主な登場人物・用語について
とりあえずよく出てくる三人だけ紹介しておきます。
大体の話で出てくる登場人物
・僕
大体の話での語り手で仙台在住の主人公。古川君の家に居候しながら錬金術師として魔導結晶を精製・販売している。とにかく食い物が好きで何でも食うが、特に甘い物が好きでカステラとかパウンドケーキとかめっちゃ食う。イカの刺身が苦手。でも、ホタルイカを酢味噌につけて食うのは好き。
喋るのがあまり得意じゃなくモノローグではよく喋る。趣味は食うことと魔導結晶を作ること。ワカメのように流れに身を任せてゆられて生きているが、大勢の人の前で何かするのは超苦手。
『アンバー君』は勝手につけられたあだ名。
・ネフィ
大体の話で主人公にくっついている幼女。桃色の長い髪に緑色の瞳を持った父親曰く歴史上最高に可愛い美少女らしい。とりあえず可愛いのは確か。人間じゃなく、錬金術によって造られたホムンクルスで幼いながらも錬金術の知識が豊富。
無邪気で明るい性格だが、父親には何気に辛辣。主人公を兄のように慕っていて、主人公を馬鹿にする奴は許さねぇ。超能力が使えるし何気にハイスペック。
人間の食事が大好きで肉が一番好き。焼肉屋に連れていくと狂喜乱舞。
・古川君
高校時代からの主人公の友達で無類の女の子大好きマン。高校の時から神童と呼ばれていて、現在は魔法省で迷宮探索者として働いている。錬金術の才能もあり、ネフィを造った張本人。
ネフィを溺愛している一方、女の子への萌えも抑えきれない。女の子は物じゃねぇ、性の捌け口じゃねぇ、この星の宝だ。見た目のイケメンさと中身の気持ち悪さが反比例している。中学の頃のあだ名がトラウマ。
基本的に好き嫌いはないが、強いて言えば辛いのが苦手。酒は大好きでもちゃんとセーブして飲む。
主な用語
・仙台
主人公たちが住んでいる宮城県の都市。何か知らないけど牛タン定食(焼いた牛タン+飯+牛テールスープ+漬物+胡瓜の味噌漬けみたいなの)を取り扱ってる店が異常に多い。何故かアニメショップが一つのビルに集中してる。
・異世界
所謂ファンタジーの世界。数百年前(2200年頃)にこちらの世界と繋がった。そのおかげで魔法技術が大きく発展したが、時空の歪によって迷宮と呼ばれる亜空間が出現したり、魔物が出現する時がある。
・錬金術師
その名の通り錬金術を使う人々。石ころを金に変える魔法しか使えないと認識されがちだが、物質の操作、合成に長けた人物を指している。簡単に言うと魔法でいろいろ作ったりすることができる『魔法の発明家』。誰でも魔法が使える魔導結晶を開発したことは最大の功績とされる。
・魔法省
ネーミング通り魔法に関わることや、異世界に関する案件とかを取り扱っている機関。日本にもいくつか支部があって、古川君はそこの仙台支部で働いてる。
・迷宮
魔物がわんさかいたり、珍しい素材とかがその辺とかにあったりする不思議ミステリーな空間。縦にも横にも広いので全貌を明らかにするには五百年は軽くかかるとされる。
・魔物
様々な形態がいるが、大まかにくくってしまうと人間に害を及ぼす生物。生物と言っても迷宮や異世界の墓場、廃墟とかに行くとアンデット系のものも現れる。
倒すと色んなアイテムを落とし、それらは武具や魔導結晶の材料として使われる。