第30話 コイのヤマイだからね
「なあ、“葬式に遅刻しそうだ”って言うのは聞いた事があるんだけど……」
「俺もある」
「“墓参りに遅れそうだ”って言うのは聞いた事がないぞ……」
「俺もない」
「だったら、どうして、俺たちは急いでいるんだ?」
「さあ?」
雅臣は車を運転しながら、健に、正しくは母親に、急かされているワケを聞こうとした。
「だって、『急げ』以外は何も言わないんだもん、おばさん……」
「しかも線香も花も、何にも持たないなんて……。 ホント何しに行くんだよ」
「うーん。 へ? 何ですか? 遅い? ……遅いって、雅臣」
「はあ? 十分飛ばしてるだろ!! 死にたいのか!!」
「いや、死んでるから……」
「…………」
雅臣はやけになりそうな気持ちをグッと抑え、心持ちアクセルを踏みこんで、スピードを上げた。
* * *
霊園についてすぐ、健が「死ぬかと思った……」とフラフラした様子で車から降りた。
「文句なら母さんに言え……」
そう言いながらも雅臣は、少々運転が荒かったかなと心で侘びを入れる。 周りを見渡すと、さすがに平日の猛暑日とあって、誰の姿も見えなかった。
貸し出し用の手桶と柄杓を借りようとすると、健に呼び止められる。
「ん?」
「それもいらないってさ」
「は? え? だって……。 つうか、ホントに何しに来たの?」
「あ、おばさんが行っちゃう。 行こ! 雅臣」
手招きするので、雅臣も手ぶらでついて行った。
「え、墓、こっちだけど……」
真っ直ぐ進む健に、左を指差して教える。 この道を進んだ先に小奈戸家の墓があるのだ。
「なんか、こっちだって…… あ、おばさんが急げって」
そう言って、雅臣とは違う方向を指差し、健が墓場の奥へと足早に進んでいく。
「はあ? なんだよ、急げって……。 だいたい、そっち、墓じゃないし……」
文句を言いながらも、雅臣は小走りに健の後に続いた。 しばらく進むと、いきなり健が墓石に隠れるように屈みこんだので、雅臣は驚いた。
「え、大丈夫か? 腹でも痛いのか?」
「バカ! んなわけあるか! お前もここに隠れるんだよ!!」
「ええ? 隠れるって……」
何から隠れるんだ? と疑問に思いながらも、雅臣は健のマネをして屈んだ。その姿勢のまま五分が過ぎ去る。
「なあ、俺たち何やってんの?」
「知らないよ。 あ、すみません。 ほら! おばさんが黙ってろって……」
存外な扱いに、雅臣はイライラ感が募る。そうでなくても、頭上でグワングワン鳴く蝉の合唱に、先ほどからうんざりしていた。そして何よりも、熱中症になるぞと言わんばかりの気温の高さに、生命の危機すら感じている。
「な……、せめて、日陰に行かないか?」
「だよな……。 おばさん、生身にはちょっとキツイっすよ。……え、来た?」
「来た?……って何?」
「雅臣! 雅臣!」
小声で声を張る健の指差す方向に、雅臣は視線を移す。 振り返って驚いた。
「ママぁ!! お墓がいっぱいあるよ!!」
「こら!! 走っちゃダメよ!!」
雅臣は、聞き覚えのある声を耳にして、体が震えた。
「理佐……」
この先、会えるはずのなかった理佐と、なぜかこんな場所で巡り会えた。しかも、子供も一緒にいる。理由はわからないが、これはいわゆる、幸福の神様がくれた最後のチャンスなんじゃないか……雅臣は素直にそう思った。 そしてすぐに、気持ちが騒ぎ始める。このまま二人と一緒に逃げてしまおう。 何もかも捨てて、二人の為だけに生きよう。 気付けば自然に雅臣は立ち上がっていた。 それを慌てたように健が引っ張り下ろす。
「何すんだ!!……モゴ、モゴ」
声を出したと同時に口も塞がれた。
