第71話喧嘩2
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「お、いたいた」
少し離れた場所にヤドとステラがいた
「やっぱり殻に籠ってる姿の方が可愛いですよ」
「そうかしら?」
ヤドは初めて会った子供ぽい姿でいた
「何してるん?」
「あ!見てくださいこれ、こっちの方が可愛くないですか?」
「虫の方が好きだけどな」
「・・殻破りましょうか?」
ヤドは殻を破る準備を始めた
「いやいいよ。足だけ生やしといてもらったら」
「性癖ですか?」
「ちゃう。頭に乗せる時にあの足で、頭掴めるわけがないだろう」
「ああ。そういうことでしたか」
ヤドは4本だけハチの足を生やした
「じゃああっちに杏夏がいるからそっちに行っとけ」
「分かりました」
「分かりましたわ」
ステラの頭の上に乗るヤド
「思ったより重いですね」
「全体重かけてますわ」
「やめて貰えます?」
「・・・」
「無視しないで貰えます?、、、虫だけに」
「フ」
「今鼻で笑いましたね!」
後ろから聞こえる話声が遠ざかって行った
(セレスどこに行った?)
相当な距離を歩き回ったが、一向にセレスが見つからない
(ほんまにどこに行った?)
ぐちゃ
(なんか聞こえたな)
耳に意識を集中させる
ぐちゃぐちゃ
「セレス―!どこいるんだー!」
少し待つと
「主」
相当大きくなったセレスがいた
「また大きくなったか?自分ぐらいあるやん」
「主」
セレスが真剣な目でこちらを見てくる
「なんだ」
「主を食べる」
そういいセレスは戦闘姿勢になった
「ボコされる覚悟で言ってるんだよな」
「もうお腹が空きすぎて、早く主を喰いたい」
セレスの眼は理性を無くしてる奴の眼に変わっていた
「かかってこい」
セレスが突っ込んできた
「はっや」
こちらに向かって拳を振ってくる
「つよすぎぃ!」
手で受けた雫は、相当な距離まで吹っ飛ばされた
「お前足早すぎるやろ」
セレスは吹っ飛ばした後、間髪入れずに突っ込み地面に降りる時には、自分の攻撃が届く位置まで距離を詰めていた
「ダッシュ」
斜め横にダッシュし攻撃を避けながら短剣を振るった
ザシュ
「硬った」
(使い魔には呪い通らんのか)
シューっと音と共に傷は一瞬で治った
「まじかよ」
セレスは自分がスケルトン相手に一度だけ使ったことがある。武術の型を使いながらこちらを攻撃し始めた
(自分には合わんくて一回でやめた型やけど、、記憶力いいな)
バキ!
「・・・」
肩を攻撃されまた相当な距離を吹っ飛ぶ
「!」
「セレス」
舐めてたとはいえ自分がこんな簡単な攻撃に当たるのは、プライドが許さなかった
「本気で行く」
「!」
「飛べ斬撃」
ブンブン振りまくる
ザシュ
「グフ」
(一発当たったごときでは止まる訳がないか)
セレスが近づいてくる
「!」
パリン!
「カハ!」
「これで勝ちだ」
拳を振り下ろすタイミングに合わせ、盾でパリィし体勢を崩した所を、全力で腹を蹴り転んだ所を長くなった短剣で止めを刺す準備ができた
「今腕喰わせてやるから正気に戻れ」
「!」
少しよそ見した瞬間左腕に噛みつかれた
「・・・モンスター」
バキバキ!
モンスターを使った瞬間腕を噛みちぎられた
「片腕ぐらいなら生えてくるな」
ボキボキ
「生えてきた瞬間一瞬で食うやん」
モンスターが切れるまでセレスに腕を食わせ続けた




