自分の書きたい内容を考える
今回はステップ2における項目の⑧ですね!
(あと、一回書き終わって⑨と⑩も触れていたので
振り返りも追加しておきます。)
①[小説の書き方・基本知識を調べる]
↓
②[小説サイトを調べる]
↓
③[小説サイトに登録する]
↓
④[小説サイトで作品を読んでみる]
↓
⑤[小説サイトの機能を調べる]
↓
⑥[小説サイトでテストプレイとして試してみる]
↓
⑦[リサーチをする]
↓
⑧[自分の書きたい内容を考える]
↓
⑨[物語の設定(中身)を決める]
↓
⑩[物語の登場人物を決める]
↓
①①[プロット(細かい物語の中身)を決める]
↓
①②[書き始める]
─────────────────────────
⑧[自分の書きたい内容を考える]
まずは、振り返りですね!
リサーチが済んだあなたはもう
いきなり書き始めるなんてことはしないでしょう。
なら、何をしなければならないのか
それは──
『自分』が『書きたいと思った物語』や
『こんな人物の物語を書いてみたい!』と
書きたい題材を考えてみて下さい。
前回までに、散々言ったりはしたんですが…
前提として──
自分が書きたい物語ではないと
書いてて楽しくないです。
中にはそうじゃない人もいると思いますが
そんな人は稀です。
『モチベーション』がなければ
そもそも書くのをやめてしまいます。
なので──
『自分が書いていて楽しい』と思える内容を
考えましょう!
ここでの書きたいと思う物語は
『ざっくりとしたもの』でいいです!
主人公が◯◯をやり遂げる!とか
主人公が恋愛で成功する!とか
主人公が旅をして目的地にたどり着く!とか
『それくらい』の最後の目的や目標を決めて
おけば大丈夫です。
この内容の深掘りは、
『書くまで』が終わった後に詳しくする予定です!
⑨[物語のテーマ(世界観)を決める]
主人公をこうしたい!と決めたあなたは次に
その『舞台』を決めなければなりませんよね。
・現実世界
・異世界
・仮想世界(ゲームや本の中)
・宇宙
・海の中
・空の上
など、様々です。
その物語の中の『世界』──
つまり、『世界観=舞台』を考えて下さい。
⑩[物語の登場人物を決める]
舞台が決まったら、今度は
そこに登場する『人物キャラクター』を
考えなくてはなりません。
そのキャラは
『自分自身を映す鏡のような存在』でもいいし
『物語の中で動いてもらうための演者』として
考えなくてはなりません。
詳しくは
別のエピソードにて載せようと思ってます。
なので、ここでは──
書きたい題材
書きたいキャラ
書きたい物語
についてお話します!
─────────────────────────
[書きたい題材とは]
まず、"ジャンルを学んだ"あなたは
作品においての"テーマ"を決めなければなりません
そもそも、テーマとは
『この作品を通して伝えたい"明確な目的"』のことです
よくテーマってなにー?
って答える中に、ジャンルとか書きたい内容とか
題材にしたいモチーフとか
色々あると思うんですけど
ソレらも全てテーマの一つです。
ただ、最も重要なテーマは『伝えたい目的』です
具体的にはどんなことなのって難しいですよね?
