プロローグ
一応二度目の作品ですがこちらは割としっかり構想を練って書いているのでそれなりになると思いたいです。
理想は週二回のペースで投稿出来るといいんですが
あまり期待しないでください。
その日は、いつものように楽しい日になる筈だった。
いつものように友達と会って、先生と会って、
授業を受けて、弁当を食べて、休み時間に馬鹿やって、
先生に怒られて、友達と笑いながら帰る。
そうなる筈だったんだ。
けれども、そうはならなかった。
一瞬で・・・全てが変わってしまった。
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酷い頭痛に襲われる。頭が割れてしまいそうな程に激しい痛みだった。
確か俺はまだ学校に居た筈だが今俺の視界に映るのは
暗闇だけだった。
まるで自分がどこにいるのかわからない程に暗い闇
ふとその中から声がした。
『突然ながら貴方達はとある世界に召喚されます。』
なにを言っているのか頭が追いつかない。
『そして、貴方達に拒否する権利はありません。』
『私に出来るのは貴方達をあの世界に適応させる
程度です。』
『御武運を』
こいつはなにを言っている?
あの世界?適応?訳がわからない!
理解する時間が欲しかったがそれは叶わなかった。
何故なら突然目の前が真っ白になったから。
そして、意識が遠のいたから。
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「成功のようです。」
「ほぅ・・それは重畳」
「あぁ、これで助かるのですね!」
誰だ?誰かがいるようだが目がまだ慣れない。
だが周りを見た感じ同じクラスの奴等はいるようだ。
そろそろ目も慣れた。どうやら室内にいるようだ。
窓はなくレンガ造りの建物のようだが、
かなりの広さがあるように感じた。
「ようこそいらっしゃいました!勇者様方!
どうか、私達に力を貸して下さい!」
豪華な服装の少女がそう言った。
その近くにはいかにもお伽話の魔法使いといった風貌の女
煌びやかな衣装を纏った中年の男。そして、数人の鎧を
着た奴らが立っていた。
「な、なにを言っているんだ君は?ここはどこだ!勇者?どういうことか説明してくれ!?」
クラス委員長が聞きたいことをまとめて言ってくれた。
さすが我らが委員長。
「あぁ、説明も無しに申し訳ありません!」
どうやら話してくれるようだ。
「まず、ここは貴方達の居た世界とは違う世界で
名を【ポエニテ】といいます。」
!やっぱり異世界か。なんとなくそんな気はしたが
あまり信じたくないな。
「そして、勇者とは貴方達の事です。」
「私達は数百年に一度ある魔王の出現が起こると、
国の秘術を使用し、異界から勇者様を召喚します。
それが貴方達です。」
へぇ。そういうシステムかぁ。
ところで一つの国が勇者召喚を行うって
他の国はどうするんだろ?
そもそも他の国や文明はあるのかな?聞いてみようか。
「なぁ。質問があるんだがいいか?」
「はい。なんでもお聞きください。」
そう言ってくれるなら気が楽だ。
「なら聞くが、ここ以外に国や文明はあるのか?」
エルフとか居て欲しいなぁ。
「えぇ、ありますよ。まず帝国、エルフの樹上都市、
ドワーフの山岳都市、獣人の商業都市ですね。他にもありますが大きな都市はこの四国です。」
ほう。中々いいじゃないか。
まだ名前の出ない主人公