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エルフ先生の話をまとめて、今までの師匠の話を統合してみると、、、
師匠は教國に伝わる神話をベースに魂力の研究を行っていた。
事実確認はしなければ行けないが、師匠が両親や村に対して、神話に関する英才教育を行なって居たのかもしれない。
役割というのも、神話に関する色々な俗説があるようで、これじゃないと行けない!というのも無いっぽい感じ。
正解をグーで殴って掴み取るような光の性質を持つ私の師匠は、目の前に居るような考古学者の学説スキップしてしまった。
つまり、チートで正解を引き当ててから、年月をかけて、この世界に於ける理論値を身につけたのだろう。
異端者扱いされて、辺境の地へ飛ばされるシーンは、簡単に思い浮かんだ。
また、神職で「光力」は秘伝だけど、「スキル」は割と一般的みたい。
スキルという単語は、聖都に来てから初めて聞いた言葉だ。
神職の言うような役割も、神職しか言わないし、その辺のギャップもあるのかもしれない…
師匠は魂力馬鹿じゃない説が浮上してきた。
研究馬鹿ではあるのかもしれないけど、チートに導かれて人生を歩んだ結果がアレなのかもしれない。
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「ある程度、考えが纏まりました。」
「どうだい?
魂の柔らかさに興味があるのなら、研究室に入ると言うことも出来るけど。」
割とどっちでも良さそうな顔で、エルフは私に選択肢を提示してくれた。
「私の師匠は、実践派でした。
無理矢理殴って掴み取るような、狂人です。
でも、いつも正解は掴み取って来ました。
師匠に習って、考古学者ではなく、実践者でありたいと思います。
私は、魔法の使い方を学びに来ました。」
赤ちゃんを見るような目で、そうか。
そんなに気張らなくても良いと思うけど。
またいつでも遊びにおいで。
と言って、私の頭を撫でてくれた。
前世と今世を含めても、彼の年齢には届かない。
お互いに、不思議生物だと思っている節がある。
だけど、そんな関係も悪くないような気がした瞬間だった。
長命種は魂がカチコチです(わるぐち)
重要な設定ですが、読み飛ばしても問題ないです。
光が魂の深淵で、神が与えた魂の柔らかさが光力。
光力を使うと魂が消費され(寝たら回復す)ると言うのは、神から与えられた柔らかさの真髄です。
しかし、使われると消費される物であると言う事は、神職古伝の口伝なので、エルフ先生も知りませんでした。
主人公は深淵をより深く持てるチートスキル(魂力の増加)があります。
消費しなければ増えない性質があるので、師匠に出会わなければ、限界を見極めて使えません。
主人公が弟子を取って、弟子に光力を教えたら、ちゃんと限界を見極められずに死んでしまいます。
後、主人公は師匠に毒されて脳筋になったので、エルフ先生の言葉の差異(研究結果)を、気にしませんでした。
学説と実践は異なります。