まず、『読者』に伝える為の『手段』が
いくつかあるんですけど
・主人公を通して伝える目的
・作品を通して伝える目的
・読者の想像に任せる目的
が、主にあります。
そして、作品の『芯』として、
主人公や作品『そのものに持たせたい』目的』とは
・幸せ 本当の幸せ 私欲
・喜び 日常における小さな喜び
・悲しみ 孤独 虚無感 喪失感 心の叫び
・愛情 心のせめぎ合い 恋人との距離感
・怒り 復讐
・家族 大切なモノ
・友情 親友 裏切り
・探究心 好奇心 意思 思想
・生 執着 人生
・4 痛み 絶望
・言葉 物 人そのもの
など、他にも調べたら出てくると思いますが
人間が生きていく中で、『悩んだりする事柄』など
を扱った『題材』となります。
それらを、『手段を通して』
『読者』に伝えたいことを作中で書きます。
ただし、"作品によって"
直接『題材』を『教えるタイプ』と
『教えないタイプ』の作品があります。
前者は、作中の人や言葉で『明確に明言する』
とかですね
後者は、作中の人や言葉から『意図を汲み取る』
とかです
前者は──
・主人公を通して伝える目的
・作品を通して伝える目的
これらが該当します。
(他にもあると思うけど、分かりやすいのはこの辺ね)
後者は──
・主人公を通して伝える目的
・作品を通して伝える目的
・読者の想像に任せる目的
これら全てが該当します。
[描き方]
これは、その『題材』を直接
『教えるタイプ』と
『教えないタイプ』の作品において
どのように、作中の人や言葉で『明確に明言』し
どのように、
作中の人や言葉から『意図を汲み取らせる』かです
つまり、『読者』が『題材』を『感じとる』ための
"方法"のことです。
まず、[教えるタイプの作品]は──
①作品の『始まりにおける動機や出来事』
②主人公の『目的の中』
③主人公の『心情の中』
④主人公の『行動の中』
⑤主人公の『成長の中』
⑥主人公の『セリフの中』
⑦『主人公以外のキャラ』に説明させる
⑧作品の『終わりに明かされる真実の中』
に『題材』を『いれる方法』と
⑨作品の『途中から』『題材』に『気付かせる』方法
などがあります。
もしかしたら、他にもあると思う。
続いて、[教えないタイプの作品]は──
『題材』となる『本質を"隠して"』
①主人公が『疑念を抱きながら感じていく』
②主人公の『周りのキャラだけが理解している』
③『主人公以外のキャラの間で行われる出来事』
④地の文で『濁すように説明がある』
⑤『含みのある言い回しをして例えている』
⑥主人公が『理解していないまま終わる』
⑦最後まで『明かされないまま終わる』
まだありそうですが、
パッと思いついたのはこの辺かなぁ。
それぞれ説明していきます。
[教えるタイプの作品]
①作品の『始まりにおける動機や出来事』
に『題材』を『いれる方法』
こちらは、簡単に言えば『作品のコンセプト』です
コンセプトとは──
主に『骨組みや根幹』に存在するものです
ジャンプ系作品で
分かりやすい例を挙げてみましょうか
ワ◯ピース ル◯ィが海賊王を目指す物語
ナ◯ト ナ◯トが火影を目指す物語
ヒ◯アカ デ◯がヒーローになる物語
チェ◯ソー デ◯ジが欲望のままに探す物語
呪術◯戦 虎◯が呪いを廻る物語
物語の根幹となる『道』=『題材』ありますよね?
そこに、『感情』という『題材』を入れることで
作品の伝えたい感情を読者に理解してもらいます
ワ◯ピース ル◯ィが持つ『探究心』
ナ◯ト ナ◯トが持つ『信念』
ヒ◯アカ デ◯が持つ『助けたい想い』
チェ◯ソー デ◯ジが探す『幸せ』
呪術◯戦 虎◯が探す『自分(本質)探し』
これらの要素を
作中の1話で基本的に伝えています。
ワ◯ピース ワンピースを探すという『探究心』
ナ◯ト 諦めないという『信念』
ヒ◯アカ 動かずにはいられない『正義感』
チェ◯ソー ありふれた日常の『幸せ』
呪術◯戦 託された者による『自分探し』
という『動機』があり──
ワ◯ピース ワンピースを探しに海に出る
ナ◯ト 落ちこぼれでも忍者になる
ヒ◯アカ 無個性でも個性学校を目指す
チェ◯ソー 非日常が訪れる
呪術◯戦 正しい選択肢を探し続ける
などの『出来事』があって
『物語の軸』が出来上がります。
これが、作品の『始まりにおける動機や出来事』
に『題材』を『いれる方法』です。
② 主人公の『目的の中』に『題材』を『いれる方法』
これは、先ほど例で例えたように
主人公の『目的を実現するための源となる力』です
『原動力』とも呼べますね!
