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サトシとモンスターズ  作者: リッチ
ダンジョン初期
4/25

錬金釜。。。

残す所、シールドのある期間が、4日と少しとなった。

ここまでにちょくちょく《ルーム》に戻って、ベットでゴロゴロしたり、飯をくったりしてたが、割合する。


さて《ルーム》だが、持って行ける物と持っていけない者があるようだ。

そう。物は持っていけて、者(人?動物?)は持っていけない。

それと物(無機物)でもDP関係やLP関係も持っていけない。


なんでいいじゃん!!

とか思ったけど、お金やらポーションやらを持っていけると、確かに俺得過ぎるって事かもしれない。

この辺が世界に干渉されてるって事なのかね。

持っていける物としては生活用品(雑貨)やら飲食関連だけだ。

武器はまだないので、DPが余ったら試してみるようにする。


しかし地味にやりにくいか。

これからキッキャウフフなモンスターライフを、異次元で安心で安全な生活を期待していたのに。

残念だ。


詰まる所、ダンジョン内に部屋を作れよ。って事かもしれないな。

多分だが、これらの特殊魔法は自己だけに作用するものなのかもしれない。


ルーム   別次元に部屋を作成移動できる。


説明としては、これだけだ。

取得後、もっと細かな条件が見れるかと思ったが、そんな事はなかった。

ポイントとしては移動できる。って所か。

それなら自分だけ移動できる。とかにして欲しかった。

まー言っても仕方ないか。

他のダンジョンマスターがいたとして、ボーナスがなしだと、マジでダンジョンと一心同体だ。

欲張りはいうまい。



それと《千里眼》だが、見れるのは今の所、マイルームとダンジョン内にだけだ。

ルームは、別次元になるはずだが見れるみたいだ。

まだまだ検証しだいだが、行った事のある次元は、大丈夫なのかもしれないな。



さて待ちかねた魔獣研究所に研究してもらいましょうか!

まずは30体で研究に必要な生け贄?が少ない、スライムからとする。

DPからLPに300変換し、スライムを29体召喚する。

体長50センチといえど30体もいると少し圧迫感がある。


《ステータス》画面から魔獣研究所をクリック。

スライムだけが、クリック可能になっていた。


スライム→セカンドスライム

スライム→ダブルスライム

スライム→グリーンスライム


だそうだ。

予想外の所で、予想外の選択肢だ。

てかそれならゴブリンとスモールドックも進化先を見たい。

でもゴブリン、スモールドックはクリック出来ない。

なんちゅうジレンマだ。


そして進化先も違いが、よくわからん。

セカンドとダブルの違いって、えっっ?てなる。

グリーンスライムは属性付加とかか?

虹色スライム?七光りスライム?は強そうな気がするな。

いるからわからないが。


どれも進化途中である事は間違いないか。

セカンドスライムがあるならサードスライムが。

ダブルスライムがあるならトリプルスライムが。

と思うのは仕方のないことだろう。


今回はセカンドスライムを選択する事にする。

理由は特にないが一番上に表示されてるし、セカンドスライムって名前が好きだ。

まーなんて事のない理由だな。


セカンドスライムをクリックすると元の画面に戻り、スライムもゴブリンもスモールドックもグレーになってタップ出来ない。

そして消えた瞬間は、きれいに見逃したが、スライムがいなくなった。

今ダンジョン内にいるのは俺、ゴブリン、スモールドックだけだ。

面倒なので、これからはゴブリン→ゴブと略す事にしよう。


というか、セカンドスライムがいない。

あれれ?新種はどこに?って思ったがメッセージが来てた。


ポカーン

《システムメッセージが届きました》

セカンドスライムLP20を召喚できます。


だそうだ。

てか初めの一体ぐらいくれても良くないか?

くそ。召喚するか。


《魔物召還》セカンドスライム


魔方陣が浮かび上がって出てきたセカンドはスライムと、ほぼ同じ容姿だと思う。

少し液体の色が薄い青になったぐらいだろう。

目はなく先の尖ったところもない。ゲル状だ。

全長は50mぐらいで高さは15m~20mぐらいだ。


これがセカンドの《ステータス》だ。

名前:セカンドスライム

種族:水族

階級:きれいなスライム

ランク:F

LV:1 NEXT:10

HP:40 MP:15

ST:8

INT:3

DEX:35

MDEX:5

AGI:10

LUK:4

スキル:吸収

信頼度:30


強くなっているような、なっていないような。

確かスライムはDEX意外に5平気だったと思う。

だとすると、より近接向きか。

素早さを手にいれているのは、大きい気がする。

てかこれ絶対30匹分の強さじぁないだろ。

300LP使ってこれはないわー

いやいや、でも同じLP使って戦わせたらどうだ?

