表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/30

12

そもそも、私は何故産まれてきたのだろうか?


考える時間が出来て、そう言った所に興味を持つ事が出来るようになった。


ある程度社会という物を学び、まぁそう簡単に死ぬことはないと知ることで、国や社会に処分されないと言う自信も湧いてきた。


貴族の娘ということで、両親から家と家との仲裁の仕方や、國の税金の仕組み、内政について学びながら、産まれてきた理由を考えていた。


そもそも、固有名詞「神」は自分のやりたい事を言葉にするなと言っていたし、言語では表現出来ない何か崇高な物のような気もする。


前世の言葉を借りるなら、天命と呼ばれる物だろうか。


学校で天命という物を習わなかったし、アニメのキャラクターがそんな言葉を使っていたなと思う程度の知識しかない。


先天的な能力である「暫定魔力」つまり「魂力」と呼ばれる物に基づくのであれば、短剣を生み出すのが魂の働きと言えるのだろうか。


戦うことこそが、私の生きる道?


自分自身を鍛えることを辞めないで、短剣を振る事は続けた。


ちなみに、剣の長さは自由に変えられるようにもなったが、身長的にも短剣の方がしっかりと来るので、短剣を使ってる。


しかし、剣こそが私の生きる道という感じもしない。


それを探す為に生まれてきたのだろうか…



そう考えている間にも、8歳になった。


そして、姉が家に帰ってきた。



ーーーーーー


「お姉ちゃん!おかえりっ!!!」


「ただいま、私の妹!!!

大きくなったわね…」


師匠は世俗人と言っていい風格、両親も花嫁修行や政治に関する教師と言った関係で、甘えられる人間は少なかった。


寂しさを抑えきれず、姉に優しくタックルするように飛び付いた。


私の身長は、約130センチほどで、姉は145センチくらいだろうか。


久しぶりの再会に、姉は小さな私のことを抱擁しながら、共に涙を流した。


姉に神職から戒名を授かったと言うと、少し寂しそうな顔をして「よく、頑張ったわね。」と、言ってくれた。


再会を家族で喜びあった後、私は興味津々に、学校の話を聞きたがった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