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スティーダムの彼女
言い忘れていましたが、学校名五月蠅側小学校です。(うるさがわ)
そう言って永見先生が続けた。
「はいそれじゃあスティーダム先生に質問がある人ー?」
みんなが餌をあげた鯉のように手を挙げて刺されようとする。
「はい、津沢くん」
「彼女はいますか」
「え?!」
「what?!」
唖然とする2人が顔を見合わせる。
「え、英語で言えないなら質問しないでくれるかな〜わかんなかったらいいよ?別に!OK大丈夫だから!ね?」
「Do you have girl friend?」
津沢は上履きを叩きつけたりするものの、成績はクラスでも1位2位を争う程の頭脳の持ち主だった。運動もできて身長も高い。
「うわーすっごーい!津沢くん彼女の英語も分かるんだ!みんな拍手ー!」
永見先生が必死にフォローするが、隠しきれていないのは言うまでもない…
(最近の小学生怖!!いずれ生徒からセクハラされる時代が来たり…)
職員室
「ヘッブジ!」
「木一先生〜風邪ですか〜?」