例えば──
ワ◯ピース ワンピースを探すという『探究心』
ナ◯ト 諦めないという『信念』
ヒ◯アカ 動かずにはいられない『正義感』
チェ◯ソー ありふれた日常の『幸せ』
呪術◯戦 託された者による『自分探し』
これらの動機の中に
ワ◯ピース 『知りたいから』冒険する
ナ◯ト 『認められるため』
『友を正すため』に諦めない
ヒ◯アカ 『助けるため』に行動する
チェ◯ソー 『え◯ちしたい』
『ジャム塗ったパンを食べたい』欲求
呪術◯戦 自分の『存在意義』や『役割』を探す
などの『力の根源となるモノ』が
主人公の目的の中で伝えたい『題材』となります
作者がこのキャラは、こうした力の根源があるから
こんな行動をしていくんだって『道導』となります
③ 主人公の『心情の中』に『題材』を『いれる方法』
これは、
主人公が思っている『主観としての考え』などです
例えば──
ワ◯ピース 『知りたいから』からその答えを教え
られるのは『つまらない』という考え
ナ◯ト 『認められるため』自分の貫くと決めた
こと以外はしない考え
ヒ◯アカ 『助けるため』の"手段"に『会話』と
いう"選択肢を考えている"こと
チェ◯ソー 『え◯ちしたい』と思うから
その『褒美のため』に敵を倒す考え
呪術◯戦 自分の『役割』を実行するために
"自分の"心を無にする考え
など、その『力の根源』に対する
『主人公の気持ちや思考』を読者に分かるように
伝えることが、主人公の『心情の中』に『題材』
を『いれる方法』です
④主人公の『行動の中』に『題材』を
『いれる方法』です
これは、『心情の中』に入れた『題材』を
より『分かりやすく伝えるための描写』です
例えば──
ワ◯ピース つまらなくなるのが嫌だから
知ることがないように『聞かない』
ナ◯ト 諦めずに『出来るまで行動』し続ける
ヒ◯アカ 会話による『話し合い』で
相手の心に訴えかける
チェ◯ソー え◯ちしたいと思うから
『実際に敵を倒す』
呪術◯戦 自分の『役割』を実行するために
『痛みを顧みず行動』する
など、
この主人公が思っている『主観としての考え』は
『こうだから、こんな行動をとる』よね
といった『一貫した行動(描写)』を書くことで
より分かりやすく主人公やキャラの『心情理念』を
読者に印象付けて伝えます
⑤ 主人公の『成長の中』に『題材』を
『いれる方法』です
これは、『描写』=『行動』をとった上で
主人公の『その後の変化』を
読者に感じとってもらうための『題材』です
中には、ずっと同じで変化もないキャラもいます。
ワ◯ピース 自分のために動いた結果が
一貫してブレない良い視点として
描かれる
ル◯ィの行動は
視聴者側からしたら善行に見えるし、ル◯ィらしいな
って行動を取るじゃないですか。
でも、作中の一般的な市民にとっては
凶悪なイメージがある海賊ですからね。
まあ、ル◯ィはあまり変化がないかもしれないなぁ。
死んだ兄のトラウマを乗り越えたくらい?
まあ、作品のコンセプトとして
ルフィをブレさせないために
『心の声を書いてない』らしいので、変化はないかも
行動そのもので汲み取ってもらうって感じかな?
