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ふたりになるまでの時間

犬の日(ふたりになるまでの時間 番外編・11)

作者: 初姫華子

「犬いらないかい?」


開口一番、前触れもなく自宅へ押し掛けた友人は玄関先で宣った。


彼、武幸宏の手には丸々とした目に丸々とした身体、くるりんと巻いた尻尾を持つ子犬が抱かれている。


毛むくじゃらの犬を差し出されて、誰何する余裕もないこの家の主、尾上慎は固まっている。


「ほら、可愛いだろう、こんなに尻尾を振っている! 君が気に入ったみたいだねえ!」


確かに、振り切れんばかりに尻尾を振ってはいるが、しかし。


「武君、事情を説明してくれないか」


「うん、犬を連れてきたんだ」


「それでは説明になっていない」


「君のところは大きな庭付きの家だし。番犬の一匹や二匹、置いてもおかしくないと思って」


「いや、しかし」


「君の息子の遊び相手にもなるだろうし」


武に呼応するように、奥からは子供の声がした。


まだまだ産まれて日が浅く、満足に寝返りも打てない赤ん坊だ。


どこが遊び相手になるというのだ。


「じゃ、頼んだよ」


「あのだね、武君」


「何、僕忙しいんだけど」


「何故、私が君の犬を引き受けなければならない」


「だって、親友じゃないか」


「待ちたまえ」


だれが親友だ? いつそうなった?


言い返してやりたいところだったが、入って来るのと同じくらい唐突に、「じゃあ!」と片手をあげて、武は去っていった。


「お客様ですか? 気がつかなくて」奥から妻、房江が赤ん坊を抱いてやってくる。


房江は目を丸くして夫と手の中にいる仔犬を見比べた。


「犬が、お客様だったんですか?」


「違う違う」


慎は首をぶんぶん横に振る。


「武君が、置いていった」


「まあ、武先生が? 奥様はお元気かしら。最近すっかりご無沙汰してしまって」


「……奥方のことはいいんだ……」


武といい、房江といい、肝心な時はまったく的外れなことを言ってくれる。


「武君が、こいつを置いて言った」


「わん!」


はい、そうです、と言わんばかりに仔犬は吠えた。


「まあ、元気がいいこと。お名前はなんというんです?」


「……名前なんてどうでもいいんだ……」


慎は眉間に皺を寄せる。


「ここへは置いておけまい、追いかけて武君に返してくる」


「お預かりしたばかりなのに、もう返してしまわれるんですか」


「いや、預かるなんて一言も言っていない」


そう、ひとっことも了承していないのだ。


「君も困るだろう、子供の世話もあるし。とにかく、これはここには置けない」


慎は三和土に降りて靴を履いた。仔犬がきゅうーと鳴いたその時。


「慎先生!」


これまた唐突に武がやってきた。小さい身体に米俵を担いでふうふう言っている。


「これ、置いていくね! ささやかだけどお礼!」


武の後ろでは、これまたふうふう言いながら、背が小さい彼の妻がぺこりと頭を下げる。


夫の後を追いかけて米俵を転がしてやってきたのか、いや、しかし。


「やあ、房江さん、元気? 子供、大きくなったねー」


武夫妻と房江は慎そっちのけで一言二言談笑し、「じゃ! 慎先生、後は頼んだよ」の結びの言葉を残し、唐突な客人は去っていった。


「お米、助かりますわー」房江はよっこいしょと言いつつ赤ん坊を抱き直した。


うっくーと唸りながら、赤ん坊はよだれを盛大に垂れ流していた。



◇ ◇ ◇



「人に頼む以上、事情を説明したまえ」


翌日、職場で慎は武に問う。


二人は同僚、職場は学校。それぞれ講師として教壇に立つ身だ。


「あ、言ってなかった?」武はけろりとしたものだ。


「今の家、借家だろう? 犬を置いたらとたんにうるさく言われてね、今、大家と折衝中なんだよ。場合によっては家を新たに探さないといけないから。転居するにしろ残るにしろ、少し時間が必要なの。落ち着くまで預かって欲しいんだよね。君ん家、持ち家だろ。とやかく言う人いないと思って」


