プロローグ
プロローグ
「おぉ!お前また俺と同じクラスじゃん!」「2クラスしかないんだし普通だろ。というか今回のクラス色々やべーだろ。」
「これは絶対楽しいって!」
そんな2人は、聞かれたらまずい話を始める…
「ぶっちゃけさ?松村先生はやばくね?まだ決まったわけじゃないけど、なんかそんな感じがしてきたわ〜」
「あいつだけは避けたいな。でも、なんか知り合いから聞いたんだけど、木一先生知ってる?」
「え?誰それ」
「木一先生はな…」
「おいおい、そんなこと言ってるとほんとにそうなるぞ?フラグなんよ」
始業式。クラス発表の紙を見終えた人達が教室へと入っていく。
「え?!お前も2組?!まじかよ!」
「いや、勝手に入ってるだけ」
「え…」
「いやお前何しれっと入ってるんだよ。」
「始業式始まるからはよ並べよ。」
「誤魔化すの下手か!」
そして、皆が体育館に移動して、教頭先生が全員が来たのを確認すると、始業式が始まった。
「みなさん、進級おめでとうございます。えー…」
毎年同じことを言っている。
「続きまして、担任の先生の発表を開始します。」
辺りがざわつく。自然とその場にいる人達の顔が真剣になる。
そして、「1年1組…」と、下級生の担任発表がされて、2年3年と、続々発表されていく。
「6年生の発表を始めます。6年1組、上川先生!」
「うぉおおおお!」と1組が叫んだりして全力で喜んだ。
「続いて2組!」「あれ?あと残ってんのって木一だけじゃね?」「確かに…」