プロローグ
「何処だ!さっさと出てこい!どうせ捕まるんだ!今なら痛い様にはしないぞ?出てこい!」
顔に傷の入った大柄の男が叫ぶ
どうしてこうなった...........
荒れた山道に3人の男が誰かを探す
「すみません親方見失いやした」
大柄の男に話しかける親方の子分
「馬鹿野郎、見失ってどうする!」
親方は子分を怒鳴り頭を一発殴打する
「いてっそんなこと言われましてもあいつ逃げ足が早いんですもの」
「うるせぇ!言い訳してる前に探せこの馬鹿野郎」
親分と子分は言い合いを始めてしまう
「はぁはぁ....」
そこから10mほど離れた岩影で息を潜めている人物が息を荒げている
(俺がなにしたって言うんだ...本当は今ごろ日本で普通の暮らしをしているはずなのに...)
そんな現実逃避めいた言葉は誰にも届かず心のなかで嘆く
彼、神谷祐希はこの剣と魔法の異世界で何を見るか?
小説のような冒険に満ち溢れた夢を見て馳せるか?
それとも都合の良い世界でない現実を見るか?
「人生のくそったれーーー!!!!」
全ては神のみぞ知ること
投稿し始めました!つたない文ですがよろしくお願いします!気長に投稿するんでよろしくです