表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄された令嬢、辺境でドラゴンを育てる  作者: 木挽
アメリア・エルミナール

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

164/172

第63話:光の反撃


クラリッサが地面を蹴り、魔力を解き放つ。

「氷天極光!!」


天から降り注ぐ無数の極光が、

氷の嵐となってゴブリンの群れへ突き刺さった。

氷の刃が肉体を貫き、

内部に走った雷が爆ぜるように炸裂する。


アメリアも負けていない。

「神域! 剛力!」


身体能力が跳ね上がり、

凄まじい速度でゴブリンを殴り飛ばす。

吹き飛んだゴブリンたちは空中で魔素となって消えた。


キングゴブリンが吠える。

「ナ! ナニゴトダ!!」


突然の襲撃に、ゴブリンの群れは完全に混乱していた。


クラリッサが次の魔法を放つ。

「雷牙・轟閃陣!!」


雷をまとった刃が陣を描き、

何十体ものゴブリンを一気に切り裂く。

アメリアもその隙を逃さず、

次々と殴り飛ばしていく。


キングゴブリンが怒り狂って叫んだ。

「クソウ! シャーマン!!」


森の奥から、

ゴブリンシャーマン20体 が姿を現した。


「クラエ!パープルチェーン!!」


紫色の鎖が空中に走り、

アメリアとクラリッサの身体を絡め取った。


「きゃあっ!」

二人は地面に転がり、動けなくなる。


アメリアは歯を食いしばった。

「……魔法が使えるゴブリン……こんなのいたの……!」


クラリッサも苦しげに言う。

「……動けない……魔法も発動できない……!」


キングゴブリン二体が、

ゆっくりと、楽しむように近づいてくる。


「……キサマラ……」

「グチャグチャニ シテヤル……」


アメリアの背筋に冷たいものが走る。

このままでは――。


その瞬間。


アメリアの胸元の首飾りが、強烈な赤光を放った。


森全体が赤く染まり、

魔族の拘束術が震え始める。


アメリアは目を見開いた。

「……え……なに……これ……!」


光はさらに強くなり、

まるで“何か”が目覚めようとしているかのようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