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世界が一つに

作者: 竹仲法順

     *

 なることなど有り得ない。それはS学会員の妄想。実際、この地球上で全ての人間が和することなど、絶対にないのである。常に争いや諍い、そして自分以外の他人や他の物に対する憎しみなどが起こる。避けようがない。

 悪作が地球の指導者になるなど、まかり間違ってもない。悪いことばかり重ねてきた人間に、何の免罪符があろうか?悪いじゃ済まされない。極悪なのである。どんなものより悪い。単なるカルトの親分とはいえ、仕出かした悪事は決して許されない。

     *

 以前もどこかしらの紙幅で書いたと思うのだが、S学会員は自身の人生を捨て去る、投げ打つぐらいの覚悟がいるのである。全く恐ろしいし、まるで想像が付かない。単に悪作に金を貢ぎ続けるだけ。拝んでさえいれば、それで救われるとでも思い込んでいるのだろう。全くの考え違い、勘違い。悪作を拝んでも、何らいいことなどあるはずがない。

 まあ、信仰心とやらも個人の考え方だとは思うのだが、S学会の信者は本部に金を上納し、幹部の連中は金が余るような生活をしているのである。あと、生活保護受給世帯からも金を回収している。全くおかしいとしか言いようがない。上の人間たちが巻き上げた金で贅沢三昧し、下の人間は飢えてしまうという図式がある。

     *

 ただ、いずれ悪作死亡の報が流れるだろう。そしたら世界中が歓喜する。ついにあの悪党も死んだかと。当然だろうな。悪いことしかやってきてないのだから。

 S学会はつまらない。悪作を信じ込んで一体何になるのか?まさに自己満で他力本願。早く潰してしまうことが肝要。要らないのである。地球上がアイツらの教えに満ちることはない。前述したように、この世界が一つに統合されることはないのだ。常に異なるイデオロギーが混在し、この世が動いている。それが人類の選択したやり方。賢明なのである。戦争や紛争などを始め、ありとあらゆる争い事は止まないのだし、それが人間にとってベストな選択肢。

     *

 最後に一言申し上げておくが、S学会は単なるカルト。信じ込んでも意味ない。悪作が儲かるだけ。信者は負け組なのである。馬鹿げているのだ。いくら金を注ぎ込んでも、はたまた、その手のインチキな教えなどを勉強しても意味なし。逆にドツボに嵌るだけである。救われないのは、教えとやらがチャンポンだから。悪作を早く闇に葬った方がいい。二度と出てこれないように。

 ひとまず一筆書かせていただきました。

 ではまた。

                              (了) 


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