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2人目

2人目は思い出

私はあなたを振った。


私は可愛いの。

この美貌。鈴のような声。花のような香り。

仕草や動作まで。

全てあなた好みの、作り物のわたし。


必死にがんばった。

痩せて、整形して、メイクやお洋服を研究して。

あなたにとっていちばんの女の子になるためにね。


あなたは、私をみてくれた。

わたしが1番可愛くて大好きだと言った。

あなたはやっぱり外面しか見てないんだなって。


中学1年生の頃、私はあなたに告白した。

相談に乗ってくれて、私を受け入れてくれるあなたが好きになって。でも、あなたは

ごめんね。他の人と幸せになって。

といった。

その後、聞いちゃったの。

あの女、勘違いしたっぽくてさ。ちょっと優しくしてやっただけなのに

って友達と話しているのを。

だから、私はがんばった。

大好きで、大嫌いなあなたのために。

中学1年生の頃の、自分のために。

いちばん嫌な思い出の中の女の子になるために。

見てくれてありがとうございます。

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