LPが倍違うからスライム2体vsセカンドスライム1体。

セカンドスライムが圧勝するのか?

まずスライムの攻撃じぁセカンドスライムにダメージなさそうだしな。

それなら300LP使ってでもセカンドスライムを召喚できるようになって良かったといえるだろう。

そう思うとスライム、マジこの世界の最弱種族とか?

誰に攻撃しても無傷とか悲しすぎるだろ。

いやだからこその《スキル》吸収か。

なかなか上手いことできてやがる。


さてスライムはいいとして、セカンドスライムの魔物研究所ではセカンドスライム50体だそうだ。

つまり、セカンドスライムを研究しようとすると1000LPかかると。


やばい。

楽しくなってきたが、全然LPとDP足りない。

1時間10回復なら24時間で240。

×2しても480。

5日間パーフェクトでも2400。

さてどうしたものかね。

現在のDPが2755、LPが90だ。



どうせ全部やるつもりだし、上から順に。のが普通でしょ。って事でDPからLPに、1000変換する。

その後ら一気にセカンドスライムを50体、召喚する事にした。


おぉ。

50体もいると、なにがなんやらだな。

モンスターハウスならぬ、スライムハウスやん。


ゴブとスモールドックは端にいる。

ゴブは意識失ってるから、邪魔だから、どかしてある。


《ステータス》画面から魔獣研究所をクリックし、セカンドスライムを選択した。

セカンドスライム→サードスライム

今回は1通りみたいだ。

悩ましい選択がなくて良かったと思うべきか思わざるべきか。


《システムメッセージが届きました》

サードスライムLP50で召喚できます。

5種召喚を確認。

錬金釜が取得可能になります。

エメラルドを10個獲得。


おお??

錬金釜ですと?

まーでも、とりあえずサードスライムからで。

錬金釜逃げない。絶対。


《魔物召還》セカンドスライム

魔方陣が浮かび上がって出てきた。

スライムやセカンドよりも少し大きくなったようだ。

全長は70mぐらいで高さは25m~30mぐらいだ。

色透明度が更にまして薄ーい青だ。こちらもゲル状だ。

フォースがあるかわからないが、フォースまでいけば、ほぼ透明になるような気がするな。


名前:サードスライム

種族:水族

階級:スライム

ランク:E

LV:1 NEXT:30

HP:50 MP:15

ST:15

INT:8

DEX:40

MDEX:10

AGI:15

LUK:7

スキル:吸収、水魔法

信頼度:30


おーーーー!!!

キターーー!!!

魔法ですよ。魔法。

やべーみたい。


まずはその前に、言語から確認した。

サードスライムもちゃんと言っている事が分かるようだ。

言うことも聞いてくれる。

助かるな。

魔法を見てみよう。


「サードスライム水魔法を壁に向かってやってみてくれ」



サードスライムの足元に魔方陣が浮かび上がり、ちょっと遅れて水鉄砲が出た。

なかなかの速度だった。

どんな魔法がくるか、わからなければ避けるのは難しい速度だ。

あれでHPがどれだけ減るのかは、異世界の魔法的な補正にもよるだろう。

前世なら、あの速度で水が飛んできても、死にはしないし、痛いぐらいのように感じる。

MDEXのパラメーターにもよるだろうし、なんともいえない。


「ありがとう。サードスライムはあそこの水槽で、ゆっくりしていてくれ」



さて今のサードスライムで残りのDPが2305、LPが90だ。

だいぶ減ったのと、こちらの世界に来てから結構な時間が経った。

時間も時間なので、今日はここまでにしておこう。

ちなみに魔獣研究所でのサードスライムは100体だ。

1体→LP50。100体→LP5000。

彼は当分出番はないだろう。


あとは新しい錬金釜だが、取得するのにDP1500だった。

はは。

高い。

足元が見やがって。


でも、もちろんとった。

絶対使う。

てか使わんわけない。って事だ。

合体が連想できてモンスター進化に使わないわけがない。

これでDP805、LP90。

あとは、配下増やして、5日後を待つばかりだね。


それと《ステータス》で見た限り、やっぱり錬金釜は、魔物×魔物×アイテム。

を入れて錬金できるようだ。

これは紙とペンを使っての総当たり戦をやるしかない。

Sランクのスライムとか楽しみが増えるばかりだ。

なんとなくだが、一番重要なのがランクだと思う。

さらっとサードスライムのステータスを流し見程度に飛ばしたが、普通に強い印象を受けた。

これでEランク。

楽しみにするなというのが無理なお話だ。

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