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チョウチンアンコウ

肘が逝きました。明日病院行きます。

皆が挨拶をして、席につき始める。理科室の席には水道が取り付けてあり、不思議な形をしている。

そして理科の先生も不思議な形をしている。なんというか…深海生物みたいな輪郭で、もはや理科の先生をするためだけに生まれてきたのかのような見た目をしている。

「早速ですが、プリント配ります。」

出席番号順で作られた理科専用の班には満足いかなかったので、配られたプリントを定規を使って切り取って、1部の友達に伝言した。

『先生がいなくなったら教室外に出て遊ぶ。見た人強制』

そうすると、僕の隣にいる機械オタク…じゃなくてマニアのであり一人称が何故か 僕 の矢尾那月に机の下から紙切れを手渡そうとする。

「なに?僕の事を機械オタクみたいな目で見てきて。」

「おいおい的確すぎるだろ」

「で、なんなの。」

「右に回してくれ」

「うぃ」

そうして手渡すと、中をみて、少しクスッとしてから、隣に回していくのが見えた。

そうして、半分以上に回ったとこで、空気を読めない誰かが、くしゃくしゃにしてポケットに突っ込んだのをみた。


そして、熊井先生はプラスティックケースの中から無を取り出しあれっとこぼし、職員室に忘れ物を取りに行った。あらかじめ職員室に入って先生の荷物をひとつ引き出しの中に隠したからだ。

「今だ!窓!」

と叫んで合図を送ると、4人ほどが窓から外へ飛び出す。理科室は1階にあるので、怪我をする心配はない。だが、職員室も1階にあった。

「ぉぉぉぉおおい!」

普通に気づかれてしまった!

「ゴルァ戻ってこい!」

「全員ー!俺はプールに行く!ほかは体育館とか!」

と高崎が叫ぶ。そして熊井先生が追いかけてくる!

高崎は畑へ、津沢は交差裏に、自分は、プールに逃げた。矢作はどこ?

鍵のかかったフェンスを超えて、気づかれないように更衣室に入った。

左膝も逝きました

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