「なら、なぜ最初にそう言わない」


「あれ、ホントに言ってなかったっけ?」


「聞いていない」


「ま、いいじゃないの。細かい事は気にしない」


武はあははと笑った。


あはは、じゃない。


慎は憮然とした表情を浮かべた。


「けど、子供……つかさ君だっけ? あの子の遊び相手にぴったりだろ」


「だから、まだ遊び相手にはならない」


なってたまるものか、まだ新生児だぞ。


昨夜を思い出し、慎は額に手を当てる。犬はわんわんと鳴き、赤ん坊もわんわんと泣く。


尾上家は一挙に騒がしくにぎやかになった。


妻はまったく意に介さず、「犬のエサは何をあげればいいんでしょう」と呑気に聞いてくる。


そう、犬はあっさり家になじみ、家人も受け入れている、それができないのは慎だけなのだ。


何となくシャクに触る。


「僕もねえ、困ってるんだよ」明るく言い放つ声に困った様子は微塵もない。


「君の実家なら、家を買うくらい朝飯前だろう? 一家揃って医者だというじゃないか」つい当てこすりを言ってしまった。


「うん……それができれば簡単なんだけどさあ」初めて武の顔が曇った。


「親戚づきあいって何かと面倒なんだよ」


「うむ」


「僕の実家の伯父は見栄っ張りだしさ。どうもさっちゃんの所の親もそうみたいなんだよね」


さっちゃんとは武の妻のことで、名は幸子、愛称はさっちゃんだ。


「頼んだらどっちも手を貸してくれるよ、多分。だけど、その後が大変なんだよ……。想像が簡単にできる。どっちにも気を使ってさあ……角が立たないように対応してさあ……」


うわああ、と武は身震いした。


「疲れそう。親戚づきあいは嫌じゃないけど、お金が絡むところで波風立てたくないの。僕がもう少し甲斐性あれば良かったんだけどね、ヒマなしな貧乏講師だもん。仕方ないじゃないの」


ほう、ため息をついて武には珍しく遠い目をするものだから、慎も二の句が継げない。


「大人の事情は動物子供には関係ないことだから、ひとつ、よろしく頼むよ」


おい。


勝手に頼まれないでくれないか!


結局、自分は武に振り回されるのだ。


この日、慎は教壇に立った先で彼らしからぬとちりを連発した。白墨はばきばき折れ、黒板消しを落として服は粉まみれ。

段を踏み抜いて転びそうになった。


黙っていればいい男、しゃべってもいい男と影で囁かれる彼の、らしからぬ様子に失笑もできない生徒はひたすら見ないフリをし、困った顔をしていた。



◇ ◇ ◇



家に帰ると、急ごしらえの犬小屋の脇で、麻縄を首に巻き付けて繋がれた仔犬が尻尾を振ってわんわんと鳴いた。


げんなり。


慎は肩を落とし、家に入る。


「おかえりなさい」房江は子供を背負って夫を出迎えた。


「玄関先に置いているのか」


は、と問い掛けた房江は、ええ、と首を縦に振った。


「陽当たりが一番良いところですから。裏庭は寒いでしょう。いけませんでした?」


「……いやいい」


慎は上がり框に足をかけ、そのまままっすぐ、いつものように離れの書斎へ向かった。


夫の背へ、妻はいつものように声をかけた、「もうすぐごはんですから」と。


生返事で答えた慎は書斎に身を置き、やれやれと手近な椅子に腰掛けた。


男は簡単に父親にはなれない。以前の生活のペースに身を置こうとし、中断されるように飛び込む赤ん坊の泣き声にようやく慣れたところなのだ、その上、犬だと?


