2.異世界召喚というテンプレ
最初の方からもう三週間近くあいて申し訳ありません。実は八百文字ぐらいは一週間で思い浮かんでたんですけど....少し納得がいかなくダラダラ修正していると一週間近くあり、急いで付け足しながらやっているとこれだけたっていて...申し訳ございません。
「きて.....起きて!お兄ちゃん。」
妹の声がする。ざわざわとした声が聞こえてくる。段々意識が覚醒するのを感じる。
「んぅ。んあ?起きたら可愛い可愛い我が妹の顔が間近にあるとかここどんな天国ですか?ありがとうございます。」
「ッ!かわ..いい?えっと....ありがと」
んー?あれゑ?おかしいぞ?感謝したのに感謝で返されたぞ?
「ああ今起きましたとも。そんでなんでこんなざわついてんの?.....いや見れば分かるか。まずここ何処やねん。日本じゃない。まず地球じゃない。窓から見るかぎり知らん植物や素材がたーくさん。何より極めつけは気を失う前のあのブラックホール(仮名)なんだよなあ。」
「え。分析早くね?私のお兄ちゃんってそんなハイスペックだっけ?」
うん?何か地味にディスられてる気がする。分析に関しても穴ありすぎだからなあ。とはいえ記憶力にはかなり自信がありますので。いやでも素材はともかくあの植物は俺じゃなくても分かる。間違いなくこの世の物じゃない。えーと、あの見るからに薬草ですと言わんばかりの植物。なんか神聖なオーラ纏ってる?ハイ決定ここ日本じゃない。
「やりました!勇者召喚成功です!」
「おぉ!我らが神に呼ばれし英雄どの。どうかこの国を救いください!」
「あ?んだこれ。俗に言う異世界転移というヤツ?」
「異世界キター!でも俺TUEEE展開は嫌いですよ?」
「男子うるさい。そんなことすぐに信じれるの?ここがどこかはしらないけど異世界転移なんてありえるわけないんだから。」
皆それぞれの反応を示しているが....なんかオタク的反応多くね?って思ったけどこのクラス俺→朱音、幸樹→クラスってどんどん感染していったせいでなんかみんな何かに貢ぐようになって....だからオタクだから疎まれるなんて言うことは無くて。
なんで異世界に来ても驚くより先に嬉しいが勝ってるんだ?それはそれとして....理解があるっていいね。
「皆様、ようこそおいでなさった。私はこの国教の教皇、アヴィル・ムルシヌと申します。本来なら大歓迎で今すぐ宴でも開きたい気分です。ですが今は一刻も争う状況。どうか迫り来る魔の波から我が国をお救い下さい!そして....今からあなた方には少しだけテストを受けてもらいます。」
いきなり高圧的な願いを託した声の主に視線を向けると、そこにはいかにもな笑顔を張り付けたようないかにもなローブをきた集団がいた。その中心には長く白い杖を握っている老人がいた。
「いきなりなんだよ。呼び寄せて救世主役押し付けて挙げ句の果てにテストだあ?随分と上からだな。俺達がそれ従う必要はあるのか?」
おっいいぞイケメン。もっと言ってやれ。ついでに帰れるように上手くやってくれ(責任放棄)
「ああ、勇者様がた。その件については謝罪する。もっともこれを生き抜いた者のみだがね。」
そういうな否や、奥の集団が一斉に杖を取り出し何かを唱えた。すると、何故か眠くなってきた。だが、俺はなんとか耐えるが....みんなは眠ってしまったようだ。なんで徹夜の俺が我慢できてるのに....と思ったがそれは心の奥底へしまっておく。だけど...そろそろ....限.界だ..な...あ。
「あーあ。ここに戻るつもりは無かったんだけどなあ。あっちにも退屈してたからいいけど。ああそうだ、これはこれは教皇様。これはいったいどういうおつもりで?わざわざ魔の波っていう言い方して」
こんな異世界召喚されたばっかで眠らされる主人公達.....そういえば友人に「お前早く投稿しろよ」という言葉を受けたのも急いだ原因の一つです。