「頼むから、もう少しだけ待て!! おばさんが、理佐ちゃんの話を聞きたいって」
そう制止され、一瞬反論したくなったが、健の懇願するような目に、雅臣もしぶしぶ頷いた。そっと理佐の様子を二人で伺う。
手前の道を折れた親子は、小奈戸家の墓の前で止まった。 何やら話しているようだが、距離があって声が聞こえない。 頭上の蝉も邪魔をして、多分こちらの話し声も届かずに済んでいるようだ。 気付く気配が全くない。
そのうち理佐が手を合わせて、祈り始めた。 小さな佑太も、母を真似て同じフリをする。 その横に自分も並べたら……。 雅臣は心の中でつぶやいていた。 そんな雅臣に、以前のような迷いはもう無かった。 側にいたい。 願う事はただそれだけである。
「雅臣。 ……理佐ちゃんが今祈ってる事、おばさんに聞こえるらしい」
健が仕事のように熱心に通訳する。 雅臣は驚いてそれに耳を傾けた。
「……んー、迷惑をかけた事の謝罪と……。あと、えー、え? ホントっすか?」
「何?」
ひときわ驚いた顔をする健に、雅臣は思わず問いかける。
「理佐ちゃん、離婚できそうだって」
「え? ええ?!!」
健に慌てて人指し指を立てられた。 雅臣も慌てて首をすくめる。 しかし、もともと告げられた内容に混乱していたので、雅臣は次の言葉をもっていなかった。
「そのお礼に墓参りに来たみたいだ。 ……って、おばさんが離婚させたんですか? 」
さらに驚いた顔をして、健が虚空に問いただす。
「母さんが? 母さんがしてくれたのか?」
それを雅臣が追尾する。
「いや、……あの、まあ、……みんなのおかげだって」
「みんな?」
「雅臣の事を心配する“みんな”って事じゃない? ……って俺も入るのかな?」
耳の後ろを掻きながら、健がモジモジする。
「とにかくよかったじゃん。 ようやく雅臣が、どうするかを決める番になった」
突然降って湧いたような出番に、なんと答えていいかわからず、ただ何度も頷いた。 とにかくこれで、人に隠れて生きて行かなくても済みそうだ。 しかも、堂々と理佐に会う事ができる。 そう思った途端、雅臣の目が滲んでくるのだが、決して泣いている場合ではない。 軽く健に腰を叩かれて、雅臣は心を決める。
「行って来る」
そう言って涙を拭いた雅臣は、ゆっくりとその場から立ち上がった。
「佑太、ここが瑞枝さんのお墓よ」
「ミーちゃんがここにいるの?」
「う―ん、どうだろう……。でも、お話した事は聞いてもらえると思うよ」
理佐がそういいながら、花を供えて線香を立てた。
「お願いしたら、またボクのところに遊びにきてくれる?」
「じゃあ、一緒にお願いしてみよう」
「うん」
手を合わせてお墓に向かって祈った。 小奈戸家の皆さんに沢山迷惑をかけた事を、まず謝罪する。 それから、夫が突然離婚を承諾した事、片桐先生が迎えに来てくれた事など、報告する事は一杯あった。 それでも一番伝えたかった事は、また親子二人で暮らせるようにしてもらったお礼だ。感謝の言葉を何度となく重ねる。
「……どうか、瑞枝さんに届きますように」
最後に口にして願った時、スカートの裾を佑太が引っ張った。
「ん? どうしたの?」
佑太に尋ねると、小さな指で前を指す。 その方向に視線を移して理佐は固まった。
「……雅臣くん」
目の前に、もう会うはずの無い人が立っている。 幻じゃないだろうか……。そう思った人影はこちらに向かってゆっくり近づいてきた。
「理佐」
声を聞いた時にはすでに、忘れ去ったはずの気持ちが溢れかえりそうになっていた。佑太が側にいる。 ここまでみんなにして貰ったのに、ここで自分が母親失格になるわけにいかない。 ぐっと歯をくいしばり、理佐は駆け寄りたい気持ちを心の奥に閉じ込める。
