アルコール/年明けの餅
アルコール
計算するのが嫌になる借金と緊縮財政が祟った、貧困生活で自らが望んで苦労を強いられる母が最近、眠れないからと1日1本、酒を飲み始めました。
昔、父は環境などで酒に煙草にギャンブルと小遣いに限ったことであったものの度を超えた摂取が都合の良い離婚の決め手となり、袂を分かちました。
一方、この人は煙草もギャンブルもやらない代わりに他の男とペテンの匂いがぷんぷんしており、いち早く自立の道に進みたいと心掛ける今日この頃。
私としても、同じ轍を踏まぬようにする所存です。
気分が楽になる代償として失う……大切な何か。
アルコール求める脳からのアンコールにお答えし、スパンコールで人生満たして、来世に再コール。
そんなおふざけはよしにして。本題は此処から。
いえ、これは、現在進行形で行われています。
餅
新年、あけましておめでとうございます。
早々に待ちきれない仏壇に備えられた鏡餅を立派なみかんから切り離し、初日の入りよりも早く、お爺ちゃんは一人でウキウキ気分で食べていました。
寝惚けていた僕は奇跡的に気付かれないように、限界な膀胱をトレイへ連れて行き、再度ベッドイン。
まだ浅いのか、鼓膜までは眠りに付けておらず、鼻歌とステップ刻みの歩みで席に着き、食卓に走る。
先ずは湯気の昇るつゆを舌鼓を打つ程度に啜り、次に風物詩ならではの型取り野菜などを味わって、最後に餅を呑むと言わんばかり大口開けて頬張る。
以降、箸が止まり、机に激しく音を立てて落ちた。
まだ、僕の今年はこれからだ。