ナ◯ト 悪人になっても友を救いたい
結果的に周りを認めさせたことにより
その友人も周りから許されている
ナ◯トの行動は、視聴者側から見れば
夢に関してはずっと一貫してるけど
サ◯ケに関しては、目的は一貫してても
『心情を汲み取ろうとする葛藤』が見れますよね
この辺りの『心情の変化』を描いたりしてましたよね
結果的に『本筋=性根を正す』
という目的を取り入れて
変化はあったけど、最初の結果からは変わらなかった
という内容にしてます。
サ◯ケは視聴者側からしたら
こじれたやつだけど、カッコいいし根はいいやつ
と、読者は思ってても
作中の市民からしたら犯罪者なわけですからね。
その行いが正しかったかの心情の変化を『贖罪』や
『里のあるべきもの』『兄の生き様』などから
サ◯ケ側は描いてます
なので、ダブル主人公と言われるのは
ナ◯ト側では、『夢』や『信念』に
フォーカスを当てたテーマとしており
サ◯ケ側では、『感情』や『存在のあり方』などに
フォーカスを当てたテーマを扱ってます
それによって、『伝えたいことを差別化』しながら
読者にきちんと『魅せている』んです
ヒ◯アカ 敵を許せないけど
相手の立場を理解した上で
共感できるから言葉で説得をする
デ◯の行動は、『自身が不遇な経験をした』ことで
『本来だったら救えたかもしれない人』に対して
その人の『気持ちを理解しようとしている』
んですよね
でも、結果的にそれは
自身の思想を押し付ける行為とも捉えられます。
敵側には、敵側の思想がちゃんとありますよね
それは敵側にも『事情があった』から
今の思想を持っているんです。
それらのお互いの気持ちの『交錯が行われた上』で
デ◯や周りのキャラの『心情の変化』が描かれてます
デ◯は救いたい 相手を理解してても止めたい
◯柄木は壊したい 自分を理解してても止められない
この二極化した内容の中に
本当は救えないかもしれないと思ってても
可能性があるから行動する
本当はダメだと分かってても
可能性を捨てたいから行動する
という『気持ち』を魅せています
呪術◯戦 自分が死んでもいいと思って
周りの為に痛みを我慢して行動する
虎〇の行動は、自身の役割を決めて
それを元に行動していきます
最初は『自分が囲まれて死ぬため』に『人を助ける』
それが、『人を助けるため』に『自分を犠牲』にする
そして、『自分を犠牲にしていいから』
自身に降り注ぐ『不幸や痛みは気にしない人形』で
いいと考える
結果的に、『周りのための一部』として
痛みを平然とする機械の『部品』になったわけですが
最後まで『人を助ける』という
『芯の部分』は変わってません
『根幹は変わらない』けど、
『その周りの考え方(思想)の変化』を魅せています
まぁ、作品としてみたら
確かに虎◯が呪いになって巡ったなぁ。となるし
本当に虎◯が呪いを廻る物語ではありますよね。
チェー◯ソーは例え分かりにくいし
もっと長くなるのでやめます。
こんな感じで、
キャラが『動機を元に行動』した"結果"──
"それ"に対しての『気持ちの変化』を伝えるのが
主人公の『成長の中』に
『題材』を『いれる方法』です
⑥主人公の『セリフの中』に『題材』を
『いれる方法』です
これは、そのままですね
例えると──
ワ◯ピース 海賊王にオレはなる!
ナ◯ト オレは火影になる!
ヒ◯アカ ヒーローは!!
命を賭してキレイ事実践する
お仕事だ!
チェ◯ソー 幸せになれんのかなぁ…
呪術◯戦 俺は部品だ
みたいな感じですね!
直接的にセリフで言ったりして、『目的』という
テーマを伝えてます
⑦『主人公以外のキャラ』に
『題材』を説明させる方法です
ワ◯ピース ル◯ィは海賊王になる男だ!!
と他のキャラが宣言する
ナ◯ト サ◯ケの兄イ◯チや初代火影などを
通して、火影とはなにかを伝える
ヒ◯アカ ヒーローサイドと敵サイドでの
正義の価値観の違いを伝える
チェ◯ソー ポチ◯がデ◯ジに
幸せのあり方を伝える
呪術◯戦 呪いである真◯が
自身と比較しながら
比喩表現で自分と同じだと伝える
とかですね!
作品を見たことがある人なら分かるかもだけど
見たことがない人は
理解できないかもしれないですね。すみません。
とりあえず、主人公以外のキャラが
そのテーマに関する『言葉』や『行動』について
『語ったり』、主人公に『問いかけたり』することで
作者視点で伝えたいことを
簡単に読者に伝えることができます!
⑧ 作品の『終わりに明かされる真実の中』に
『題材』を『いれる方法』です
これは──
主人公が達成する
主人公が真相にたどり着く
主人公が周りから教えてもらう
説明で話す
主人公以外のキャラが話す
などがあります!
例えば──
ワ◯ピース ワ◯ピースを見つける
ナ◯ト 火影になる
ヒ◯アカ 最高のヒーローになる
チェ◯ソー 他人から見たら幸せだと思ったことが
本人は幸せではなかったかもしれない
呪術◯戦 呪いを終わらせて、自身が呪いになる
などですね!
