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夏樹さんは○○?  作者: 足達千春
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プロローグ

私の名前は川口怜美、特に特徴もない普通の高校生。

少し人と違うところといえば、血の繋がりのない両親と暮らしていることかな?

この話はそんな感じの私と(友達)の日記。


Aパート


今日は(友達)に呼ばれて近くの池に行った。

冬の寒い日だった。

(友達)曰く、「飼ってる猫も連れてきてね」とのことだったので一緒にミーを連れて来たんだけどやけに暴れるの。

昔一回だけ(友達と)ミー(で遊んで)いる(のに)、ミーの機嫌が悪かったのかな?

困っていたんだけど、(友達)が(なだめてくれ)て、ミーは微動だにしなくなった。

それで(友達)(と)池で(遊んだ)。

私はずぶぬれになったけど(友達)は全く濡れてない。

ずるくない?

まぁ(楽しかったから)いいんだけどね。

家に帰って(なんか忘れてる)がしたけど、宿題やってないことに気が付いて宿題して寝た。



今日は(友達)と昼ごはんを食べた、

(友達)は「弁当が地味すぎ」と笑いながらお母さんが作ってくれたお弁当に(トッピングして)きた。

地味っていうのは余計なお世話、まぁ(感謝)しておこう。

するだけだが。



今日は(友達)が私の机に(アレンジメント)していた。

私の誕生日の日。

そして(友達)の誕生日でもある。

周りのクラスメートも私の机を見て楽しそうに話している。

それを見て私は(笑っ)た。

前にも私の机の上に花が飾ってあった。

(おめでとう)ということだろう。

(ありがとう)。



今日は(友達)が学校に(お菓子)を持ってきていた。

校則違反なので屋上で(食べて)いた。

その(お菓子)を私に(くれた)。

いつものこと。

(ばれない)といいけど……



今日は(友達)がプレゼントに(標本)をくれた。

女子高生で(標本)貰って喜ぶ人はあんまりいないとおもう。

でもその(標本に愛着がわいた)ので貰っておいた。

家に帰って(部屋に飾った)。

私は(笑った)。



今日は(友達)に屋上に呼ばれた。

屋上に呼ばれるとか告白か何かだと思っちゃうよね。

(友達)は笑っている。

私も笑っていた。

私は(空を飛んでいた)。






Bパート


 今日は夏樹に呼ばれて近くの池に行った。

冬の寒い日だった。

夏樹曰く、「飼ってる猫も連れてきてね」とのことだったのでミーも一緒に連れて来たんだけどやけに暴れるの。

昔一回だけ夏樹はミーをいじめているから、ミーの機嫌悪かったのかな?

困っていたんだけど、夏樹がミーを絞め殺してミーは微動だにしなくなった。

それで夏樹は池でおよげと言った。

私はずぶぬれになったけど夏樹は全く濡れてない。

ずるくない?

まぁいつものことだから、いいんだけどね。

家に帰ってミーのことが気になったけど、宿題やってないことに気が付いて宿題して寝た。



今日は夏樹と昼ごはんを食べた、

夏樹は「弁当が地味すぎ」と笑いながらお母さんが作ってくれたお弁当にチョークの粉をいれてきた。

地味っていうのは余計なお世話、まぁ憎悪しておこう。

するだけだが。



今日は夏樹が私の机に下品な言葉を書いていた。

私の誕生日の日。

そして夏樹の誕生日でもある。

周りのクラスメートも私の机を見て楽しそうに話している。

それを見て私は心の中で泣いた。

前にも私の机の上に花が飾ってあった。

早く死ねということだろう。

生きてやる。



今日は夏樹が学校にタバコを持ってきていた。

校則違反なので屋上で吸っていた。

そのタバコを私の手首に押し付けた。

いつものこと。

痕にならないといいけど……



今日は夏樹がプレゼントにミーの死体をくれた。

女子高生で死体貰って喜ぶ人はあんまりいないとおもう。

でもその死体はミーだったので貰っておいた。

家に帰って庭に埋めた。

私は泣いた。



今日は夏樹に屋上に呼ばれた。

屋上に呼ばれるとか告白か何かだと思っちゃうよね。

夏樹は笑っている。

私も笑っていた。

わたしは突き飛ばされていた。





 







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