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第180話名乗りをあげる天災

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「正義の神よ」

勇者は腕をあげる

「正義を実行する。力を貸してくれ」

その腕に剣が出現する

「・・・」

剣は美しく綺麗であり、聖属性なのか温かな空気が流れてくる

そして嫌な気配を発している

「救済の剣。短剣お前は無理だ」

「りょ」

短剣を腰の銃を入れていた、ホルスターに入れておく

「・・・」

ゆっくりと透明になる

ビッシャン!!

「ク!」

透明化中に攻撃してきた勇者だが、【影の衣】で攻撃を避け、同時に透明化にも成功した

(範囲魔法は持ってそうだから警戒しながら、近づこうか)

ザク

(不味い、なんかしてくる)

勇者が地面に剣を突き刺した瞬間、ジャンプし、空中に避難する

「そこか!」

こちらに向かって指を向けてくる

「!」

それに鼓動するように前方向に【ダッシュ】し、勇者の目の前まで行く

「ライトニング」

「盾」

【武装装着】の効果で左手に吸収盾を出現させ、雷属性を溜める

「バッシュ」

その後盾で勇者を弾き飛ばす

(この盾脆いんやった!ミスったな。壊れてはないな、よし)

「超電磁波!」

「魔力を使おう!」

軍服ぽい服が黄色に変わり、雷耐性がとてつもなく高くなる

「ッチ、透明化が」

「姿が見えたぞ!創生魔法!「放電爆破」

勇者が魔法を発動するタイミングで、スキル【放電爆破】で無理やり詠唱をやめさせる

「アア!!強制叫び!」

ダン!

何かの柱の上に着地する

「ウ!ウウン!俺は天災、龍桜雫」

(病魔と災害を合わせて、ランクアップしたら天災だな)

「??ふざけているのか」

勇者は少しイラついているようだ

「お前は?」

「知っているだろう。火葬」

柱の下に火が立ち込める

「右腕かな」

右腕をロックします

「は?」

ガシャ

右腕に所持していた正義の神の剣が落下する

小振りの雨が降ってくる

「勇者よ。右手無しでどこまで戦えるかな」

「・・・」

落下し、勇者の元へと走る

「命を貰おう!」

ガキン!

ガキン!

勇者は素早く左手で剣を拾い、こちらの攻撃を防ぐ

「纏え!」

剣に雷を纏わせる

「関係ない!」

救済の剣を容赦なく振るう

キンキン!ガキン!!

金属を弾く音とぶつかり合う音だけが響く

(違和感、速い?モンスターあり、何故?)

最初は小さな違和感だったが、段々とおかしいことに気づき始める

「いかずちを!」

「・・・」

シュバっと言う音を立てながら【影の衣】で回避する

(詠唱なし、バフなし、違和感増大)

龍桜雫はこの短時間で、悠長に思考出来ないと判断し、簡易思考回路に切り替え、戦っている

「見えざる諸刃」

半透明な剣を出現させ、振るうが

「フ!」

防ぐ、食らっても追撃が出来ない、などで全てを無駄に消費してしまった

(・・・技術上昇?現ステータス上昇中?)

【モンスター】を発動し、霧鎧、キューブ鎧も発動させている、プラス右腕が動かせないのに、何故か押し負けていることに違和感を感じ続けている

ガキン!!

「天災、お前はここで俺たちに倒される」

「・・・」

死神の足音が聞こえてくる


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