第168話初!獣人発見!
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「ハハハハ!全て壊れろ!!」
自分がしたい行動を叫びながら、地面に足を叩き付ける
「うわあああ!!」
雑兵共が揺れに耐え切れずに、転び始める
「・・・スキル使ってるな、貴様」
「ハハハ、なんだ爺。スキルは使うだろ」
隻腕の爺が話かけてくる
「これ以上先には進ません」
「?・・その先に町でもあるのか?行ってみるか」
「カア!!」
「死にさらせ!」
爺が剣を振り下ろしたと同時に、前蹴りを爺に食わらせる
バキバキバキ!!
「雑魚が!この程度で挑んでくるな!フハハハハ!」
高笑いをあげる
「バカテンション高いですね」
「そうですね」
杏夏とヤドは主である龍桜雫を観察している
「というか元々化け物みたいな反応速度だったのに、もっと早くなってますね」
「杏夏様、主様が使っているスキルはなんですか?」
「あの叫んでるスキルですか、確かスキル名、言語宣言で名前の通りやりたいことを叫ぶとその叫んだ効果だけ滅茶苦茶強化されます。他の効果は弱体化するそうです」
「そうですか、もう一つのスキルはなんですか?」
「ノーダメ―ジの心得ですか?あれはダメージ受けない時間に寄って攻撃力とスピードにバフが掛かるスキルですね。攻撃した後にしか発動しないそうですけど」
スキルの説明をしていると雫に動きがあった
「うん?スンスン、不味いヤドちゃん離れますよ」
「病気の匂いが強くなりましたね」
急いで距離を取る
「ララ―ラララ―」
鼻歌を奏でながら、町を散歩する
「おえぇ、、たすけ、、」
「あれ、獣人だ。初めて見た」
「たすけてく、おえぇ、」
「何の種類だ?犬かな」
「・・・」
ピクリとも動かなくなった獣人を観察する
「あれ?猫ぽい獣人もいる。獣人の町かな?」
「シャア!」
ガキン!
「・・・」
ザン!
「キャン!」
「生きてる猫獣人ゲット」
後ろから攻撃した来た猫獣人の爪を、短剣で防ぎ、返しの刃が命中し捕獲に成功した
「ゴホゴホ!離せ!」
目から血を流しながら、猫獣人は抵抗する。片目は黒ずみ、見えていないようだ
「ここって首都か?」
「はぁ!誰が答えるかよ!」
「死にかけなのに元気だな」
死にかけの猫獣人を引きずり、町を散策する
「何もないな、じゃあ次の町へ行こう!一点集中、ハイジャン―プ!」
死にかけの猫獣人を放置し、空へと飛ぶ
「多段ジャンプ生成、鼓動しろ!水晶の心臓!」
透明板が壊れる前に、【水晶の心臓】を発動させ、次の町へと飛び続ける
「なんだあのスキル?移動速度早いな、一切落下しなくて、一切減速してなくて、ずーと横方向だけに飛んでるな」
「ボス!病魔が現れました!」
「・・・マズイ!あの飛んでる奴病魔だ!多分!急いで拠点戻るぞ!」