10次元
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我は何なのか? 何故自分が存在するのを認識したのか,もはや 時間で表す事が出来ない時間を過ごした。自分は何かはわからないが、ただ 、この白い空間が嫌いだ、そう思った瞬、ペリッと白い空間が破れた、破れた紙の型で剥がれた、その剥がれたところは 何の痕跡も無く 真白ただ,ペリ ペリ ペリペリ 宙を舞うの様に白い綺麗な物が 次々と破れていく 我はその綺麗な物が欲しい、そう欲した時 白い物が我に集まる、我は一層自我を感じた 震え立つ物を感じる これは 嬉しいなのが? 我が動くと 白い物も動く 先を意識すると 白い物が意識したところへ行く これは楽しいなのが?
無限大に広がる白い空間を時間なき時間を 浮いて彷徨い続けた,寂しいなのか? カラスが割れるの如く ヒビが空間に走る 怖いなのか? ビシャっと破れ 、、、赤い空間がその中に広がっていた、。
“ アルトナリス様がお目覚めになりました”。“メイト長下がって7人の鬼人王に伝えよ”“わかりましたネフェル様” 赤い空間に入るや否や景色が変わり 中世宮廷広間が目に入るそして俺の周りに黒いランジェリーを着た二十歳前後の肌白い女性が10人程倒れていた。
“アルトナリス様転生おめでとうございます、いや早10年が経ちました,この度も無事に転生なされて嬉しゅうございます,鬼人王方達が間も無く宮廷に着きます”
目の前に居る赤いロングヘアの人が誰なのが全く分からない“おまえは誰だ?”ネフェルは軽く目を開く“ナリス様記憶がないのですか⁈ “申し訳ない俺が誰なのか教えてくれないか?”
「シャイア帝国の帝王でございます,この度の転生陣の展開の失態 ナリス様の記憶が戻りしたい この賢者ネフェル死して罪をお受けさせてください」
“賢者ネフェル殿死んで償う程の罪ではない俺の記憶を取り戻してくれればいい」
「有難きお言葉 このネフェル感謝いたします。ナリス様私をどうかネフェルどお呼びください」
「すまないかネフェル俺の記憶を取り戻してくれ」「お任せください」
「ネフェル俺の周りに倒れて居る女性達は何者だ?気絶して居るのか?」
”この際どい服装の女性達に目のやり場がすっごく困っていた。“ナリス様の妾でございます我らに従う国の姫君たちと数名鬼人王の姫君たちですそして今転生陣の生贄により死んでおります"“俺の為に死んだのか?”"ナリス様哀しなさらずに,ナリス様の冥府の力 死者の契約を使えばナリス様を求めるものは魂をナリス様に捧げる権限を持ちます""それだけなのか?”いいえその魂はナリス様の思うままでございますナリス様の妾を目覚まさせてお開けください”“俺はどうすればいいのだ?”“ナリス様は私達どは違い それを思い それを思考し それを願うば それが成されます”“俺はまるで神、、、なんだな““いいえ アルトナリス様は冥府の支配者でございます