それでも、雅臣が目の前までやってくると、目をあわせられなくなって俯いてしまった。
「理佐! 俺」
その声に驚いた佑太が、理佐の背後に隠れる。
「……あ、ごめん」
謝る雅臣を気遣いながら、理佐は佑太の頭を後ろ手で撫ぜてやる。震える佑太が、少し落ち着いた事を確認してから、もう一度前を向き直った。
「いろいろご迷惑をお掛けして……申し訳ありませんでした」
とにかく謝罪しなければ……。 そう思って深々と腰を折り、頭を下げた。
「そんな風に謝らないで……」
胸の奥底に閉ったはずの気持ちが、母親のあるべき姿から、解放される事を強く求めてくる。 出会ったばかりの頃もそうだった。何度押さえつけても、雅臣の優しさに触れる度に、胸を掻き毟るように暴れ出す。 しかし、それを解き放ってはいけない。 同じ過ちを繰り返してはいけない。 理佐は自分を戒める為に唇をグッと噛んだ。
「側にいて欲しいんだ。 手の届くところにいてよ。 ……頼むから」
懇願するような雅臣の瞳に、理佐は負けそうになる。
「私には、子供がいるの……。 母親なの」
「わかってる。 理佐が命を懸けても守りたいものなら、俺にとっても同じだよ!!」
雅臣は何の躊躇いも無くそう言った。 理佐は信じられない眼差しで雅臣を見る。
「理佐も、佑太くんも、俺が守る」
この人の側にいたい。……佑太の母親でいたい。 こんなわがままを聞き入れてもらえるかも知れない。 そう思った瞬間、理佐は閉じ込めたはずの胸の内を吐き出してしまった。嗚咽となって涙と一緒に襲ってくる。 そのまま膝を抱えて、泣き崩れた。
「理佐!!」
目の端に、雅臣が走り寄るのが見えた瞬間、目の前を小さな体が横切った。
「ママを泣かすな!!」
震える足で、佑太が理佐の前に両手を広げて立ち塞がっている。
「ええ?! ……いや、そ、そんなつもりはないんだよ。 ご、誤解だよ」
困惑した雅臣が、何もしていないと言いたげに、両手を上にあげて降参ポーズを取っている。
「うるさい!! あっち行け!! あっち行け!!」
そのまま佑太が、雅臣に向かって小さな拳を何度も何度も打ちつけた。慌てた理佐が佑太を背中から抱きしめる。
「佑太!! 違うの、違うのよ。 ごめんね。 佑太、ごめんなさい」
さらに、その小さな体を胸に抱く。 佑太も泣きながら理佐の首に抱きついた。
「ママァ!!」
その声を聞いた理佐は、自分のわがままをもう一度胸の奥に閉じ込めてしまおうと、そう心に決めて、佑太をギュッと抱きしめた。
「あ、ミーちゃん!!」
「た、健!!!!」
理佐の胸を掻き乱すその二人が、同時に叫んだのはその直後だった。
健は墓石の陰で、雅臣と理佐の成り行きをそっと見守っていた。
「雅臣、大丈夫ですかね? ……上手く行けばいいんだけど」
傍から見れば、独りでブツブツ言っているおかしな人間に見えるが、本人は瑞枝に話かけている。
「あ、そうだ! 折角の機会なんで、言っちゃいますけど ……俺、ずっと雅臣と友達でいますからね」
あの時、泣いて言えなかった事を、今度はちゃんと伝えられたらと思って健は言った。 瑞枝にお礼を言われると、健は五年越しの心残りが解決できた事に安堵した。
「いや、雅臣の事は心配いらないっすよ。 俺に任せて下さい」
胸を思い切り叩いて見せる。 調子に乗ってしまうところも健だった。
「ママを泣かすなぁ!!」
余所見をしている間に、突如、後ろから大きな声が聞こえてきた。慌てて健が振り向くと、雅臣が理佐の子供に殴られているのが見える。
……な! 何があった?! 大ピンチじゃんか!!