自分は、こんなに回りの雑音に振り回される質だったのか。


はあ、と息を吐き、手近な本を片手にページをめくる。


結婚を悔いたことはない、妻はよくやってくれている。子供も可愛い。が、しかし。


自分という人間は家庭人には向かないのではないか、と今頃思う。


まるで逃げるように書斎に入り、本を読み、研究と称して自分の世界に逃げている。


紙の上の文字を目で追い、やっと没頭できたと思ったら。


仔犬がキャンキャンと鳴いている。


エサの時間なのか。人間も……食事の時間なんだな。


慎はやれやれと腰を上げた。帰ってそのままの格好でいたので、服を着替えてなかったことに気づく。服の手入れがどうのと房江がうるさく言うことだろう。


綿がひかえめの丹前に袖を通し、さっきまで来ていた服の皺を伸ばして衣紋掛けにかけ、母屋へ向かう。


夕飯を食べる為に。


下駄をならして横切る庭の向こうにある母屋からは、政があーあーとぐずる声がしていた。


あけて翌日。


全国的に休日だった。


今日は中断していた論文の下書きをしたかった。その為の資料読みも必要だった。


が、どうしても集中できない。


意識を没入できる頃となると子供がわんわん、やっと落ち着いた、と思ったら犬がわんわん。それぞれの立場で泣き、鳴いた。


集中……できない。


慎は深くため息をつき、諦め悪く本を数冊と雑記帳を抱えて、書斎から出た。


まあ、珍しいと問う妻の視線を受け流して縁側にどっかりと座った。


ぽかぽかとした陽気にさらされていると、今日は本も雑記帳も彼の思索の友になってくれないことがわかった。


また研究の予定が遅れてしまう。論文が進まない。


ただでさえ進捗がはかばかしくないというのに。


「手がお留守なんですか?」


妻が声をかけてくる。


「いや、そんなことはない」と言ってみたものの。残念ながら手だけではなく頭もお留守だった。


「気晴らしにいかが」と妻が差し出したのは棒がぶっささった、米が詰まった一升瓶だった。


手が空いてると見計らった時にいつも差し出される一升瓶。


暇だったら米をつけ、というわけだ。


立ってる者は親でも使えというが、座ってる夫もそうなのか。


数分後。慎は縁側で米をついた。その米は尾上家の夕と翌日の朝の食卓に供され、赤ん坊の重湯になり、仔犬のエサになる。


慎へ不協和音をもたらしているのは、家庭か? 仔犬か?


