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なろう漫才

作者: 抵抗する拳


本音&理性『はいどうも~』


本音「今日はねぇ! 皆さんに聞いて頂きたいことがあるんですよ!」

理性「いきなりだな。どうした?」

本音「最近のなろうはひどすぎる! 長文タイトル、テンプレ、ポイント乞食! なんですかこれもう! 読者を馬鹿にしてますよ!」

理性「今頃それ!? そのネタもう3周分はコスられてるぞ」


本音「いいですか皆さん! 小説ってのはねぇ、センスのあるタイトル! 本格ファンタジー! あとがきは黙って読んでくれて有難うございます! これだけでいいんですよ!」

理性「聞いてねぇな」

本音「それなのにやれ追放だの、ざまぁだの、悪役令嬢だ聖女だ隣国の王子がーって、もうちょっとねぇ頭を使いましょうよねぇ!!」


理性「そんなに言うならお前が書いてみろよ」

本音「はい出た~~~~、すぐそういう~~~」

理性「なんだこいつ」

本音「そう言うと思ってね、私もなろうで書いてやりましたよ!」


理性「えっ、本当に書いたの!? どういうやつ?」

本音「トラックに轢かれて異世界転生していた俺、チートスキル『小説家』で何を書いても爆売れ、ついでにハーレムも出来て出版業界を無双する! です」

理性「クソつまんなそうだな! 誰が読むんだよ!」

本音「……誰も読まないよ」

理性「あぁ?」


本音「誰も読まなかったの! 毎日更新して完結したのにアクセスは2桁、ブクマは3、あらすじでも乞食してポイントは3桁未満! こんな理不尽なことがまかり通っていいのか!? これは出版業界の危機ですよ、危機! 才能がなろうに消費されてる! やりがい搾取だぁ~!」

理性「……いやお前さ、最初に言ってたことと全然違うじゃん。結局全部ブーメランだし、自分の小説がハネなかったの、なろうのせいにしてるだけだろ」


本音「だってポイントが欲しいんだよ! なろうはポイントが全てなんだよ!? 感想とかはいらない同情するならポイントをくれっ! あっレビューは嬉しいんで受給っております(ペコリ)」

理性「いや、自分勝手がすぎるわ!」


本音「俺も書籍化したいんだよ! よく分かんないけどテキトーに書いたら書籍化しちゃいましたw ってエッセイ書いてマウント取りたいんだもん!!!」

理性「もん! で誤魔化せねぇよ!? 後、お前は各方面に敵を作ってる」


本音「――これはコメディなので広い心を持ってお読みください。当作品は作者の思想信条、考えとは一切関係御座いません。」

理性「予防線張るのが遅すぎるし、きっと許されてないぞ」


本音「何でもいいからポイント欲しい! 炎上でもいいから!」

理性「いやそれが本音かい! もういいわ」

本音&理性『どうも有難うございました~』

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