9/9
「プシュコマキアを否定せよ」
彼女達は願っている。
各々が幸せになることを。
彼女達は知っている。
各々が幸せになり得ぬことを。
欲を満たせ。許されざる正義に乗せて。
向かうは聖なる七元徳。
楽しいことをしたいの。それじゃいけない?
皆死んじまえばいいんだ。私なんか。
もう全てどうでもいいの。触らないで。
もっともっともっと詰めて。まだ、まだ。
どんなにやっても足りないのです。首は。
私私私私私私は普通だよ。普通に。
どうして私なんだろうね。あいつは。
生きていたいだけなのに。
「普通に生きていたいだけなんて言うけれど、その普通はどうやって与えられるものなのだろうね」
生きていたいという心があった。
だが、それだけでは生きていけなかった。
色欲 身体感覚の無効化
憤怒 自身の自滅による手腕破損
怠惰 不完全形態による行動制限
暴食 自己抑圧による慢性的空腹感
強欲 行き過ぎた被虐願望による下肢破損
嫉妬 脳構造の不正常化
傲慢 特筆する点は無し
やりたいことを好きなだけ。
好きに創り、歌い、語り、息をする。
「夢に本質等有るのだろうか」
「私たちに歌う昔など存在はしないのだ」
語るる夢の今回は。
七大罪をモチーフに、魔法を使う乙女達。
彼女達は生きていたい。
生きていたいだけだった。
欲を満たせ。許されざる正義に乗せて。
向かうは聖なる七元徳。
「プシュコマキアを否定せよ」




