〜錬成転送〜転送されてもゴミ業者の異世界サバイバル

序章Ⅰ

「うーん…。」

神乃（カミノ）　創（ツクル）

は悩んでいた

創「やっぱり道端の石ころじゃ耐久性が皆無か…

だが、他に頑丈な石なんて無いしなぁ…」

見渡す限りの花畑に絶望しながら歩いて行く

幼馴染の壊直（エナ）が声をかけてきた

壊直「当たり前でしょ、職業病！社畜！

女の結婚指輪はダイヤモンド一択よ！」

創「くっ、貧乏職人と知ってのこの罵詈雑言(泣)」

創は加工職人ではあるが一風変わった職人だった

不法投棄、流されてきたゴミ、生ゴミetc…

あらゆる物を加工し作り直すこの村の貧乏人だ

壊直「ほら、そろそろ帰らなきゃ加工する時間無くなるんでしょ？」

創「あ、やべ」

辺り一面の花畑を走る2人…そして…

創「ぎゃあ！」

つまずく創、、、涙目になる程笑う幼馴染

その下にある石

創「ん、なんだこの石？」

その石はクリスタルの形をした暖かな宝石だった

壊直「何その、某RPGにありそうな石？」

創「さぁ？イフリートでも入ってるんじ…」

次の瞬間…

2人の前から花畑が燃え尽きた

【続く】