その瞬間に
「ああ、それってそういう意味だったの!?」と
思わすことが出来れば、読者は『本質』を理解します
⑨作品の『途中から』『題材』に『気付かせる』方法
これは、最初は『隠しておいて』
中盤から『徐々に明かしていく』ように
最初から"一緒に追い求めるのではなく"
途中から作中の"ヒントを出して気付かせる"
ってやり方ですね
ただ、最初にそれとなく分かるような目的は
出しておかなければなりません。
例が思いつかなかったので、僕の作品にしますが
簡単なあらすじは
勇者と魔王がいる異世界にて
機械生命体が存在しており、主人公が勇者ではなく
その世界にいた元々の住民が主人公として
その世界の冒険をします
その機械生命体を倒すために必要な『素材』を
探し出し、武器を造るのが『夢』で
そこに、出来事が起きて、『復讐』という目的と
武器の素材を『探し出す』という二つの大きな目的を
入れてます。
ただ──
その主人公は作者のテーマを伝えるために
存在させているので
「序盤は何がしたいんだこの主人公?」
「みてて性格がイライラする」って思われそうな
主人公になってます。
(まあ、ちゃんと理由付けはありますが)
序盤で明確に「やりたいこと」=「夢」と
「復讐したいからそのために必要な力を身につける」
って目標は出してますが
物語が主人公視点で描かれてないのは
作品の世界観や謎に『重点』を置いていて
それを伝えるための主人公にしているからです。
その上で、作中を通して伝えたい全体のテーマは
『探究心』になります。
これは、作中に出るいくつかのキャラ達が
"持ち合わせていたり"、"いなかったり"します。
この辺は意図して書き分けたりしてるので
僕の作品は、"特定の誰かに焦点を当てていません"
その中でも、多く当ててるキャラはもちろんいますが
それが主人公であり、主人公でもないんです。
なので、主人公を
自身に投影させながら読みたい読者からしたら
かなりストレスのある作品だと思っています。
だだ、それでも僕が伝えたい『目的』は
そこじゃないので、そのような形式で書いてます。
そういった作品のメリットは──
それぞれの考え方などが分かるし
世界観のスケールなどがハマれば面白いと思いますが
逆にデメリットは──
主人公の出番が少なかったり
なによりも、感情移入することができない。って
所ですね。
なので、最初から読者に作品全体の『探究心』
は教えようとしていないけど
主人公の目的の中に、『物を探し出す』という
『物理的な探究要素』を交えてヒントを与えています
そうした『意図』があって、物語全体を通して
その『探究心』を知らせたい。
ってやり方です。
まあ、これは物語が長くなるのに、展開は遅く
序盤で読者に意図が伝わらないためおすすめしません
これらをやるパターンでよくあるのは
世界観だけは練ってあるのに、序盤が面白くないから
打ち切りになる作品とかですかね
面白くないわけじゃないんですよ。
その面白さが伝わるまでが長いから
そこまでに辿り着けていない。
って感じです。
でも、それが読者が選んだ現実なので
仕方ありませんね。
[教えないタイプの作品]
『題材』となる『本質を"隠して"』描く作品ですね
① 主人公が『疑念を抱きながら感じていく』
これは、簡単に言えば『葛藤』ですね
「う〜ん。」
「でもなぁ〜。」
「いや、どうだろう…」
などの『疑問となる感じ方』を
『表現や描写など』で描いて
読者側も判断できるし
作中のキャラの戸惑いや葛藤は、リアルの読者と
リンクしやすい場合──
とても感情移入しやすくなります。
そのキャラが悩んでいると
「いやいや!はやくこうなってくれー!」
「こうしてくれー!」
「こうすればいんだよー!」
など、『読者にもどかしい気持ちを抱かせる』ことで
そのキャラの『決断や成長の様子』を見たくなります
そうして、
主人公が抱えるテーマに"共に探り合いながら"
伝えるやり方です!
