アーテルトの物語

モノローグ

古に於いて思想や原理を10の丸に当てはめ、その丸を並べた物を人々はその形状から「セフィロトの樹」と呼ぶ。

私達が生きる世界と平行し存在する世界にはその樹を具現したかのように10の国が成立し、盟約を締結し対となる「クリフォトの樹」と数千年に渡り争っている。

テオドール・フォルトナー

彼の様に具現素(エントロピウム)を用いて樹を守護するために戦う者達を人々は「具現者(エントロピスト)」と呼ぶ。

これは本来交わる事の無いはずの世界が交わり、紡がれる物語である。

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初投稿で拙い部分が非常に多いと思われますが、ご一読頂けると幸いです。