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第191話上位種

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「・・・」

ぐちゃぐちゃ、ボリボリ

(第一村人が人食ってるんだが)

何人かの第一村人が、人を貪っている

「貴様、いつまで見ているつもりだ?」

「僕に話かけてます?」

村人の一人に話かけられる

「小腹が空いていた所だ。お前も食って、スンスン」

少し距離が空いた所で、何かを匂い嗅ぎ始める村人1

「?誰だお前は」

他の村人も自分に気づき始め、何かの匂いを嗅ぎ始める

「・・・」

明らかに警戒を始める村人達

「どうかしたか?」

「・・・」

ジリジリと距離を取られる

「質問をする。お前たちの種族はなんだ?」

「・・・私の質問を先に答えて貰う」

「いいだろう」

「2つの質問をする。その死臭を漂わせている子供は何者だ?」

「死の神の子供だ。神の子供」

「・・・2つ目の質問だ」

いまいちピンと来てないようだが、神の子供と言うのは飲み込めたようだ

「お前に付いてる、同族に似た匂いはなんだ?」

「セレスの匂いかね。まあ自分の仲間の匂いだね」

ブオー!!

「これは船の音かね。君たち動かないでくれよ」

「・・・」ジリ

パン!

「動くな。次は当てるぞ。動かなかったら危害は加えん」

足元に銃弾を撃ち、脅す

「セレス―!こっちまで早く来い!!」

大声でセレスを呼ぶ

「あいつ船の上でジャンプしたな」

遠目でも分かるほど、船が大きく揺れている

「なんだ?」

「同族が来るぞ」

ドン!

セレスが落下し、砂埃が巻き上がる

「おっと」

死の子供を持ち上げ、目を閉じる様に言う

「主、こいつらは?」

「ひ、姫!」

「・・・・お前らの上位種か?」

セレスを見た瞬間、発した言葉で上の立場の、種族だと言うことを予測する

「姫?」

他の村人は困惑している

(どういうことだ?)

「全員この者に手を出すな。暴食姫だ」

「ああー!」

その言葉で全てを理解する

「お前セレスを何かで知ってて、驚いてたのか。ああ納得」

「主、この人達だれ?」

「お前の進化前の人食い種」

「ジュル」

セレスが涎を垂らす

「食べないで」

「主?」

怯える人食いに、涎を垂らすセレス

「まあ、食ってもいいんじゃない?特に何もないだろうし」

「じゃ」

セレスが手を振るうと、斬撃が飛び出す

「目を開けていいぞ。怖かったら目を閉じてくれ」

死の子供に目を開けさせる

「お前にも名前を付けないとな」

死の子供の頭を撫でながら、セレスに着いて行く

(人食い種逃げ足早いな。無言で逃げてるわ)

人食い種は逃げ足が速かったが、流石に戦闘経験がバカほどあり、上位種のセレスからは逃げれなかった

「ウメウメ」

「気分は大丈夫か?」

「だいじょぶ」

「喋れるようになってきたな」

「かしこい」

賢い死の子供はどんどんと喋ることが出来始めた



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