第184話泥濘漬け
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「子供を殺されて激おこ」
「・・・邪魔するな」
気配を強める、動物を離れさせる気配を強める感覚だ
「・・・」
狼はどこかへと消えた
「主凄い」
「弱い奴を強くするのは難しいな」
「早く助けて下さい」
「待っておけ」
ナメを助ける
「助かりました。じゃあ」
帰ろうとするナメを引きずり、森の奥へと進んで行く
「龍の瞳、、こっちにまだいるな」
「私戦えませんよ!」
「足止めは出来るだろう」
「いやできますけど!この森は無理ですよ!右危ないです!」
ザン!!
「ナイス」
「ん」
セレスが何か、謎の生物を討伐する
「なんだこいつ?」
「新種だぁ!さっさと帰りましょうよ!新種のモンスターですよ!」
「セレス喰え、そして情報を寄越せ」
「ボリボリ、背骨硬い、ボリボリ」
「よく噛めよ」
「うん。初めて食べる。雑種かな?狼の味もする」
食いながら喋り始めるセレス
「ボリボリ、鳥と狼のハーフみたい」
(4足歩行で羽根と毛の両方混じってるな。食べる音的に骨は鳥骨かね)
「狼に鳥の羽根くっついた見た目ですね」
「!、、先に進むぞ。嫌な予感がする」
「分かった」「分かりました」
足早にそこを離れ、森の奥地へ進んで行く
「おいおい多すぎだろ」
うじゃうじゃと蟻がいる
「軍隊蟻かよ」
「木の上に避難してて正解でしたね」
「さっきの狼食われてる」
(さてどう進むか)
思考を回す
「ずっと右手に魔法剣持ってますね」
「いつも右手に何かしら持ってたから、なんか持ってないと違和感凄くて」
「主、今杏夏の匂いがした」
「補足したか、走るぞ」
「え!」
一番前がセレス一番後ろがナメ、真ん中に雫で走り出す
「ヒィ!!来るな!泥濘にハマれ!」
狼に追われているナメが泥濘を作り出す
「グルル」
「2段ジャンプ!落ちろ!落ちろ!」
ネットを発射し続ける
(あれどっから出してるんや?体の周りでどこでも出させるのか?)
「衝撃増量、ぶっ飛びハンマー」
セレスはピコピコハンマーを取り出し、前から来る敵を吹き飛ばし続ける
「横から来る!」
「指輪の力を解放する。全員足を止めるなよ」
「了解!」
セレスの足が速くなる
「腹減りの指輪、真名慈悲の魔王の指輪、俺はここから逃げたい。力を出せ」
チャキン!
不完全に力が解放されました
「十分!ナメ!、手を」
「え?はい!」
ナメの手から体にかけて力を流し込む
「あ!なんか流れて来てる!」
「スキルを使え」
「・・・オールアクセル」
全員の足がとてつもなく速くなる
「泥濘使うと思ったんだが違うかったか」
「急に手を離さないで下さい!転びかけましたよ!」
「指輪、どんな効果?」
「欲望の大きさに寄って力を解放する指輪、無限のエネルギーを手に入れられるぞ」
「ふーん」
足早く、敵をぶっ飛ばしながらどんどん進む
違和感を感じながら