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あーあ、帰ってのんびりしたいなぁ

 結論から言うと。


 …お守りは大変だった。


 疲れた。


 ………。


「ケビン嬢?」



「何ですか?」



「報告書…」



「ダメです。手伝ってあげますからちゃんと書き終えてくださいね」



 『投げていい?』を言う前に、意図があっさり読まれてしまった。


「…オレ、最後のハンコ押すだけじゃダメか? やっぱり」



「私が報告書の責任者になったら、シェードさんや将軍が途中抜けてたことに対する叱責を私が受けることになるんです。


 嫌ですよそんなの」



 確かに嫌だよなあ。姉さんもいなくなったまま帰ってこなかったし、ティー嬢は…そういえば叱る側だった。


 俺だと見逃してくれているのか、もしくは諦められているのか、大したお叱りは受けない。


 …普通だったらクビ一歩手前の反応だよな、という考えが頭を掠めた気がした。


 まあ、クビになることは無いしな。…だといいな。物事に絶対は無いのは俺自身が良くわかってるつもりだ。



「…というわけで、さっさと報告書をあげちゃいましょう」



「何? 手伝ってくれるの?」



「それは副官ですから」



 シェードにもケビン嬢の爪垢を煎じて飲んでいただきたいものである。


 というかシェードの姿を思い浮かべると、酒瓶あおってるかジョッキあおってるかの印象しか出てこない。レディとして、かなりアレな感じがする。が、気にしちゃ負けなんだろうな。


 

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