②主人公の『周りのキャラだけが理解している』
これは、主人公以外が知っている場合ですね
まあ、イメージ的には
主人公が──
記憶喪失しているから、その世界のことを知らない
ただバカすぎて理解が出来てない
そもそも知ろうとしない
本当に何も知らない
など、主人公を置き去りにして
『作中のキャラだけが知っていて』
『そのキャラ達』の『セリフや行動』を
『濁しながら』伝えるやり方です
例えば──
分かりやすいのは進◯の巨人とかかな
壁内のエレ◯は"敵である世界のこと"は何も知らない
(壁内人全てだけど)
でも、世界側(壁外)から来たラ◯ナー達は
全てを知ってる
その真実を第三者であるユミ◯というキャラも
知っていて、エレ◯の前でそれを話そうとする
「敵って、そりゃ……せ──」(うろ覚えなので略)
「〇〇〇ッ!」
って感じで、ラ◯ナーが言葉を喋らせないシーン
があるんですけど
そんな感じで、『特定のキャラは知っていて』
"それ"を『濁しながらヒント』を与えていく
(『"それ"=答え』ですね)
このようにして、読者に『答え』を伝える
方法になります
③『主人公以外のキャラの間で行われる出来事』
これは、②と似たような感じなんですけど
"主人公がその場にいない場面で明かされる"
って意味です
主人公はその『答え』を知らない作品で
一人称視点ではなく、三人称視点で描かれたときに
他のキャラ同士が、その『答え』について話を
していたりすることで
『読者と他のキャラだけ』が『答え』を知っていて
『作中の主人公は、いまだに知り得ないまま』
物語が進行していく。
って状況を利用して説明する方法になります
④地の文で『濁すように説明がある』
これも①の例えと同じで
キャラの『セリフで行っていたこと』を
『地の文の説明』で『濁しながら書いて』
『読者側に伝える』やり方です
⑤『含みのある言い回しをして例えている』
これは、『直接そのもの=テーマとなる内容』を
『別のものに例えて』表現して伝えるやり方です
例えば──
伝えたいテーマが『正義感』だとして
例える対象が『命』としましょうか
「なんでお前は、命を大切にしないんだ!」
「俺にとって、命の価値はゴミ以下だ!」
とか、あったとして
『正義感』を『命』に対する価値観と『見立てて』
救いたい側の目的のものにしており
逆に、その目的のものを粗末に感じている側は
『そのくらいの正義感しか待ち合わせていない』人間
なんだな。ってのを表現してます。
もちろん、前提として
これまでの話の中に、救いたい側の行動などで
『正義感=命』と察せることが出来るような内容に
なっていないと、読者は意図を感じ取りにくいです
⑥ 主人公が『理解していないまま終わる』
これは、そのままの意味で
主人公が気付けないまま、物語が終わります
ただ、その代わりに
他のキャラや地の文の説明などによって
『読者自体にはそのテーマが分かる』
って、仕組みにしないと
誰も分からないままになってしまいます
主人公は報われるか報われないかは作者次第ですが
その本質は、
描いた物語によって理解することはできるよね
って感じですね
少しだけモヤモヤ感は残るけど
それはそれで美しい終わり方。と感じれる作品
などが多いイメージです
⑦最後まで『明かされないまま終わる』
これは、『テーマ自体』は作中に匂わせはあるけど
本当に誰にも『真相は明かさないで終わる』
やり方です
主人公も
登場人物も
読者も
分かりません。
全てを知るのは
『その世界の神=作者』のみです
作者のみが知ったまま終わらせることで
『読者の想像によってその後が変化する選択肢』を
『感じさせて楽しんでもらう』やり方です
─────────────────────────
[書きたいキャラ]
『テーマ』を学んだあなたは
今度は、あなたが描きたい『主人公=キャラ』を
考えてみて下さい
ここで決めるのは、あくまでも『主人公のみ』です
作品作りにおいて大切な要素として
よく挙げられる中に──
───"そのキャラ"の"物語"を書きたかった───
と、言ったりする人を見かけませんか?
これは作品を書く上で、とても大切なことになります
そもそも、思い入れがないキャラを物語の主人公
にしたところで
作者側はそのキャラを書こうと思わないないんですよ
(僕の作品は……扱いは可哀想なことをしてますけど
主人公のことは好きですからね。)
界隈の中でよく聞いたりするのは
この作者はこのキャラが好きじゃないから
あまり登場させないんじゃないか?
とかですよね。
実際にあると思うし、扱いが難しいキャラとかも
作者都合で出番が減らされます。
呪◯廻戦だと虎◯とかですね。
あれは確か、先生自身が虎◯のことを
あまり好きじゃないって言ってたのかな?
