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第159話硬い花蓮

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「クソ!」

「汚い言葉ですね」

ガ!

相手が剣を振る直前に、手首の近くにシールドを置き、剣を振らせない

「鬱陶しい!」

「腕を振らずに剣を扱ってみては?」

相手の脇にシールドを置き、剣を振らせない

「フフフ、まあいいお前も攻撃できないからな」

「出来ますよ」

相手の頭上にシールドを叩き付ける

「クソ!」

剣を頭上に移動させ、ガードしようとした時に肩にシールドを置き腕をあげさせなかった

ゴン!

鉄板が叩き付けられた音がする

「ぶべら」

「あなた、剣に頼りすぎでは?動いて避けようとすらしないじゃないですか」

「うるさいぞ」

立ち上がりながら、剣を滑らしこちらを攻撃しようとしてくる

「距離を考えて下さい」

パン!

ボルトアクション式のライフルを撃つ

「ああ!イラつく!気持ちよく攻撃させろよ!」

ただ単純にエイムが悪く、弾を外した

「最初の敬語はどこに行ったのやら、村田さんと同じタイプでしょうか?」

相手は当たると思い攻撃を中断していた

「・・・何故お前はあのギルド長に着いて行ってるんだ?」

突如話を振られる

「何故今聞くのか分かりませんが、答えましょう。単純な話ですよ。あの人に命を守られたからです」

「・・・」

ガキン!

「残像ですか、、頭を使ったようですが意味なかったですね」

「チッ」

「これが猿知恵って奴ですか」

「剣の舞を見せてやる」

「見せなくていいですよ」

シールドを相手の周りに展開し、行動すらさせない

「開けろ!」

ドンドンとシールドを叩いているが、無視し攻撃隊長、村田弦の方へと走る

「あなた頑丈そうなので、うちの攻撃隊長に切って貰います」

少しばかり走ると

「あ!花蓮さん!」

村田に抱き枕にされているレオンを発見した

「村田さん、斬れ」

チャキン!!

「おはよう。花蓮」

「おはようございます。残党を探しますよ」

シールドの上から攻撃隊長を斬り倒した

「テンションと気分はどうですか?」

町中を走りながら、雑談をする

「最高の気分。昔のマスターを思い出した」

「そうですか」

ドッカン!!!

「爆発音が大きくなってますね。杏夏さんが大暴れしてるんですかね」

「・・・いやこの音は工房の方から」

「村田」

声をした方へ、花蓮と村田が振り返る

「状況は?」

「少数精鋭で攻め込まれています。恐らく全員海を渡る手段を持っています」

「花蓮、被害状況は?」

「問題はないです。ただ上空で戦っている、副マス次第で町の被害状況が変わります」

「じゃあまだ大丈夫そうだな。後どれぐらいで完成する?」

「後20分ほどで!」

工房の奥から声が聞こえる

「散歩してくる。完成したら持ってきてくれ」

「はい」「はい」

マスターはどこかへ散歩に行く

「攻め込まれてるのに、のんびりしてますね」

レオンが不思議そうに話す

「マスターは重要な試合の途中で寝たりするから、慣れた」

「あの性格だから村田さん達や私が懐いたんですけどね」

「昔の思い出を話したくなってきた」

花蓮と村田は昔話をし始めた


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