慎は自問する。


いや……自分の中で奏でる雑音を無視できない自分の心がさせているんだ……


我は収めよ。


己のつとめを果たせ。


不平の種は、さっさと排除せねばならない。要は自分が慣れてしまえばいいのだ。


夕食後、慎は長い散歩に出かけた。考え事をする、と言い置いての外出だったが、夫の傍らに鞠のように侍る仔犬がいたのを妻はしっかり見ていた。


この日の晩、離れの書斎前に犬の寝床が移された。散歩から帰って早々、速成の犬小屋を抱える慎の姿が見えた。


「あなた?」房江は洗濯物を畳む手を止め、驚いて声をかける。


「何なさってるんです」


「見ての通り、小屋を動かしている」


「いいんですか? 鳴きますよ。うるさくなりますよ」と房江は問う。


「玄関先より陽当たりがいい」


房江は夫の弁明に小首を傾げた。


そう、これは言い訳だ。この人は時々、わかりやすい言い訳をして澄まし顔をする。


素直じゃないと最初は戸惑ったけど、近頃ではなんと可愛いことをする人だと思えるようになった。


慣れって素敵ね。


「わかりました」


房江は晒しを綴じたおむつを畳んでいくつも積み上げていく。


全てのおむつと洗濯物を畳み終えた房江は片膝をあげて夫の背に声をかけた。


「じゃ、私、お先に失礼します」


「ああ、ゆっくりおやすみ」


慎は本を片手に茶をすすっている。


「房江」


後ろから声をかけられて。房江は畳んだ洗濯物手に持って振り返った。


「何です?」


「夜、そちらへ行く」


手にした洗濯物を取り落としそうになって房江は目を丸くした。


「そんなに驚かなくてもいいだろう」慎はバツが悪そうに答えた。


「ええ、そうなんですけど」


夫婦なのだから。


寝所を共にするのは当たり前のことだ。


が、子供が産まれて昼夜の別がない生活に入ってから、数時間おきに起こされる妻が夫に気兼ねし、彼女からの提案でお互い別々の部屋で寝るようになった。


以来、慎は書斎で、房江と赤ん坊は母屋で分かれて寝起きするようになったのだが。


「まだ夜中に起こされますよ。政、泣きますよ」


「いい」


「けれど……」


「雑音を気にして我が家で暮らしてはいけないだろう」


房江はくすりと笑った。


おそらく彼のことだ。今晩のところは妻のところへ来るだろう。けれど、数日と保つまい。赤ん坊はとにかくいつ泣くかわからない。さっさと退散し、書斎へ戻ることだろう。


が、彼が珍しく自分から妻との繋がりを持とうとしている。


房江は受け入れるだけだ。


夫の心はわからないけれど、彼女は夫を大切に想っているから。


愛しているから。


「お布団用意しておきますね」


顔を上げず、ああ、と夫は答えた。



◇ ◇ ◇



尾上家では赤ん坊がわんわん泣き、犬もわんわん鳴く日がしばらく続いた。


早朝、あるいは夜に犬を散歩させ、縁側で米をつく慎の姿もしばらく見られた。


が、唐突に始まった犬との同居は唐突に終焉を迎える。


「迎えにきたよ!」


前触れもなく、親友……いや同僚の武が妻を伴ってやってきたからだ。


「本当に世話になったねえ、ありがとう! 迷惑かけたねえ。やっと住まいの目処がついたんだ。犬と暮らせるようになったから連れて帰るよ。慎先生のおかげだよ!」


はあ、とも、ああ、ともわからぬ返答で、慎は武を迎えた。


武の隣ではぺこぺこと、彼の妻が頭を下げていた。


「毎日顔を会わせているのだから、今日来るとか、事前に電話いれるとかしたらどうだね」


「うん、ごめんね。でもついさっき、大家から飼ってもいいって了解を取り付けたんだよ、善は急げっていうだろ?」


「まあ、そうだな」


急ぎすぎではないか? 慎は口には出さず内心で愚痴る。


「何? 先生、不満そうだね、あ、もしかしたら犬がいなくなると寂しいとか思ってる?」


「いや、そんなことはない」


つとめて抑揚なく返答する。


「会いたくなったらいつでも訪ねてきてくれ給え、学校から近いし、引っ越しもせずに済んだから住所は同じだよ。いやー、めでたい!」


あははと笑って、武夫妻は犬と伴って夕焼けの中家路につく、ありがとうーと手を振りながら。


「お客様ですか?」


房江は赤ん坊を抱いておっとり出てきた。


「ごめんなさい、気づくの遅くて……どうしました?」


引き戸を開けたまま、ぼーっと立つ夫に気遣わしげな視線を送る。


「どうしたって……何もない」


「いいえ、あったでしょう? そういえば、犬。どうしました?」


「帰った」


「帰った?」


「ああ。武君が奥方と一緒に来て、連れて帰った」


ほら、と手にもつ風呂敷包みは、犬と引き替えに武が慎に持たせたものだ。風呂敷の合間から漂う薫りは、果物の芳香。おそらくりんごが詰まっている。


「寂しくなりますこと」


「そうでもない」


即答する夫の真意は違っている。


きっと落胆しきっている、あの小さい仔犬を一番気に入っていたのは夫なのだから。


今はぽっかり心に穴が空いた状態。


寂しがりやなのに寂しいと言えない……。素直じゃないんだから。


房江は風呂敷包みを指して言った。


「すり下ろしてジュースにしましょうか。この子のおやつになるわ。あなたも。一緒にどうです?」


「私はジュースはいらない」


「じゃ、食べやすく切りましょう」


さあさあ、上がってと玄関の引き戸に手をかけて、房江は言った。


「そういえば」房江は言った。


「名前、決めてなかったですね、あの子の」


そうだ。慎ははっとなる。


仔犬に名付けをしていなかった。


いつも『犬』と呼んでいた。


武からも犬の名前は聞かなかった。


いつ手放すかわからなかったから。


別れることがわかっていたから、あえてつけようともしなかった。


「わずかな間でも、名前で呼んでやればよかったかな」慎はぽつりと言う。


「次はそうなさればいいわ」


「もうごめんだな」


慎と房江は同時にクスリと笑った。


妻の腕の中でわんわんと泣く赤ん坊が泣き声をあげる、けれどそれに応えて鳴く犬の声はもうない。


丸い目、丸まった尻尾、まとわりついて離れない温かい存在。


仔犬の不在に慣れるまでしばらく掛かることだろうな。


「風が冷たい」慎は言う。


「中に入ろう、政が風邪をひくといけない」


慎は玄関先の引き戸を閉めた、妻と子供を促しながら。


後書きと言う名のあがき


2014年2月、未曾有宇の大雪は方々で被害を出しました。

皆様の地域はいかがでしたでしょうか。

私、8日と15日は見事に予定にどんかぶり。

8日はなんとか希望通りのお出かけができましたけど

15日はまったく手も足も出ませんでした。

人間、大自然の猛威にはただひれ伏すのみ。

今も雪はばりばりに残ってます。溶けるのはいつになることやら。


さて。


今日は2月22日。猫の日です。

ですので、犬の物語を書いてみました。


…………


何の脈絡もなくすみません!

けど、今書いてる話がどーにもまとまりも収まりも悪くて。

こんなにしんどいなら読む人もしんどいだろう、

止めちゃうか。


無理。止められない……

一度書き始めた作品はどうあっても書き上げたい。


書き手のエゴだとしても書きたい。

書くことだけは続けたい。

次はもっと気楽になる話を書こう、しんどくない楽しい話を、と自分に言い訳しました。


だけどだけど。


単発短編に今日も逃げました。

逃げの一手である本作です、現在書いてる話と少しだけ関連してます。

キーワードは「犬」です。

もがいている方の公開はGWの後あたりになっちゃいそうですけど、何とかしたい。

もしよろしければお付き合い下さい。


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― 新着の感想 ―
[良い点]  家庭は大変そうです。 [一言]  犬の日は初めて知りました。
2016/02/29 20:17 退会済み
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