▼ね ん が ん の 武器 を 手 に い れ た ぞ
前回の後書きは荒れてしまい申し訳ありません。
久々の狩りで血が騒いでいただけです。
▼お れ は 正気 に も ど っ た。
という訳で4話行ってみよう!
さて、王女さまについて来たわけだが、何故だか
騎士の訓練所にいる。
「皆さまは戦う力はあっても戦う道具は
持っていないでしょう?
という事で、皆さまには武器を選んで頂きます!」
なるほど、そりゃ近接タイプのスキル持ちもいるだろうし
武器は必要になるのか。
いったいどんな武器があるんだろうな?
確認したところ一般的な剣だけでなく大剣やら大鎌、糸や
鎖鎌まであった。後半はおそらく今までの勇者が、
伝えたのだろうと思うがこちらにも忍者とかいるのかな?
そんなことを考えながら眺めていると、
王女さまが近づいて来た。
「おや?クロセさまは決めないのですか?」
周りを見ると半分くらいのやつらは決めたみたいだ。
「いや、今選んでいたところだ。」
「そうなのですか?」
「あぁ・・中々決まらなくてな。」
そもそも戦闘スタイルの決まっていない今では
選ぶに選べないし、余ったモノを見繕うと思っていた。
それを伝えると王女さまは俺に
「クロセさまは魔法を習得されてましたよね?」
「あぁ、一応な。」
「それなら、アドバイス出来るかも知れません。」
へぇ、そいつはありがたいな。
それと、言い方からしてこの王女さまは魔法使い系なのか
「なら、教えてくれ。」
「えーと、魔法を効率化したり増強したりするには、
短杖や杖、魔本を使うと良いと思います。」
短杖は簡単に言うと、ハリー・○ッターの杖みたいなモノ
杖は水○黄門が持ってる杖みたいなヤツだ。
魔本はガッ○ュベルの本みたいなヤツである。
「ですが、この三種では近づかれた時に対応出来ません
ですから、長剣やレイピアなどを持っていると
お守りにはなると思います。」
やけに実戦的だなこの王女さまは、やはり戦闘経験者か。
しかし、俺はやけに大鎌が気になった。
別に俺が中二病とか、そういう訳ではない。
何故か誰も触ろうとしないのだ。1番目立つはずなのに
誰一人見ようともしない。それがどうも引っかかった。
「なあ、王女さま、あの鎌はなんなんだ? 」
「鎌?こんなのありましたっけ?」
なに?この王女さまが用意させたのではないのか?
「あの鎌は王女さまが用意させたんじゃないのか?」
「はい。そもそも鎌というのは強いですがとても扱いが
難しく、まだ技量の少ない皆様では到底扱えない。
そんな道具なのです、ですから今回用意させなかったのですが。間違えて用意してしまったのでしょうか?」
どうもこの鎌からは、懐かしい気配ががする。
よし、決めた。この鎌を使おう。
「なぁ、王女さま。この鎌を使わせてもらうぞ。」
そう言って俺は鎌を手に取った、その瞬間俺は立ちくらみ
のようなものを起こして、倒れてしまった。
ところで合唱コンクールを合コンて言い始めたのって
いつからなんだろう。