「おばさんどうしよう!!」
慌てて瑞枝に相談しようと振り返ったら、すでにその場から居なくなっていた。
……え? おばさん?
辺りを見回すと、もうすでに、瑞枝は渦中のど真ん中に陣取っている。
「……マジか!!」
慌てた健は、遅れを取るまいと、急いで後を追った。
「雅臣!!」
しかし、急に立ち上がったのがいけなかったのか? それとも大きな声を出したのがいけなかったのか? いずれにしてもその直後、健の視界が真っ白に変わった。
……ああ、そうだ。あの運転が、そもそもよくなかったんだな。 スローモーションのように雅臣のドライビングが頭を過ぎっていくが、そこで健の記憶は途切れた。
* * *
気が付くと、見覚えのある顔が目に映って、健は涙が出るほどホッとした。
「小奈戸先生……」
「このバカモノ!! 炎天下の中、何やってるんだ!! 自分の体の事、一番よくわかってるだろうが!!」
「……すみません」
本当に久しぶりに健は怒られた。 虚弱体質な健は、小さい頃から、ムチャをしては熱を出して、小児科医である喜一に叱られていた。 懐かしい記憶が蘇ってくる。
「オヤジ! 俺が無理させたんだ。 ホントにごめん」
こうやって雅臣が庇ってくれるのも、小さい頃からずっと変わっていない。 と言っても、熱を出すのは大概、雅臣にワケのわからない幽霊スポットへ連れて行かれた日の夜だったけれど。
「まったく、お前たちはいくつになったと思ってるんだ! いい大人だろうが!」
「「 ……すみません 」」
小奈戸家のソファーで横たわる健と、その横で心配げに見守っていた雅臣が、素直に謝った。
「おにいさん、お水をどうぞ」
健の頭上に、コップを持った佑太が立っていた。
「暑い日は、お水をたくさん飲まないといけないんだよ。 ね、センセイ」
佑太と喜一がニッコリと笑いあう。
「ボクもこの前、センセイに教えてもらったの。 大切なことなんだって」
「あ……ハイ。 わかりました」
四歳児に教わりながら、健は体を起こしてコップを受け取り、一気に飲み干した。礼を言おうとしたら、健の隣に佑太がちょこんと座る。
「ん?」
「おにいさん。教えてほしいんだけど……」
「何?」
佑太が悲しげな顔で健を見つめてきた。
「ママの病気、このセンセイにはどうして治せないの?」
内容を聞いて、その場にいた大人全員が驚いた。 とりあえず健は気を失っていたので状況がつかめない。 慌てて自分以外の大人に確認をとるが、誰もが首を横に振るだけである。
「雅臣、理佐ちゃんは?」
「あ、今、ソレを買いに……」
自分のおでこを指されて手を当てると、貼ってある熱冷ましがすでにぬるくなっていた。
「佑太くん、それ、誰に聞いたの?」
とりあえず、誰も知らないので、代表して健が質問する。
「ミーちゃん。 今さっき、教えてもらったの」
「みーちゃん?」
いち早く反応したのは、喜一だった。 佑太はジッと瑞枝を見つめている。どうやらこの子にも視えるらしい。そう健は判断した。
「いや、先生。なんでもないっす。 で、なんて言ってたのかな?」
とりあえず、喜一を黙らせ、佑太の先を促す。 さらに佑太が顔をゆがめた。
「このおにいさんしか、病気を治せないって……」
「お、俺?」
指をさされた雅臣が動揺する。 そこまで聞いて、瑞枝の意図を察した健は、優しい顔を佑太に向けて答えた。
「ああ、たしかに、その病気は名医の小奈戸先生でも治せないかな? ……ねえ? 先生」
