4-10 凶兆
最近何か嫌な予感を感じる。そう思いながら自分はレポートを進めて言った。
レポートはかなり長いが、そろそろ終わりそうだ。僕は一旦レポートの作成を終了として、ベッドに横たわって仮眠をとることにした。
気づいたら横浜駅の近くのカフェのような場所にいた。横浜駅だということはわかるが、自分の知識にある横浜駅とは大幅に違うように感じた。なぜか横に高校の頃の女友達がいる。カフェの窓の外には、隣の建物についている、1階から8階くらいまでありそうな外付けエレベーターが見える。窓ガラスの外を見ているとその外付けエレベーターの外壁のガラス窓が急に破裂した。妙に落ち着いてなんだろうと思って見ていると、急にその建物が爆発した。そして自分がいた建物も巻き添えを食らったようで、女友達含めた自分はその場で倒れ込んでしまい、意識を持ったまま身動きが取れない状態に陥った。
しばらく身動きが取れないまま自分は目を覚ました。寝汗特有の涼しさを感じる。自分はやけに象徴的な夢だったので、その内容を漠然とメモに取った。
杞憂かもしれないが、ふとした拍子に人生が終わるのではないかと考えることがある。今回の夢はその不安が具体的なビジョンとして現れた結果のものだったのかもしれない。気にしすぎるのも良くないのかもしれないと自分でも思っている。
スマートフォンで時計を見ると18時半だ。お腹が空いたので僕は夜ご飯を作ることにした。
冷蔵庫の中を開けると使いかけのカット野菜と中華麺があった。自分はフライパンに開けた中華麺に香味ペーストを加え、そこにカット野菜と肉を加えて色が変わるまで炒めた。そこに醤油、胡麻油、オイスターソースなどを目分量で適当に加えて胡椒をかけたら簡易中華焼きそばの完成だ。
料理がめんどくさいとき自分はいつもこれを作っている。簡単に作れる割に美味しいので個人的に好みだ。気分次第で納豆を加えることもあり、今回も加えた。洗い物もフライパンと食器だけで楽だ。自分は夜ご飯を食べ終えて、レポートの続きを進めた。
「眠いな」
窓の外を見てみると何やらお祭りが行われているらしいが、自分はお腹がいっぱいで参加する気も起きなかった。僕はPCで軽く麻雀ゲームをやった後、祭りの音楽を聞きながらベッドで横になり、スマートフォンを操作していた。
そう言えば凪ちゃんはFPSをしていた。自分は反射神経がないのであの手のゲームが苦手だ。そんなことを考えている自分は、少し早いがそのまま眠りに落ちてしまった。




