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第181話世界の命運

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

勇者視点


ガッッキン!!

「・・・」

(ガードが堅い。ようやく本気を出したか)

「纏う」

足に雷の魔力を纏わせる

「神の雷」

奴は影に潜み、神の雷を回避するが回避した場所に蹴りを叩き込んだ

「・・・」

ガン!

(ちゃんと剣で防いでくる!)

「・・・」

「ふーー」

「攻撃はしてこないのか?」

「・・・」

(ガンとして攻撃して来ない、防御に専念されるとこんなにも硬いのか)

「人裂き」

「!」

ほんの一瞬気を抜いた瞬間、攻撃が飛んできた

「いってぇ!」

「種族狩り」

「頑健なる鎧!」

瞬時にバリアを出し、守りに入るが

生半可なバリアで防げるほど、奴の攻撃は弱くない

「グァ!!」

バリアが砕け攻撃を食らってしまう

「チェーン」

ジャラジャラ!

「放電!!」

「フン」

放電した瞬間、鎖を瞬時に戻し、奴も距離を取る

「ッチ」

(明らかに警戒心が高い、高すぎる。何を警戒してる?)

「アーム」

背から機械的な腕が2本生える

「対物ライフル発射」

ドン!!

「フーン!!!」

ほぼ本能、反射で重すぎる弾を弾き、無傷でやり過ごす

(おっも!左手一本で返し続けるのは難しいな)

「・・・」ガリ

この時、奴の表情は負の感情に変わった

「神の力か?世界の力か?それとも覚醒でもしたのか?」

「その全てだ」

「イラつくなぁ、、負ける続けるのは、想定外のことをされ続けるのは」

「・・・」

奴の怒りの感情?を感じ取り、肌がピリピリし始める、鳥肌に近い感覚だ

「・・・」

奴の表情が消え去り、感情すらも感じ取れない、目の前にいるのにいないように感じる

「はは、まだまだ本気じゃなかったのか」

「・・・」

「危ない!」

(気づけなかった!攻撃を振っていることに!)

背に冷や汗が垂れ始める

(霧も消え、姿形が全て見えるのに、見えなかった)

「・・・」

「あれ?」

左腕がどこかへ消える

「・・・」

最後に見えたのは奴が俺の首を落とした所だ



「起きろ。リスポーンだ。奴を倒してくれ、世界を壊されるすぎてる」



「ハハハハ!」

体が光出し、勇者の力が溢れ出す

「・・・フーー」

「俺は!救済の勇者だ!そしてお前を倒す!」

落とされた首、左手、動かなくなった右手が元に戻る

「調子を上げいこう!大雨警報だ!!」

雨が段々と強くなり、大雨になる

「天は俺に味方をしているようだな!大精!ダウンバースト!」

空からの風が奴を押さえつける

「神よ!我に力を!ゴットノイズ!」

神力が剣に集まり、それを奴へと放つ

「いっけぇ!!」

ドックン!

自分ではない心臓の鼓動が聞こえる

「水晶の心臓」

押さえつけられているはずの奴が、上に向かって飛び

「回避された、、」

ゴットノイズを回避され、あっけに取られていると

「浮いてる?いや短剣を踏んでいる?」

「・・・」

奴はその場に立っているだけなのに、俺の直感、恐怖心が近づくなと警告する

「・・・」

嫌な予感がする。後ろから死神の足音が聞こえ続ける

「・・・」

奴は指輪をはめている腕をあげる

チャキン!

何かが解除される音が聞こえ、奴の指輪の一つが禍々しい気配を放出する

「・・・魔王?」

昔母親に読んでもらった絵本の中の魔王と奴の指輪を重ねた

「剣よ」

指輪をはめている手にある剣に

ビッシャン!

雷が直撃し、剣はその雷の全てを吸収し、帯電を始めた

「ふー」

奴と目が合う

奴の目は自分が会った人の中で一番綺麗で純粋な瞳をしていた

「来いよ。魔王」

純粋悪の奴を倒す。それに雑念は要らない

剣を構えた


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