表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
168/250

第164話病魔の魔王

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「え!病魔の魔王が現れたんですか!」

「そうだ。プレイヤーを追って、町をいくつも潰しているようだ」

「行かないと」

「ダメだ!今行っても、勝てない!」

「行かないと分からない」

病魔が、病魔が現れたんだ。早く奴を倒さないと

「落ち着け、お前は奴に一度負けたんだぞ。強くなったとは言え、病魔は怪物だ」

カタン、

「すみません。出口はどこですか?」

「大丈夫か、まだ動いては」

昨日連れて帰った、傷ついたワイバーンの娘が立ち上がっている

「病魔に襲われた主を助けないと」

「・・・ダメだ、まだ傷が治っていない」

「関係ないです。出口はどこですか?」

「俺も着いて行こう」

「ヒロト!」

先生の方を向き、ぎこちない笑顔を作る

「大丈夫です。俺は勝ちますよ。勇者ですから」

「ヒロト、、」

先生を置いて、病魔がいる場所へと向かう

「・・・別れの言葉はいらないのですか?」

「大丈夫だ、ふーー俺は強い、勝てるからな」

手が震える、恐怖が大きくなる、だが勝つ

そう心に決め、足を進める



「すまないな、乗らせて貰って」

「グオ~」

ワイバーンのミロの背に乗らせて貰い、凄い速さで病魔が確認された場所へと移動する

「見えたぞ。ルナーリ街だ」

ルナーリ街は、燃え盛っている

「ここで、十分だ。遠くから見ていてくれ」

ミロから降り、地面へと落下する

「!」

体中に悪寒が駆け巡る

ガキン!!

「勇者か!」

大きな体格に、所々に鎧を着けている、巨大な斧を持っている人物が立ちふさがった

「退いて下さい」

「それは出来ない。龍さんの命令だ」

「原種強魔法、サイクロン!」

竜巻を発生させる

「発生がはやい、な!」

巨大な斧を振り下ろす

「パワーアップ、返しの刃」

カキン!!

巨大な斧を跳ね返す、腕が痺れる

「クゥ!」

「サクロンノヴァ!」

巨大な斧を回転させ、自身を中心に竜巻を作る

「原種魔法極大、神の雷」

ビッシャン!!!

「・・・」

大男が倒れる

「魔力の節約は出来ないな」

街へと入り、走り出す

「ちょい待ち」

ガキン!!

着物を着た、長い銀髪の人が襲い掛かってきた

「大樹さんが防ぐはずだが、どうやって入ってきた?」

「倒した。生きてはいると思う」

「・・・・救済の勇者か?」

「そうだ」

着物の人の表情が、無表情になる

「通れ、見逃してやる」

「・・・」

「死ぬ可能性のある試合は出来ない。今死んだら不味いのでな。さっさと行け」

「通らせて貰う」

着物の人の横を走り通る

「!!」

「あ?やっぱり生きてたか、勇者」

宿敵は街の中央の広場で佇んでいた

「ふーー救済の勇者、スペール・アウロ・ヒロトだ。お前を倒す者の名だ」

「龍桜雫、お前の命を奪う者の名前だ。冥土の土産覚えておけ」

「忘れたことはないさ」

「そうか。死を呼ぶ風、ステージ3病魔の風」

体が病魔に侵される

「対策はしている、大精霊信仰合体魔法、神の守護」

体から病魔が消え去る、タイムリミットは10分だ

「スキル発動だ、ノーダメ―ジの心得、大将軍のリンゴ、剣舞、職業スキルセカンドアーム」

奴の背から機械的な腕が生える

「君は生き残れるかな」

「勝って笑う」

魔王との戦いが始まった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