っちゃったよ!


こんなの簡単な問題だよ」



紅葉ちゃんは、水鉄砲に良く似た機械である穴から流れている水を入れるとその水をゴリラの腕の穴からゴリラの剥製の中に水を入れて


そしたら剥製のゴリラがー……


ーto be continuedー

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