第41話門番
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「町が見えて来たな」
森を焼いて数十分町が見えてきた
「レッドネームですけど入れますかね?」
「説明には入れないとかは書いてないから行けると思うぞ」
「探知機があったら入れませんよ?」
「え?」
「キル数を表示できる水晶玉があったら、バレて入れないんですよ。最悪捕まって牢屋に入れられます」
「どうやって入るか?」
「善行を積んだらキル数表示されてても入れますけど、、」
「森を燃やしたね」
「だから入れませんね」
「ここって人通りは多いのか?」
「あんまり多くないですけど」
「門番は強いか?」
「門番倒す気ですか?」
「倒したらバレるやろ。殺すんだよ」
「死体はどうするんですか?」
「セレスがいるだろ」
「食べるよ」
「じゃあ、、行けると思いますね」
「そもそも水晶玉が無かったらする必要はないから大丈夫だろ」
「まあそうですね。一応作戦だけ考えておきましょう」
「そうだな」
街へとゆっくり歩きながら作戦を作りあげた
(水晶玉あるな)
街の門まで来たが明らかに水晶玉がある
(作戦を実行するしかないか)
背負ってる奴を気づかれないように、揺らし作戦を実行する合図を送った
「うぐ!」
突然心臓を押せえ痛み出す振りをする
「だ、大丈夫か!」
水晶玉の近くにいた門番が走ってくる
「大丈夫か!どこが痛むんだ?」
かがんでこちらの安否を確認してくれる
ゴン!
ザン!
かがんだ所を自分の背にいる奴が殴るそして頭が落ちた所をすかさず刺しうめき声すら出させずに殺した
「セレス喰え」
ムシャムシャとセレスは急いで喰い始める
「門番一人でよかったですね」
「ああ」
「主食った」
「早いな」
セレスの口を適当な物で拭き辺りを警戒しながら町に入って行った
ギギ―と門を開け入って行った
(人は、、そこまでいないな)
「足治せる場所はどこだ?」
「あっちです」
「どっちだ」
「右前です」
教えられながら足を治せる店まできた
「おばちゃん怪我治して―」
「あ?ああ、あんたかい」
「足治して―」
「お代を先に頂くよ」
「はい」
「じゃあ治すよ。ここに降ろしな」
「分かりました」
「・・・なぜここが怪我してるんだ?」
「・狼に噛まれまして」
「歯形が狼じゃないよ」
「・・・」
「誰にこの傷をつけられたんだ?」
「・・・」
「だんまりかい。そこのこの子が何で怪我したか分かるかい?」
「知らないですね。荒野を通ってたら大きい声出しながら助けを求めてきて連れてきただけなんで」
「・・そうかい」
おばちゃんに聞かれたことを即答したことによってあまり疑われずに乗り切れた
「まあ金は貰っている。治してやるよ」
「ありがとうばっちゃ」
「・・・」
おばちゃんは不機嫌な顔をしながら傷を治した
(ポーションかけて包帯を巻いてるな、、お、包帯剝がしたらもう治ってる)
「治ったよさっさと帰りな」
背中に背負ってた奴は立ち上がり少しジャンプをしたりして足がちゃんと機能することを確認している
「うん治ってる」
「もう来るんじゃないよ」
「分かってるよ」
店を出る
(称号店はまだ行かなくてよくて鍛冶屋は強化したい奴がない、武器屋に少しだけ寄るか、、ああもうそろそろログアウトしないと)
「あの」
「なんだ?」
「私とパーティを組んでください」
頭を下げながらそう頼まれた