突然出番が回ってきた喜一も、一瞬慌てた様子だったが、察した顔で答えた。
「まあ、それは、私の専門外だ」
「オヤジ!!」
わかっていないのは雅臣だけである。 だいたい、こういう事全般に鈍い男なので、理佐にも騙され続けたのだ。 そう思った健と喜一が、深いため息をお互いにつく。
「佑太くんあのね。ママの病気は、恋の病と言います」
「コイのヤマイ?」
「そう。 好きな人の側にいたいと思う病なの」
「好きなヒト……ボクじゃないの?」
佑太の目が途端に涙でいっぱいになる。 瞬きするたびに大きなドロップが目から落ちてきた。
「ゆ、佑太くん! 大事な事がまだあるよ! いいかい? ママはお兄さんの事も好きだけど、佑太くんはもっと大好きなんだよ。 ココ!大事!!」
慌てて健が補足する。 小奈戸親子も横でオロオロした。
「だからね、ママの好きな雅臣お兄さんと、ママの大好きな佑太くん二人で、ママの病気を治せたら……いいと思わない?」
健は、なんとか通じますように!と、佑太のその幼いハートに願った。 すると佑太が、小さな顔をコクリと頷かせる。 思わず雅臣とハイタッチしたくなった健は、その場を勢いよく立ち上がったのだが、同時に立ちくらみがしたので、慌てて座りなおした。 喜一にまたも、怒られる。
「まーちゃんおにいさん。 ママの病気を治すの……手伝ってください」
替わるように立ち上がった佑太が、雅臣にむけてペコリと頭を下げてお願いした。 その姿に大人三人が驚愕する。 なんて礼儀の正しい、よい子なんだろう……。 ここにいる全員が自分の子供にしたいと思った。 もちろん雅臣も、である。
「こ、こちらこそ、よ、よろしくお願いします」
慌てた雅臣が、ギクシャクと佑太に向かってお辞儀した。 クスクスと笑う大人二人に、思わず舌打ちする。
「雅臣くん、お行儀が悪いよ。 親が泣いちゃうぞ」
健のセリフに、喜一が目頭を押さえる。
「オイ!」 と、雅臣がツッコミをいれると同時に扉の開く音がした。
「ママだ!!」
佑太が即座に反応を示した。
「遅くなってすみません。 経口補水液とかいろいろ……」
「ママ!! ママ!!」
嬉しそうに佑太が、理佐のお腹に飛びついた。
「ど、どうしたの? 佑太? ちゃんとおりこうにしてたの? 」
「うん!」
理佐が屈んで目線を合わせると、佑太が首に巻きついた。
「ママ! ボクがママの病気、治してあげるよ」
「びょ、 病気?」
「うん、ママはコイのヤマイなんだって」
「こ!!!」
理佐は案の定、絶句した。
「ママ、大丈夫! 心配しないで。 あのおにいさんも手伝ってくれるからね」
佑太が視線を送るその先で、雅臣がニッコリ微笑んでいた。 その後ろに瑞枝もいる。
……あんな風に、仲のいい母子になれたらいいな。 理佐は二人を見て羨ましく思った。
そして、目の前の我が子見て、理佐はもう一度抱きしめる。
「ありがとう。 佑太。 大好きよ」
「うん、知ってるよ! コイのヤマイだからね」
そんな幼い子供のセリフに、大人達はそれぞれが苦笑していた。
ここまで読んで下さってありがとうございます!!
ああ、とりあえず解決しましたよぉ~。 長くなってすみませーん。 (TАT)
さて、ほのぼのエピローグも最後にご用意しておりますので、
よろしかったら、お付き合いくださいませ。
あ、エピローグはプロローグと同じ、1人称にもどりますので、お気をつけて。




