人生が決まる日
西暦2030年、医療は完全に完成した。医療は革命的な方法で、病人を、世界から一人もいない世界を作りあげたのだ。
このことで、税金が余りに余り、国民一人に5万円支給されるようになった。これはこのことの少し前の物語である。
中学生1年生の中溝遥は、バレーボール部に所属している。ある日の部活動、
「遥、ボールとってきて」
そういったのは同級生の友達の岡野桜だ。成績優秀で、男子からモテモテな美少女だ。
「じゃあ隅の空いているところで練習しよ」
二人は仲がよく、二人一組での練習はいつもペアを組んでいる。
「痛っ」
急に桜が倒れた。バレーボール部員全員が駆け寄った。
「遥、保健室に連れていってあげて」
そして、遥かは桜を保健室に連れていった。
「桜、大丈夫か」
「、、、」
返答がない。
「保健室ついたよ」
「、、」
桜は、息ぐるしそうに息をしている。
「先生、桜が、、、」
といいながらドアを開けた。
「大変だわ、一緒にベットに寝かせましょ」
保健の先生はそういって、桜を一緒に寝かした。
「ぅ、」
うずく桜。しばらくして、
「病院に連れていきましょ。遥さん、手伝って」
そういって、先生と遥は、先生の車にのせて、病院に行った。
病院に着いた。看護師さんに待合室で待っていてと言われたので桜、遥、先生は待っていた。そして、桜の番になった。
「失礼します」
そういって、診察室に入っていった。内科の先生は、「どうぞお座りください」といった。
そして、診察が始まった。
「うーん、」
「どうなんですか」
「食あたりのような気がします。薬出しときます」
といった瞬間、桜の容態が悪化した。桜は集中治療室に運ばれたのだ。
桜の容態は一進一退だったが、医師のおかげで、なんとか容態が安定した。なんとか、早くよくなって欲しいと祈る遥。大丈夫だからと言う桜。こういった会話が続き、またねと約束し、遥は帰った。
次の日、学校終わりに、遥は桜のお見舞いに行った。病室は、4つのベットがあったが、3つのベットはあいていた。
「桜」
そういっってカーテンを開けた。だが、返事はない。全く動かない遥。息をひきとっていた。




