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入学式

一応はシナリオが出来ているのですがうまくまとめられないです‥‥orz

1月20日の事の振り返りが終わり

そして今日、4月1日に戻る事となる。


「希美は確かスクバ通学だよな?俺もスクバ通学だからさ。

希美はBら辺でスクバ乗るだろ?

俺はAで先に乗ってるからとなり開けておくよ」


とメッセージを送り大学に向かうスクールバス乗り込んだ。


席が空いていたので俺は座り、そして横に鞄を置き希美の席を確保した。

バスに乗り始めて5分ほどすると


「ヴヴッ」


とポケットに入っているスマートフォンがメッセージが届いた事を教えてくれた。

俺は希美かな?と思いながら、いや希美からだと良いな、と思いながらメッセージを見た。


「席の確保ナイスである!

お主も気が利くのう~」


メッセージは希美からだった。

だがメッセージに癖があった。


「まったく‥‥」


俺は走行中のバスの中、小声でそう言った。

内心はそんなこと言っていたが、とても嬉しかった。

好きな人との関係が1歩進んだのだから、些細な事でも嬉しい。


「もうそろかな」


そろそろ希美のいる停留所にバスが着く頃だ。

鞄を横から俺の膝の上へと移動させた。


「プシュッ」

バスは停まり、そしてドアを開ける音が耳に入った。



「   やっほー」


と、希美は俺を見つけるとこっちを見てそう言った。

 


「おう、希美は元気そうだな」


俺は朝から元気そうな希美を見た後

俺は横の席に目線を移しながら席を軽く叩いた。


「久しぶりだねぇ~入試の後からは全然会わなかったぁ‥‥もんね」 


希美は急に思い出したかのように

声のトーンが弱くなっていった。


「まあ、これからは同じ学部だしちょこちょこ会うだろうね」


俺は目線を外に向けながらそう言った。

いやだって恥ずかしくて顔なんて見れないし。


「そうだね!楽しみ~」


希美は本当に楽しそうにニコニコし、そう言った。


「あ、学校見えてきた」


スクバに乗っていても大学はそこまで遠くないので

希美の乗り降りする停留所を過ぎたら10分程度で着くのだ。

 

「学校の桜、綺麗だねぇ」


スクールバスは桜に囲まれている大学への直線の道を通っていた。


「満開だな」


花びらがひらひらと沢山舞っている。

俺は桜も綺麗でちょうどいい気温のこの季節が好きだ。


「じゃあ亜樹さんよ、降りましょうか~」


バスは学校の中にあるバス停で停まった。


「ああ、そうだな」


そう言って俺と希美はバスを降りた。

それに今日は入学式だけだ、比較的に早く帰れそうだ。


「あ、 新入生の皆様へ だってー」


希美は少し先にある看板を指差していた。

内容は新入生の入学式があるので新入生は体育館へ時間までにいてくれと書いてある。


「新入生は体育館へ行けって事か

じゃあ希美、行こーぜ」


新入生である俺と希美は入学式のため、体育館へと向かった。


「新入生の皆さんは1組2組で分かれているので間違えないように気を付けてください!

席じたいは順番はないので自由に座ってください、あと10分まで入学式が始まるので急いでください!」


「新入生はこちらの受付で用紙を1枚受け取ってください!」


体育館入り口の受付係の人たちが大きな声で誘導、案内をしている。

俺と希美は受付へと向かい、用紙を受け取った。


「その用紙に新入生全員の名前が載っているので

自分の名前が載っているクラスの方へ行ってください」


受付係の人が俺と希美に向かってそう言い

クラスのある1組と2組の所を指差しで教えてくれた。

そして俺たちは1組なので1組の方に向かった。

      

「ここに座るか、希美は横座るだろ?」


席は縦に5列に横に10~15列くらいはあるだろうか

もう既に大半の人は座っていて俺たちは結構遅めだったようだ。


「うん、亜樹の横に座る!」


希美はとびっきりの笑顔で笑った後、席に着いた。

そして俺も座り希美とプリントを見つつ、入学式が始まるまで待っていた。


「~~~~~であるとともに、新入生方一同がこの大学で学べるよう

~~~~で入学式終わります。」


正直校長などが何を言っていたか等は途中から覚えていない。

だが入学式は無事に終わり希美の方を見ると

がっつりとまだ寝ていた。


「おーい、希美さーん?終わったぞー」


俺は希美の肩を軽く揺らし希美を起こそうとした。

それにしてもヨダレが垂れそうなレベルで寝ている‥‥。


「ん‥‥?終わったぁ‥‥?」


希美はまだ眠たそうなトーンで返事をしているが一応、起きてくれた。

今日、この後は何もないのでそろそろ帰る準備をしなくては。


「よし、希美。

入学式も終わったしもう帰ろうぜ」


俺は体育館出入口に背中を向け立っていたので

後ろの出入口の方に指差しした。


「うん!でもどーせ帰るなら

どっか遊びにいこーよー」


希美はすっかり寝起きモードは終わり

いつもの元気モードに切り替わっていた。


「でかけるのかぁ、うーん」

   

正直、入学式で疲れたし

遊んでいられる気力が俺にはなさそうだ。


「えぇ~そんなこと言わないでさ~」


「‥‥!」


希美は何か閃いたような反応をし

目を光らせ、こう言った。


「なら今から私とデートしよ?

そしてショッピングモールで彼女の服を選んでくださいな」


おっと、希美はここで、まだ俺の馴れていない恋人と言う

武器を手を出してきた。


「希美‥‥よく恥ずかしい事言えるな‥‥

はいはい、わかったよ、デートするか」


デート。か‥‥とても考えるだけで恥ずかしくなってしまう

デートとはここまで刺激の強い言葉なのか。


「うんっ!やったね!

ありがと♪」


希美はまた笑いかけ、その後さりげなく俺の手を握り

都営バスの停留所の方角に引っ張っていった。

       


これからもこれくらいの頻度、量で行こうかと。

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