初体験
週3が安定しそうなのでそのペースで活動します!
自分のステータスを見ていると、どうやら皆の能力審査が
終わったようだ。あと、この子の名前聞いてなかったな。
多分、貴族とかじゃなく王族なんだろう。気になったから
聞いてみよう。
「なあ、そういえば聞いてなかったがあんたの名前は?」
「?・・・あっ!」
あっ!てなんだ元々言うつもりだったのか?
いや忘れてたのか。最初の聖女っぽい雰囲気が崩れてくる
「えーと、私はこの国の第二王女であり神託の巫女。
シリア・フォン・セリアと申します。」
そう言ってその子はスカートの裾を持ち上げて礼をした。
その姿は惚れ惚れするほど様になっていた。
そして、後ろに居た豪華な服を着た中年の男が出てきた。
「私は、ゼスト・フォン・セリアというこの国の王を
担っている。」
よく見ると服は筋肉の形に合わせて盛り上がっていた。
そして、目は鷹のように鋭利だった。
おそらくこの中で最も強いのではないかと、感じた。
武器を持った近くの騎士よりも、丸腰のこの王様の方が
力強く感じた。
そのあと、皆それぞれ自己紹介をした。
「皆さまっ!それでは外に行きますよっ!」
王女さまがそう言って、後ろにあったドアを開けた。
ドアの先には階段があり、上に続いていた。
そして、王女さまは階段を駆け上がった。
いや、正確には「駆け上がろうと」した。何故こう言うのかと言うと。王女さまが階段を踏み外して転んだから。
ほら見ろよ。王様、顔抑えて溜め息ついてるぞ。
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まあ、なんやかんやあったが俺たちは地上についた。
「えーと、これから皆さまにスキルを使って頂きます!」
ふむ、つまりは慣れろという感じか。
まぁちょうど良いだろう。
しかし、思い出して欲しい。俺にそんな使えるスキルが
あったか?・・・答えは否である。
俺のスキル試し打ちとかないから。
あるとすれば、殴られるくらいである。
「なあ、俺は耐性系ばかりで試し打ちが出来ないのだが」
俺は王女さまにそう言ってみた。
「そうですか・・なら、コレを使って下さい!」
そう言って俺に7つの本を渡してきた。
「これは?」
「それは魔導書といって、読むだけで魔法を習得できる優れものです!」
そんなものがあるのか。
「しかし、それにも弱点があり。適正のある魔法しか覚えられないのです。」
まぁそうだよな。だがそれでも、魔法を使える可能性が
あるんだったら、男なら誰でも胸が踊るよな。
俺は王女さまに礼を言って魔導書を読んでいた。
しかし、この世界の言語が分からなくても何故だか
内容は理解できる。これがあの声が言っていた適応か。
魔導書を読み漁っていると頭の中に声が響いた。
⦅コモンスキル 水魔法 土魔法 風魔法 闇魔法 光魔法を習得しました。 ⦆
こんな風に通知されるのか。
試しに水魔法を使ってみた。魔導書曰く魔法はイメージ
魔法は本質を理解し、その力を御すことである。
本質さえ理解すれば他の属性を利用し、強化することも
可能である。だそうだ。
俺は身近な水をイメージすることにした。
この間料理した時に誤って手を切ってしまった時の事を
思い出した。あの時は血が中々止まらなかったな。
あぁ、そういえば血も水の一種に入るのでは?
試しに血流を意識して血でナイフでも作れるか
試そうとしたが成功しても貧血もしくは失血死しそうなので針を作るイメージをした。
そうすると、手首の静脈から血が浮き出て裁縫針のような
大きさの針ができた。
⦅ユニークスキル 血流操作を習得しました。⦆
人間の俺が持ってても使いにくいなこのスキル。
「皆さまっ!もう確認は出来たでしょうか?
出来たようなので、城に入りますよ!」
俺たちは王女さまについて行った。
あっ、またつまずいてる。
Blo○dborne楽しいなぁ
獣狩りの夜がまた始まるぞ。
あぁ、獣は何処だ。
真っ赤な花を咲かせなければ・・・