唐突な異世界召喚
復帰作です。一週間一回投稿なんて無謀だと知りました。
気が向き次第ちょびちょび書いてく予定なので、余裕で一ヶ月とか空くかもしれません。
何卒ご了承ください。
そしてこの作品を見てくださる全ての人に感謝を捧げます。
俺の名前は相澤 暁人。茶髪茶眼、何の特徴も無いただの一般陰キャに部類されると思う。容姿は普通であり、根暗というほどでもないがそれでも世間一般からすれば陰キャだろう。強いて言う誇れるものは可愛い妹であり、自分とは違い容姿や人間関係にも恵まれた完璧美人だ。ただ俺に対し少々過保護というかブラコンという程に溺愛していて、ある種の悩みの一つでもある。
そして、今日は月曜日。一週間で最も憂鬱な日。理由は言うまでもなく、遊び倒した土日のツケが回ってくるからだ。めっちゃ眠い。そのまま眠い瞼を擦って教室に入った。すぐに準備を終わらせ寝ようとする。がそれを許さない者が二人。
「お兄ちゃん遅いよ!やっとくるなんて。あ、そういえば今日は小テストがあるっていう裏話があって.....」
「お!暁人やっときたか!なんだ今日も寝不足か?まあそれは置いておくとして今日テストあるから勉強教えていただきたいのですが....」
話しかけてきた順に相澤 朱音。先に紹介した自慢の妹だ。割とノリとかネタが通用する。してしまう。まずい気がする。良くない兆候ですね。僕は何も関与してませんけど。断じて。。
次に神埼 幸樹。凄いイケメン。中学からのつきあい的な?結構暇人らしい。告白は思ったよりも....されないらしい。ざまあwwwwwwwwwww ひぃっ!殺気を感じるなァ((( ;゜Д゜)))(棒)まあ普通に性格面の問題でしょうね。あ、別にクズとかそういう性格悪いじゃないよ。
二人の反応を聞けば分かると思うが、俺はそこそこ勉強できる。本気出せば学年一位なんて余裕(白目)
「スゥゥゥウー テストあるなら余計寝させてもらえません?頭働かないんですよ。ていうかイケメンさん「今日も寝不足か?」って煽って来たやんけ。分かってんなら聞かないでもらえます?つーわけでお休み」
「「腹立つ~!こいつ処すか。」」
「うそうそ流石に処されたら物理的にも社会的にも死にますよ?死んだらあなた方に教えてあげられませんよ?いや、まあ。教えるけどさぁ?態度ってもんが....」
「もう一回言う?処すよ?」
「まあまあそう言わずに。これ勉強代な。何かエナドリ買ってきていいよ。ついでに俺と朱音ちゃんの分もよろしく。」
「お前なあ...」
朝から頭を使った会話が出来た気がしなくもないけど流石に寝そうでヤバイのですぐに席を立ってゾ○ンを買いに行こうと席を立ち、廊下に出ようとした瞬間......固まった。そして教室に空間に亀裂のようなものが生じ、そこから吸い込まれるような引力を感じた。それはさながらブラックホールのようだった。
それにしてもなぜこんなにも自分は落ち着いているのだろう。周りは皆パニックになっているというのに。その現象に自分は何故かデジャブのようなものを感じていた。
(なんだろう、この感覚....知ってる?でも何故だ?)
一分立たずに皆の意識は無くなっていた。静かになった教室でイケメンの体を抱えあげ笑うものが一人。
「まったく。やっと異世界にこれたって言うのに最初にやることが英雄様の誘拐だなんて。俺もツイてないなあ。いや、待てよ。英雄様が俺よりも弱いわけない。といってもこの集団の中にいることは間違いないんだがな.....はあああ。めんどくせえ!いっそ全員連れてくか!あとこいつ.....いや、英雄ではない....か。ただ、使えそうなやつだ。」
そう言ったそいつの腕は、俺を抱いていた。
異世界転移後の様子って一話内に納めた方が良いんでしょうか....
自分は自分のペースで投稿しますが、楽しみにしてくださってる人達がいることを意識しなるべく早めに投稿することを心がけます。
閲覧ありがとうございました。