実際に、主人公なのに出番が少なかったり
前作主人公の活躍が目立ったりしてますよね。
そういった場合も中にはありますが、
大体は主人公を好きでいる必要があります!
なぜなら、主人公とはその作品の主役であり
読者が最も感情移入しやすいキャラクターだからです
そのキャラを『適当』に決めちゃった!
なんてことがあれば、読者は『感情移入はおろか』
そのキャラ自体を『嫌い』になってしまいます。
この辺は、いい意味でもあるし
悪い意味でもあるんですけど……
本当の嫌われ役として──
その作品に合っていたり
それまでにそうなっても仕方ない境遇があったり
『読者が納得できる嫌われ主人公』ならば
問題はないんですけど
そもそもの理由(境遇)が浅かったり
全然共感できる内容ではなかったり
物語の都合上で作者のこじつけによって、
そうさせられてしまった
みたいな読者が『共感もできない』し
『同情もできない』嫌われ主人公は
ただただ嫌われます
それが"多い"のが、『なろう系作品』です。
まあ、僕は中身を知った上でしか買わないので
レビュー動画とか見たりしてるんですけど
実際に正論を聞かされながら、その場面を見てみると
確かになぁ。と納得させられてしまうんですよね。
もちろん、その作品が面白くないとかの
作品否定とかは思ったりはしてなくて
ただ単に、"自身の作品がその観点で指摘された時"に
(なるほど。
なら、そうならないためには
こうこうこうすればいいか。)
とか、学びとして意見をみたりしてます。
つまり、"自身に置き換えてその意見や矛盾点を
確認した時"に、"読者側が納得する作品"じゃなければ
"批判されてしまうのは仕方がない"ことなんだな。
と、学べるわけです。
なので、こんな風な作品を作りたいんだ!
って、『ベースがあるだけ』で
『その他の部分を適当に作ってしまう』と危ない。
ってことです。
もちろん、正式に商業化してる作品なので
なぜそうなってるのか。と言われると
不思議なんですけどね。
作画は原作を読んで何も思わないのか
作者は見本を見て編集に言えないのか
そもそもその点に気づけてすらいないのか
編集はちゃんと見ていますか?
とか、色々不思議な世界なんでしょうけども。
そのため、主人公は読者が納得できる条件下を
果たした人物ではなくてはなりません。
それでも、僕は、私は
こんな主人公がいいんだ!
って『曖昧な程度』で考えているならば
それはそれでいいです。
ただし──
その代わりに、その他のことにおいて『その部分』を
『補完するような内容』じゃないと厳しいです
じゃないと、物語がどれだけ良くても
主人公もダメ
他のキャラもダメ
世界観もダメ
設定もダメ
なら、読者は満足しません。
ただ面白いだけじゃダメなんです。
どれかが欠けてしまうのは
仕方ないかもしれませんが……
それでも、『主人公か』
主人公がダメなら『それ以外の全て』を
どちらかはしっかりさせた作品作りをした方が
世間の世に出た後に、とやかく言われないで済みます
あくまでも、『商業作品』に関しては
読者が求めているのは"それらが当たり前にあって"
かつ、"作者のオリジナリティがある作品"です。
その作品となる主人公なんですから
あなたが考える最高の主人公を考えてみて下さい!
─────────────────────────
[書きたい物語]
書きたい『テーマ』と『主人公』が決まったあなたは
次はその『主人公と読者』が体験する物語を
考えなくてはなりません
これは、主人公と逆に考える人もいると思います
僕はこっちのタイプで
『世界観を先に考え』ついてから
『そのために体験してもらう』主人公を考えた
って、タイプです。
その逆のタイプが②の
この『主人公』を動かしたいから
『こんな世界観にしよう』と考えた
って感じですね!
なので、基盤となる『主人公』か『世界観』
そのどちらかが決まれば、"それに対して"の
『答え』を考えれば良いです!
そうすると、書きたい『題材』
書きたい『主人公』
書きたい『物語』
が、出来てくると思います!
─────────────────────────
以上が、[自分の書きたい内容を考える]でした!
これらはあくまでも、『基盤』であり
この中に、さらにいろんな情報を
詰め込んでいかなければなりません
それらもまた先にはなりますが
別のエピソードで紹介しようと思います!




